試乗
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フォルクスワーゲンがID. Buzzに3列仕様を加えたワケ。電気で走る現代のワーゲンバスに試乗


TEXT:小川フミオ PHOTO:VW AG
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フォルクスワーゲン ID. Buzzのコクピット

室内は、ID.Buzz ロングホイールベースの特徴だった、ハーマンミラーやパントンなど1960年代の家具を思わせるような、丸みを帯びた造形感覚と、明るい色調が随所に活かされている。

室内のカラーコンビネーションの使いかたもうまく、たとえば白とイエロー、あるいは白とオレンジといったぐあい。気分が浮き立つ色づかいだ。

大きなウインドウやグラスルーフとともに、写真でみるかぎりだけれど、3列めシートに座っても居心地がよさそうと思わせる。

満充電からの巡航距離は未発表。ちなみに標準モデルは423kmなので、米国のメディアのなかには大型化したバッテリーの容量を勘案して約497kmなどとしているところもある。

それだけ走れれば、オーバーランド(クルマでのキャンプ旅行)も出来そうだ。パワートレインが電気だろうと内燃機関だろうと、いかにも楽しそうなモデルが出来上がったといえる。

Vol.2へ続く

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