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TEXT:TET 編集部
災害時にも活躍できるEVの可能性を淡路島で体験! 「AWAJI EV MEET 2025 from OUTDOOR FEELS」開催決定

楽しくEVで“もしも”に備える 1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災、そして2024年には能登半島地震。地震大国と呼ばれる日本は常に震災の危険にさらされている。これだけ大震災が頻発すると、災害時の備えを見直さなければならないかもしれない。 一方で、自動車業界は100年に1度の大変革期として「電気自動車(EV)」に大きな注目が集まる。一部のEVは、車両から電気を取り出す機能を有し、お湯を沸かしたり調理器具を稼働させたりすることだってできる。EVは、エンジン車と違って発電のためにアイドリング状態を保つ必要がないため、排気ガスや騒音といった問題を気にすることなく、エアコンを稼働させながら快適な車中泊ができるのもメリットだ。このような機能は、災害時においても緊急避難場所として活用できるうえに、クルマから電源供給が可能であるため、停電地域への「動く電源」としての活躍も期待できる。 4月19日(土)に淡路島国営明石海峡公園特別駐車場にて開催される「AWAJI EV MEET 2025 from OUTDOOR FEELS」は、阪神淡路大震災の中心地でもある淡路島内の国営公園特設エリアを舞台に、EVのさまざまな可能性を体感できるソーシャルイベントだ。 EVオーナーが集いEVの「生」の魅力を発信! 会場にはEVオーナーが集い、愛車を挟んで語り合えるオフ会エリア「EVミートアップゾーン」が設けられる。EVオーナー同士の情報交換はもちろんのこと、EVに興味のある方の参加も大歓迎で、EVライフの楽しさを広く伝えることを目的としている。また、当エリアにはHYUNDAI OWNERS CLUB Japanの正式プログラムとして、多くのHYUNDAIオーナーも集まることになっている。 さらに、EVオーナー代表とキャンプ女子インフルエンサーによるEVライフの可能性を語るトークセッションも予定している。 最新EVを体験できるEV試乗&展示エリア! また、当日はEV試乗会を開催。風光明媚な淡路島を堪能できる試乗コースが用意され、HYUNDAIの最新モデルをはじめとするさまざまな最新EVに試乗することが可能だ。もちろん展示車も用意されており、じっくりと最新EVを眺めることができる。 そのほか、さまざまなEV関連企業がブースを出店し、イベントを盛り上げてくれる。 車中泊ゾーンでEV仲間と楽しい時間を過ごそう! 今回は、イベント会場に隣接した「癒し」と「食」をテーマとした複合型天然温泉リゾート「アクアイグニス淡路島」の協力により、特別に「EV車中泊ゾーン」も設置される。イベント終了後に「EV車中泊ゾーン」にて、「オール電化」のEVキャンプを実施する。 EVキャンプでは、参加者持ち寄りで食事をしながら春の夜を楽しめる。もちろん「アクアイグニス淡路島」の目玉である「大阪湾の海面が溶け込むインフィニティ温泉」や「地下1000mの深度から湧出する天然温泉」も堪能することが可能だ。 「AWAJI EV MEET 2025 from OUTDOOR FEELS」では現在、参加登録を受付中! 会場のレイアウトの都合により、参加には事前登録が必須。申し込みサイトよりエントリーいただきたい。 「AWAJI EV MEET 2025 from OUTDOOR FEELS」 〈申し込みサイト〉 AWAJI EV MEET 2025 from OUTDOOR FEELS 〈参加費〉 EVミートアップ:1台2000円、追加オプション:車中泊1台7000円 ※税込み ※車中泊は複合型温泉天然温泉(アクアイグニス)利用料の500円割引がございます。 ※車中泊は参加台数に制限がございます。ご希望多数の場合は先着順とさせていただきます。 〈主催〉 株式会社交通タイムス社/株式会社ONE

TAG: #キャンプ #試乗会 #車中泊
TEXT:斎藤充生
売り物ではなく概念を展示するモデリスタ! 正体不明なトヨタbZ4Xはブランドの「新化」という概念を示すスタディモデルだった【大阪オートメッセ2025】

専用エアロのないレア車をスタディモデルに選んだ理由 正体不明感をまとったトヨタbZ4Xはモデリスタのスタディモデル! 五感に響く機能を目指して「新化」するブランドの概念を示す【大阪オートメッセ2025】 正体不明なbZ4Xはモデリスタの概念を示した 大阪オートメッセ2025の広い会場内のなかから、EV関連の出展を探し出すため会場をせっせと歩きまわっていたところ、ひと際輝きを放つ1台のクルマを発見。カスタムカーショーの会場ではよくあることだが、一瞬ベース車両が何なのか分からず、答えを導き出したくなり吸い込まれるようにブースを訪れた。 近づいてみて初めてベース車両の正体がわかった。トヨタのSUV型BEV「bZ4X」だ。現行車種だが街なかでの遭遇率は非常に低く、完全にレア車と化している。だからベース車自体を見慣れていないうえに、カスタマイズによって正体不明さが増したことで興味を惹かれ、つい足を止めてしまった。 この正体不明のbZ4X、オーラ満点の車両を製作したのは、トヨタカスタマイジング&ディベロップメントだ。頭にトヨタと名の付く会社だけど、それってどこ? と思う方もいるだろう。だが「モデリスタ」と聞いたらどうだろうか。トヨタ車オーナーなら知っている方も多いだろう。そう、トヨタの販売店にカタログが置かれ、ディーラーでも購入できる内外装パーツとしてお馴染みのブランドだ。 しかし、なぜブース内の一等地にレア車ともいえるbZ4Xのカスタマイズ車両を展示しているのだろうか。決して売れているとはいえないbZ4X用に、新たにエアロキットをラインアップするとは思えない。 そこで、その疑問を同社用品企画部の浜崎氏にぶつけてみた。すると明快かつ「なるほど」と思える回答が返ってきた。 「モデリスタというブランドの新化を示すもののひとつとして展示しています。bZ4X用の新たなエアロパーツというわけではなく、新化・未来を表現の題材としたときに、クルマの未来を象徴するものがEVだと思いましたので、bZ4Xを選びました」 つまり、モデリスタとしての未来を表現するためには、EVがうってつけであり、それがbZ4Xだったということなのだ。だから、bZ4Xありきのディスプレイではないということに注意する必要がある。 では、このクルマが表現する新化・未来とは何か。それを知るためには、とある造形物について知っておく必要がある。

TAG: #bZ4X #スタディモデル #大阪オートメッセ2025
TEXT:斎藤充生
子どもに大人気の電動バギーに大迫力のエアロキットや色が変わるフィルムまで登場! 大阪オートメッセのEV関連出展物はどれもユニークすぎた

大胆な「みきゃんカラー」で子どもたちに大人気 ディアパソン C580 Fork3 ヤマハが2026年内の発売を目指して開発を進めている小型特殊規格の低速EV「ディアパソン C580」は、この大阪オートメッセで新たに「オトナの隠れ家」をコンセプトに開発されたトレーラーを牽引した「ディアパソン C580 Fork3」を出展。 岡山県の両備テクノモビリティーのトレーラーを使用し、愛媛県のフィーストが改造を担当。外装には愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」が大胆に描かれ、瀬戸内色の強いコンセプトモデルになっている。 ヤマハがかつて販売していた電動バイクのEC-02もみきゃんカラーにカスタムされ、トレーラー内でホビー用のバイクを整備して、外を走りまわるような使用方法を提案。トレーラー内の電源はもちろんポータブル電源を使用しており、ディアパソンに使用するバッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」の充電も可能な仕様になっている。 ヤマハブースの隣には、子供たちを対象としたアクティビティ「こどモビリティ」が展開されていたことに加え、この親しみやすい外観からか、入れ替わり立ち代わり子どもたちがディアパソンに座っては記念撮影をしていたのが大変印象的だった。 小型特殊規格に収まるディアパソンだから、運転に必要な小型運転免許は16歳から取得できる。子どもたち、あと少しで本当に運転できるようになるから、それまでお楽しみに!

TAG: #G-7オートサービス #オートバックス #ヤマハ発動機 #リバティーウォーク #大阪オートメッセ2025
TEXT:斎藤 充生
大阪は電動モビリティも元気いっぱい! ヒョンデの超注目EVにスズキ初の電動モペットなど見どころたくさん

ヒョンデの新型スモールEV「インスター」は隠れキャラクターの宝庫 大阪オートメッセに初のブース出展を行なったヒョンデは、発表されたばかりのスモールEV「INSTER(インスター)」を2台と、オートバックスと協業し、土屋圭市氏監修のもと開発されたチューニングパーツを装着した「IONIQ 5 N DK Edition」の計3台を展示。 カスタムカーショーではいわゆる走りのモデルに注目が集まりがちだが、今回は圧倒的にインスターに多くの人だかりができていた。軽EVに迫る魅力的な価格設定と実用的なコンパクトさからか、購入検討モードで車両を隅々までチェックしており、関心度の高さが伺えた。 これまで日本にライアンアップされていたヒョンデは、どことなくクールなイメージのモデルだったが、このインスターはユーモアたっぷりでカジュアル。 ボディシルエットこそ骨太でアクティブな印象を受けるが、車内外のいたるところに公式キャラクターのモチーフともなった円が描かれており、なかなかポップな表情を見せている。 こういった愛らしさが親しみやすさを生み、人々の関心を自然と生んでいるのではないかと感じるところで、1960年代のラリー・モンテカルロ参戦マシンをイメージしたカスタム版のインスターを含め、ヒョンデの意外な一面が感じられるクルマといえそうだ。 今春にはHyundai Customer Experience Center 大阪(CXC大阪)のオープンを控えるヒョンデにとって、この大阪オートメッセは関西圏のユーザーに対し、絶好のアピールとなったに違いない。

TAG: #オートバックス #スズキ #ヒョンデ #大阪オートメッセ2025
TEXT:斎藤充生
小型3輪モビリティはカッコかわいいだけじゃない! 造船会社ならではの超絶クオリティで魅せるe-NEOの「NEO-ONE」&「NEO-Light」【大阪オートメッセ2025】

なぜ造船会社が小型モビリティ事業を始めたのか? 大阪の造船会社が小型EVモビリティを作っているのをご存知だろうか? 1936年から大阪で造船業を営むダイゾーは、エアゾール事業や特殊潤滑剤を扱うニチモリ事業など、造船以外にも幅広く事業を展開し、それぞれの分野で高いシェアを誇る企業だ。 そのダイゾーは、2025年2月7~9日まで開催の大阪オートメッセのEVスマートモビリティ体験エリアに、自社ブランド「e-NEO Produced by DAIZO」の小型EVモビリティ「NEO-ONE」と「NEO-Light」を展示している。ではなぜ造船会社が小型モビリティ事業をはじめたのだろうか。 取材に応じてくれたダイゾーの陸機事業部第二営業部EVグループに所属する上原さんによると、「ダイゾーでは4年ほど前から造船エリアの広大な敷地と豊富なものづくりの技術力を活用して、輸入されてくる小型モビリティの検品受け入れ業務を行なっている」のだという。 その経験を活かして「自社ブランドを立ち上げることはできないだろうか」と検討したのがきっかけとなり、約2年の準備期間を経て昨年10月に立ち上げられたのが「e-NEO Produced by DAIZO」という小型モビリティブランドだ。 無骨でカッコイイ第1弾モデル「NEO-ONE」 第1弾モデル「NEO-ONE」は、全長2245mm×全幅1150mm×全高1630mm、前1輪後2輪、ハンドル形状はバイクタイプを採用した小型3輪電動モビリティだ。充電は普通100Vと普通200Vの両電源に対応。1回の充電で約100kmを走行可能で、乗員は前ひとり後ろふたりの計3名。モーター出力は3000W(3kW)、普通免許で運転することができる。 後部座席へのアクセスは多少不便さを感じるものの、乗り込んでしまえば足元は広く、思いのほか天地方向にもゆとりを感じる。だが、これで3名が乗車して片道100km走行するのは本来の使い方とはいえず、自宅から駅やスーパーなどへの近場利用で3名が乗車するというのが現実的な使い方のようだ。 雨風を防ぐためのレインカバーを装備し、運転席の脇に設けられたファスナーを上げ下げすることで乗り降りを可能にしている。ただし、レインカバーを装着したまま外に置きっぱなしにすると、徐々に曇りが発生するため、1年に1回程度の交換をオススメしているという。 交換はカバーの外周に沿って設置されたネジを手で外して付け替えるだけという気軽さで、部品代も2万5000円程度と安価に抑えられているから、良好な視界確保のために、適宜交換したいところだ。 運転席の頭上には外気の取り入れ口を設けるほか、室内灯と小型ファンも設置されており、夏場の運転にも配慮がされている。このような快適装備を搭載した小型モビリティは珍しく、NEO-ONEの強みといえる。 展示されたボディカラーがマットブラックということもあるが、見た目は男性的でやや無骨な印象。それでも、各部に有機的なライン処理が施されるほか、この手の小型モビリティにしては望外なレベルでパネルのチリが合っており、品質の高さを感じさせる。 前出の上原さん曰く「そこはもともとが造船会社ですから、社内で求められるクオリティで作った結果ですが、まだまだもっと品質を突き詰めていきたいです」と謙遜するものの、このあたりはブランド立ち上げに伴い、中国に現地関連会社を作っただけのことはあると感じる部分だ。

TAG: #e-NEO #大阪オートメッセ2025
TEXT:斎藤充生
東京オートサロンのテスラ全部撮る! 台数増加のカスタムテスラが激旬だった

緊急企画「サロンのテスラ全部撮る」 それは突然のことでした。1月10~12日まで開催されたカスタムカーショー「東京オートサロン2025」を取材中、ちょっと休憩のつもりで報道関係者が集まるプレスルームに戻り、THE EV TIMESのF氏と会場内の展示車両について情報交換をしていた時のことです。 斎藤「いや~、今年はEVの展示が増えましたね~」 F「増えた、増えた。とくにテスラが目立つよね」 斎藤「確かにいわれてみればチラホラ見かけた気がします。各車でテイストも違っていて面白いです」 F「ならさ~、斎藤君まだ取材続けるでしょ? 移動している最中に見つけたテスラ全部撮影してさ、それで記事でも作ってよ!」 斎藤「(!!!! えぇぇぇぇ) は、はい、かしこまりました。やらせていただきます(大汗)」 簡単にいうな~! と心のなかで叫びつつ、笑顔は崩さず最敬礼。下っ端フリーライターの悲しい性で、来るもの拒まず折角のご発注に対してはありがたく頂戴いたします。 とはいえ、出展社数389社、会場のあちこちに点在する展示車両の合計は857台。出展社の名前と展示位置は会場マップを見ればわかるものの、その389社がどんなクルマを展示しているのかまでは、細かく情報が掲示されていません。そうです、広い会場を歩いて探すしかありません。 ほかにも取材すべきクルマやブースはあるのですが、残りの取材可能時間は約4時間、立ち止まっている暇はありません。会話から生まれた思いつき企画、題して「サロンのテスラ全部撮る」実行です。 オートバックス:A PIT EV MODEL Y オートバックスの旗艦店「A PIT AUTOBACS SHINONOME」が製作したモデルYは、EVでもカスタマイズする楽しさは健在であることを証明するための1台になっています。 EVというとカスタムやチューニングはできないんじゃないか、と構えてしまうところがありますが、A PITの手にかかればそんなことはありません。むしろA PITととしては、どうやったらお客さんがEVでもカスタムを愉しんでもらえるか、ユーザーに先行してEVカスタムの可能性を探っているわけです。そのため、ラッピングすることでセンサー類に異常が発生しないかもテストしているといいます。 カスタムというと、外見の変化に目が行きがちですが、車内の快適性向上も立派なカスタムのひとつです。モデルYはそのキャラクターから長距離移動の需要が高いと考え、レカロシートを導入するうえではセンターコンソールに肘が置きやすくなるように、シートレールを独自開発し最適な高さになるよう調整が施されています。 また、車内の音楽視聴環境にも注目。ビーウィズとフォーカルのテスラY、モデル3専用スピーカーキットをラインアップするほか、静音キットを開発して両者を組み合わせることで、静粛な車内を創り出し、クリアな音質を響かせることに成功しています。 走りの面でも、A PITオリジナルのサスペンションキットとアンプラグドの調整式スタビライザーで質感を高める工夫がされていますし、BBSのLMホイールも前後異なるサイズをスマートに装着してみせています。もちろんエアロも車検対応品で、Maxton Designのものが採用されています。 YOKOHAMA&YOKOHAMA WHEEL:リバティーウォークEV向けエアロ装着 モデル3 横浜ゴムのADVANブランドをPRするブースで光り輝いていたのは、リバティーウォークのEV向けエアロシリーズ「LB-E-WORKS」をまとったテスラ・モデル3。迫力のワイドフェンダースタイルは誰が見てもリバティーウォークのそれで、米国を中心に海外でウケること間違いなしのルックスです。 足もとは「走りのホイール」として絶対的な人気を誇るADVAN Racing GTの進化型ホイール、ADVAN Racing GT Beyondの19×11Jを前後に装着。深くコンケープしたスポークが、凄みを感じさせます。もちろんここは横浜ゴムのブースなので、タイヤも275/35R19のADVAN Sport V107を履かせてビシッときめてます。 リヤも存在感のあるダックテールウィングとディフューザーで完全武装。王道のリバティーウォークスタイルでありながら、上質さを感じるのはそのデザインが完成の域に達しているからでしょうか。 黒基調のブースに真っ白なド迫力ボディとレーシングチタニウムブラックのADVANホイールの組み合わせは、オートサロンのEV関連展示では間違いなくもっとも「映え」ていた1台です。 MID WHEELS:EV専用ホイール「TW025」装着 モデルY アルミホイールの老舗メーカー「マルカサービス」が展開する「MID」ブランドは、モデルYにEV用ホイールとして開発されたTW025を装着して展示。車両の左右で装着ホイールの色を変え、オプションパーツの有無でも違いを表現していました。 マルカのMIDといえば軽量かつ高強度なホイールを生み出す「フローフォーミング製法」が有名ですが、このホイールの場合はEV特有の静かな走りを阻害しないよう、ホイールのインナーリムの厚さをあえて厚くするEV専用チューニングが施されています。 厚みを増やすことで重量は多少重くなる反面、バネ下から発する共鳴音を抑え、車内に侵入する不快なノイズを低減できるそうです。とくに後部座席は後方に大きなラゲッジスペースを抱えていることから、その効果を顕著に感じられるとのことです。 また、このホイールには「エアロコンセプトプレート」と呼ばれるリムに沿って装着するプレートがオプションで設定されています。 見た目の印象が大きく変化するだけでなく、空力的な洗練さを感じさせることから、メカ好き男子には堪らないアイテムではないでしょうか。

TAG: #カスタム #テスラ #東京オートサロン2025
TEXT:斎藤充生
EVのチューニングカーに新車とトピックが目白押し! 東京オートサロン2025を彩ったEVたちを一挙公開

EV勢力拡大中の東京オートサロンから気になるトピックをお届け 東京オートサロン2025では、電気自動車(EV)の出展が例年にも増して目立った印象だ。ここまでいくつかのトピックを独立した記事としてお届けしてきたが、当記事ではそのほかの注目すべきEV関連トピックをまとめて紹介したい。 BBS:新素材を採用したEV・SUV向け新作ホイールを発表 高級ホイールとして確固たる地位を築いているBBSは、開発に10年を要したといわれる新素材「FORTEGA」を使用した新作の1ピース鍛造ホイール「FL」を発表。 高負荷・高荷重になりがちな重量級SUVやEVをターゲットとしたホイールで、早速ポルシェ・タイカン4 クロスツーリスモにフロント9.5J、リヤ11.5Jの21インチを装着して展示。 新素材のFORTEGAは、従来のアルミニウム合金と比較して高剛性を維持しながらも、約10%の重量軽減効果が得られる素材で、同じくBBSのハイスペック素材である「超超ジェラルミン」を上まわる剛性を確保したという。EVの電費を犠牲にすることなく、運動性能と乗り心地の向上に貢献することだろう。 オートバックスセブン:小型電動モビリティ取り扱いの動き オートバックスは、運転免許不要で乗れるパーソナルモビリティとして近年注目を集める小型電動モビリティ・特定小型原付の販売にも力を入れている。 現在は、世の中に数多とあるなかからオートバックスがセレクトした8メーカーの車両を取り扱う。店舗により扱いメーカー数は異なるようだが、各店舗では乗り方や交通ルールに関する研修を受けた専任スタッフが、事前に試乗も行ったうえで顧客の購入相談に乗ってくれるというから、安心感が高い。 また、これらを扱う全国35の店舗では、店頭で試乗することも可能なうえ、クルマに積めるかも確認させてもらえるなど、大型カー用品店ならではの強みを活かした販売スタイルが特徴だ。今後も専任スタッフが常駐する取扱店舗は拡大予定だという。 ヤマハ発動機:フォーミュラE GEN3 Evo「Lola T001」を本邦初公開 EVのフォーミュラマシンによって争われる「ABB FIAフォーミュラE世界選手権」の2024/2025シーズンから参戦を開始したヤマハ発動機が、今シーズンから使用されている新型フォーミュラEマシンGEN3 Evoの「Lola T001」を国内初披露した。 F1より30%ほど速い0-100km/h加速性能を持つフォーミュラEで、ヤマハはモーター、インバーター、ギヤボックスを開発し、車体開発を行うLolaに対して供給を行っている。新型マシンはレース中のアタックモード効果が増大したことで、従来以上にカオスな展開を見せている今シーズンのフォーミュラEだが、会場で話をうかがったヤマハの担当者によれば、「(カオスな状態になるのは)十分想定していた範囲」とのこと。 5月には再び東京ビッグサイト周辺の公道を使用して2日間レースが行われる。日本のヤマハと日産にとっては凱旋レースとなり、白熱するレースの中で活躍が期待される。 ケータハム:プロジェクトV イギリスの名門スポーツカーブランド「ケータハム」は、現在日本のVTホールディングス傘下に入り、新たなEVクーペを開発中だ。 「プロジェクトV」と呼ばれるこの計画、日本の東京R&Dとプロトタイプ車両の開発・製作が進められており、ヤマハ発動機がパワートレインの主要部あたるeアクスルを供給し、車両の運動制御においても技術提供がされるなど、英国ブランドにあって日本企業の存在感が大きいプロジェクトとなっている。 2024年の東京オートサロン出展時とは異なる白色のボディが展示されたことに加え、EVの中核を成す台湾のシン・モビリティーが開発した液浸冷却バッテリーも展示され、プロジェクトが順調に進んでいることをうかがわせた。

TAG: #オートバックス #ケータハム #ヒョンデ #ヤマハ発動機 #東京オートサロン2025
TEXT:斎藤充生
東京オートサロンに現れた異色のアリアはなんと学生ひとりで作った力作! ここまで仕上がっててじつはまだ進化途中だったってマジか

ひとりの学生が電気自動車のカスタマイズに果敢に挑んだ! 東京オートサロンといえば、各自動車メーカーやチューニングショップが手塩にかけて作り上げたカスタムカーが所狭しと並び、その華やかさに圧倒されるものだが、未来の自動車産業の一端を担う学生たちの出展も魅力的だ。 今回注目したのは、関東工業自動車大学校のブースに飾られた日産アリア。ベースのアリアは、SUVタイプの電気自動車(EV)ではあるが、泥臭さとは無縁な洗練された印象のイマドキのSUV。しかし、展示されたアリアはその真逆をいくもの。 制作者は車体整備課3年の大野祥聖さん。通常、こうした自動車大学校の出展車両は、クラスや数名単位でコンセプトから予算管理、設計、製造までを行うものなのだが、このアリアはなんと大野さんがほぼひとりで製作したというのです。 もともと日産リーフのレーシングカー(LEAF NISMO RC_02)を見て、EVでもここまでカスタマイズできるものなのかと衝撃を受けた大野さんは、いつか自分でもEVのカスタムカーを作ってみたいという願望を抱いていたそう。 そこに関東工業自動車大学校へ、日産自動車からアリアの開発用テスト車両を寄贈する話が舞い込む。ボディのスタイリングとしてはクロカンタイプが好きだという大野さんにしてみれば、EVかつSUVというまたとない好材料が目の前に転がり込んできたわけで、この好機を逃すわけにはいきません。 学校を介して日産側へカスタムするためにボディの切断を含むカスタマイズを施してもよいか確認をしたところ、これを日産側が快諾。ここに電気自動車のアリアをカスタマイズする計画がスタートしたわけです。 泥臭さを感じられるクロカンタイプのアリアを作ろうと構想したはいいものの、アリアに適したオーバーフェンダーは無いし、専用のロールバーだって存在しない。となれば「無いものは作ってしまえ」の精神で、鉄パイプ1本でどこまでハードコアなクロカン風アリアが作れるのかチャレンジしたくなってしまった大野さん。若さと勢いって大事です。 スタイリッシュなアリアは複雑な面構成を持っており、キャラクターラインも尊重しながらそのボディに沿うようにパイプを曲げていくのは、なかなか難儀したそうです。しかも、ひとりで作業しているものだから、カーブに沿ってパイプの曲げ加工を行っていても、若干のズレを修正しようにも付けたり外したりも含めて全部己に頼るのみ。俯瞰してチェックしようにも、他に作業スタッフがいないのだからさあ大変。 とはいえ、大野さん自身が加工にあたって行き詰ってしまう場面や、そもそもの作業方法で苦戦する場面では、学校から紹介してもらったショップ「カスタムハウス」にアドバイスをもらいに行くなど、先人の知恵を借りたそう。 車高は今後の配線関係の作業にゆとりを持たせるため、メンバーを下ろして角度をつけたうえでスプリングで100mmのアップを敢行。さらに、タイヤ外径を変更し50mmリフトさせたことで、合計約150mmのリフトアップを施しています。 車高を上げパイプフェンダーを組んだこのアリアに見合うホイールとして、納期も考えながらワークのマイスターL1を選んだものの、果たしてイン側のクリアランスは確保できているのかなど、学生にはハードルの高い未知の領域に挑んでおり、その調整はオートサロン前日までかかったそうです。

TAG: #アリア #東京オートサロン2025 #関東工業自動車大学校
TEXT:斎藤 充生
免許を返納した高齢者も祖父母の手伝いに来た高校生の孫も乗れる! バッテリー交換式を採用したヤマハ「ディアパソン C580」が描く明るい未来

汎用携行型バッテリーで動く「ディアパソンC580」 ヤマハ発動機は、自社製の電動モーターを利用したさまざまな形態の小型モビリティを提案している。これまでは、各種展示会に出品時は、「ヤマハ・モーター・プラットフォーム・コンセプト」の名のもとに展開されていたが、このほど「DIAPASON(ディアパソン)」という名称に落ち着いたようだ。 先ごろ開催された東京オートサロン2025においても、この小型定速EV汎用プラットフォーム「ディアパソン」の拡張モデルとして、ふたつのモデルが参考出品された。 ひとつは農業機械分野で実績をもつ三陽機器や自動車・オーディオチューニングに定評のある尾林ファクトリーらとコラボレートした「ディアパソン C580 Fork 1」というモデル。車体前方にドーザーが取り付けられ、後方にはヒッチメンバーを介してトレーラーを牽引。農場やグラウンド整備など、簡単な不整地整備ならこなせそうな車体を提案してきた。 尾林ファクトリーが関わるだけに、運転席の前にはしっかりスピーカーが備わり、「音楽でも聴きながら楽しく作業しましょうよ」といったカジュアルな使われ方が想像できる。 もう1台は「ディアパソン C580 Fork 2」と呼ばれ、こちらは一見して分かりやすくトーヨータイヤのSUV/ピックアップトラック向けタイヤブランド「オープンカントリー」とのコラボモデルとなっている。より個人のホビー用車両といったイメージで、河原やキャンプ場内の移動とちょっとしたレクリエーションに使えるモビリティとしての活用シーンが想像できる。 足元にはトーヨー・オープンカントリーの175/60R16を装着。これにゴールドのワーク・マイスターS1を組み合わせ、ドレスアップにも抜かりなし。海岸のパトロール車両として活躍してくれたら、人目にもつくし走破性も良さそうなので、浜辺の軽作業用としても重宝しそうだ。 このディアパソン、ホンダが開発し国内二輪製造メーカーの統一規格として普及が見込まれる携行型バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」を2基搭載し、前後の車軸にそれぞれヤマハ製小型モーターを搭載する。しかしながら、ドレスアップしたその姿からは電動バギーの一種にしか見えない。この車両の真の目的は何か、ヤマハ発動機の技術・研究本部 共創・新ビジネス開発部 事業推進グループの千賀善明氏に話をうかがった。

TAG: #ディアパソン #ヤマハ発動機 #小型特殊 #東京オートサロン2025
TEXT:斎藤充生
外からもまる見えな全面ガラスドアも高齢化が進む地域のモビリティとして最適!? タジマの超低床グリーンスローモビリティ「NAO2」が斬新すぎた

地上高250mmの超低床&フルフラットフロア 2024年はスタートアップ企業を中心に、モビリティ関連事業者のビジネス商談会として10月15~18日までの4日間開催された「ジャパンモビリティショー ビズウィーク 2024」だが、会場となった千葉県の幕張メッセでは、同期間に「CEATEC 2024」という催しも併催されていた。 CEATECとは? CEATECは、「経済発展と社会課題の解決を両立する『Society 5.0』の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、『共創』によって未来を描く」ことを開催趣旨に掲げる展示会だ。趣旨が分かるようでわからないので、乱暴に要約すると、IT・デジタル分野を中心に未来の社会を先取りした展示会だ。 ちなみに「Society5.0」とは、「我が国が目指すべき未来社会の姿であり、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く新たな社会」だと定義され、それは「サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」だと内閣府のホームページで紹介されている。つまり、国を挙げて、産官学が一体となって目指す未来像といったところか。 そのような壮大なテーマを掲げる展示会だけに、その規模たるや同時開催のジャパンモビリティショーのじつに5倍程度の面積で開催された。むろん、今回のジャパンモビリティショーは、ブース面積の小さいスタートアップが中心であったことから、同列に比較はできないが……。 そんなCEATECでは、未来の社会に向けた最新テクノロジーの展示会なだけに、有形無形の最先端技術が多数紹介されている。しかし、これまた最先端かつ未来的で現実性がないため、今回は自動車メディアらしい現実味のある展示物を探してまわってみた。 そこで発見したのが、住友三井オートサービスのブース内に展示されていた、タジマモーターコーポレーションの次世代モビリティ事業部が送り出すグリーンスローモビリティ「NAO2(ナオツー)」だ。 グリーンスローモビリティとは? グリーンスローモビリティという聞き馴染みのない名称だが、これは高齢化が進む地域や環境問題にシビアな観光地域内の交通手段として、国土交通省が主体となって実証実験、および導入が進められている低炭素型モビリティを指す言葉だ。 主な特徴は3つある。ひとつめは、道路運送車両法の基準が一部緩和されており、窓ガラスが無くても公道を走れること。そして、シートベルトやチャイルドシートの装着が免除される分、最高速度は20km/h未満に抑えられていることだ。 ふたつめは環境に配慮した電動モビリティであること。3つめは従来の公共交通ではカバーしきれなかった短距離の移動サービスに特化していることが挙げられている。 これらの特徴を生かし、軽自動車規格で4人乗りのタイプや、ゴルフカートを模した7人乗りの小型自動車、18人乗りの普通自動車(運転には中型自動車免許が必要)など、さまざまなバリエーションが誕生している、いま注目のモビリティだ。

TAG: #CEATEC #グリーンスローモビリティー #タジマモーターコーポレーション
連載企画 一覧
VOL.15
本当に日本はEVで「立ち遅れた」のか:知って役立つEV知識・基礎の基礎/御堀 直嗣 第15回

ジャパン・モビリティ・ショー開催でにわかに沸き立つ日本のEVマーケット。しかし現実の販売状況は日本において大きく立ち遅れている。技術では先導してきたはずの日本メーカーは、なぜEVで世界をリードできていないのか。この分野のベテランジャーナリストである御堀 直嗣が解説する。 日本の低いEV市場占有率 日本は、世界に先駆けて電気自動車(EV)の市販に踏み切った。2009年に三菱自動車工業が、軽自動車EVの「i-MiEV」を法人向けにリース販売しはじめ、翌10年には一般消費者向けへの販売も開始した。同年には、日産自動車も小型EVの「リーフ」を発売した。この2社によって、EVの量産市販が実現し、ことにリーフは海外への販売も行われ、「i-MiEV」はフランスの当時PSA社にOEM供給された。リーフの販売は世界で累計65万台に達し、その他EVを含めると、日産は世界で100万台のEV販売の実績を持つ。そのうち、日本国内は累計23万台である。 ちなみに、米国テスラは2022年では年間で約130万台、中国のBYDは同年に約90万台規模へ成長している。 同時にまた、世界共通の充電規格であるCHAdeMO(チャデモ)も準備され、リーフが販売される世界の各地域にCHAdeMO充電器の設置が動き出した。 それらを背景に、経済産業省は2012年度補正予算で1,005億円の補助金を計上し、全国に約10万基の充電器を整備するとした。この補助金は全額支給でないため、トヨタ/日産/ホンダ/三菱自の4社が資金を拠出し、補助金で賄いきれない残額を補填することに合意した。 しかし、現在の充電器の数は、急速充電と普通充電を合わせて約2万基である。 国内の新車販売において、EVが占める割合は1%以下という状況が長く続いた。昨2022年、「日産サクラ」と「三菱eKクロスEV」が発売となり、1年で5万台以上を販売することで2%ほどの占有率になろうかという状況にある。 一方、世界全体では、EVの市場占有率が13%になる。米国は5.8%、欧州は12%、中国は21%となっており、日本がいかに低水準であるかがみえてくる。 日本でEV普及が進まなかった理由 EVの先駆者であった日本が、なぜ欧米や中国の後塵を拝するようになったのか。 最大の要因は、せっかく1,005億円という充電基盤整備に対する経済産業省の支援があったにもかかわらず、急速充電器の整備にばかり世間の目が行き、EV利用の基本である基礎充電、すなわち自宅での普通充電(200V)の重要性が広がらなかったからである。ことに、マンションなど集合住宅の駐車場と、月極駐車場への普通充電設置がほぼできなかったことが原因であった。 EVの充電は、普通充電で8~10時間、あるいはそれ以上かかるとされ、これが単純にガソリンスタンドでの給油時間と比較されて、使い勝手が悪いとさまざまな媒体を通じて流布された。いまでもそうした論調が消えていない。しかし、自宅で普通充電できれば、寝ている間に満充電になるので、翌朝出かけるときは満充電で出発できる。 戸建て住宅に住む人はそれができた。ところが、戸建て住宅でも自宅に車庫がなく月極駐車場を利用する人は、近隣の急速充電器を利用しなければならなくなった。 集合住宅に住む人は、敷地内に駐車場が併設されていても、管理組合の同意が得られず普通充電ができない状態に陥った。無知がもたらした悲劇だ。EVを買う意思があっても、手に入れにくい状況があった。 集合住宅の管理組合で賛同が得られない最大の理由は、幹事がEV時代を予測できず、また自分には関係ないとして無視され続けたことにある。設置の経費は、ことに当初は補助金と自動車メーカー4社による補填があったので、ほぼゼロであった。現在でも、施工業者が残金を負担するなどのやりくりで、集合住宅側の負担が軽く済む仕組みが出てきている。それでもなお、管理組合で合意を得るのが難しい状況は払拭できていない。 基礎充電の普及を目指す業者の間でも、さらに難しいとされるのが月極駐車場への普通充電の設置だ。月極駐車場を管理する不動産業者の理解を得にくいという。

VOL.1
リッター200円にもう限界……給油の“枷”をぶっちぎれ!【モデルサードインパクト vol.1】

ガソリン高い、燃費も悪い、限界だ! かつてないほどの猛暑に喘いだであろう今夏。「もういいよ」「もう下がってくれ」と、気温に対して誰もが感じていたと思うが、自動車ユーザーはガソリン価格に対しても同じことを思っていたのではないだろうか。 リッターあたり170円、180円、190円、そして200円の大台を突破……給油をするたびに、誰もが憂鬱な気分になったはずだ。小生はドイツの某オープンスポーツカーに乗っているのだが、リッターあたり平均10kmでハイオク仕様。愛車にガソリンを入れるたび、顔が青ざめていた。 「高額給油という枷から解放されたい……」 EVの購入を決意した所感である。クルマを走らせることは、本来喜びのはず。給油のたびに落ち込むのは本望ではない。 小生は、THE EV TIMES(TET)の編集スタッフを務めています。この9月、「テスラ・モデル3・パフォーマンス」を購入しました。新たな愛車と共に進むEVライフを「モデル・サードインパクト」と銘打ち、連載で紹介していこうと思います。 EVは便利だと実感した「日産リーフ」 小生が初めて体験したEVは「日産リーフ」(2代目)である。遡ること2017年、「リーフ」が2代目になった頃、日産が全国で試乗キャラバンを開催し、小生はその試乗アテンダントを担当していた。そこで「リーフ」を存分に運転することができたのだ。 それゆえ、EVの利便性の高さを実感することになった。スポーツモデル顔負けの力強くスムーズな加速にまず驚いたのだが、給油という枷から外れて自由に走り回れることが大変な魅力に感じた。アイドリング状態でエアコンを入れっぱなしでもガソリン代を気にせずに済む。車内でPCを開けば、そのままオフィスになる。車の用途が無限大に広がると感じた。 充電時間も特別長いとは感じなかった。充電残量が50%くらいになったら、急速充電を使用してあっという間に80%まで回復できる。ちなみに100%まで充電した場合、280kmを走れる表示が出ていたと記憶している(当時は寒い季節で暖房を使用した)。ちょっとした遠出も十分に対応可能。「EVなんて不便」という印象は全く抱かなかった。そこで薄々と「将来はEVもアリだな」と思ったのだ。

VOL.20
VW「ID.4」オーナーはアウトバーンを時速何キロで走る? [ID.4をチャージせよ!:その20]

9月上旬、スイスで開催された「ID.TREFFEN」(ID.ミーティング)を取材した際に、参加していた「ID.4」オーナーに、そのクルマを選んだ理由などを聞きました。 フォルクスワーゲン一筋 鮮やかな“キングズレッドメタリック”のID.4で登場したのは、ドイツのハノーファーからはるばるスイスに駆けつけたデュブラック・マルクスさん。「フォルクスワーゲンT3」のTシャツを着ているくらいですから、かなりのフォルクスワーゲン好きと見ましたが、予想は的中! 「18歳で免許を取ってからこれまで30年間、フォルクスワーゲンしか買ったことがないんですよ」という、まさにフォルクスワーゲン一筋の御仁でした。 彼の愛車はID.4のなかでももっともハイパフォーマンスな「ID.4 GTX」。日本未導入のこのグレードは、2モーターの4WD仕様で、最高出力220kW(299PS)を発揮するというスポーツモデル。こんなクルマに乗れるなんて、なんともうらやましいかぎりです。 そんなマルクスさんにID.4 GTXを購入した理由を尋ねると、「これからはEVの時代だと思ったので!」と明確な答えが返ってきました。とはいえ、ID.ファミリーのトップバッターである「ID.3」が登場した時点ではすぐに動き出すことはありませんでした。「1年半くらい前にID.4 GTXを試乗する機会があって、踏んだ瞬間から力強くダッシュするID.4 GTXのパンチ力にすっかり惚れ込んでしまい、即決でしたよ(笑)」。

VOL.14
欧州メーカーはなぜ電気自動車に走ったのか?:知って役立つEV知識・基礎の基礎/御堀 直嗣 第14回

EVの知識を、最新情報から「いまさらこんなこと聞いていいの?」というベーシックな疑問まで、ベテラン・ジャーナリストが答えていく連載。今回は欧州メーカーの特集です。 日本市場参入が遅かった欧州製EV 日本市場では、欧州からの電気自動車(EV)攻勢が活発に見える。ドイツの「BMW i3」が発売されたのは2013年秋で、日本市場へは2014年春に導入された。 日本の自動車メーカーがEVを市販したのは、2009年の「三菱i-MiEV」の法人向けリースが最初で、翌2010年には「i-MiEV」も一般消費者への販売を開始し、同年に「日産リーフ」が発売された。「i3」の発売は、それより数年後になってからのことだ。 ほかに、フォルクスワーゲン(VW)は、「up!」と「ゴルフ」のエンジン車をEVに改造した「e-up!」と「e-ゴルフ」を2015年から日本で発売すると2014年に発表した。だが、急速充電システムのCHAdeMOとの整合性をとることができず、断念している。その後、VWは「e-ゴルフ」を2017年秋に販売を開始した。EV専用車種となる「ID.4」を日本に導入したのは、2022年のことだ。フランスのプジョーが、「e-208」を日本で発売したのは2020年である。 以上のように、欧州全体としては、EVへの関心が高まってきたのは比較的最近のことといえる。 くじかれたディーゼル重視路線 欧州は、クルマの環境対策として、自動車メーカーごとの二酸化炭素(CO2)排出量規制を中心に動いてきた。そして2021年から、1km走行当たりの排出量を企業平均で95gとする対処方法を考えてきた。EU規制は、販売する車種ごとのCO2排出量を問うのではなく、販売するすべての車種の平均値で95gを下回らなければならないという厳しさだ。 対策の基本となったのは、ディーゼルターボ・エンジンを使った排気量の削減と、出力の低下を補う過給器との組み合わせを主体としつつ、ハイブリッドによるさらなる燃費の向上である。 既存のディーゼルターボ・エンジンをできるだけ活用しようとする考えは、欧州メーカーが補機用バッテリーの電圧を世界的な12ボルトから、36ボルトや48ボルトに変更することによるマイルドハイブリッド化に注目してきた様子からもうかがえる。 ところが、2015年にVWが米国市場でディーゼル車の排出ガス規制を偽装していたことが明らかにされた。公的機関での測定では規制値を満たすものの、実走行で急加速などした際に基準を上回る有害物質が排出され、それによって力強い加速を得られるようにした制御が発覚したのである。その影響は、VW車だけでなく、アウディなどVWグループ内に広く影響を及ぼした。

VOL.3
ボルボは新型EVの「EX30」でインテリアに新たな価値を与え、空間を最大限、利用する!

ボルボはEX30の室内で多くの新たなチャレンジを行なっていると謳う。その詳細を小川フミオ氏が訊いていく。連載1回目はこちら、2回目はこちら。 冷たさの排除し素材を“素直”に使う EX30のインテリアが、他車と決定的に違うのは、金属的な表面処理がほとんど見当たらないこと。それは意図的にそうしたのだと、インテリアデザインを統括するリサ・リーブス氏は言う。 「心したのは、冷たさの排除です。使う素材はオネスト、つまり木に見えるものは木であり、また同時に、リサイクル素材を人間にやさしいかたちで使用しました」 インテリアは「ブリーズ」(やさしい風)をはじめ「ミスト」(もや)、「パイン」(松)それに「インディゴ」と4種類(日本はそのうち「ブリーズ」と「ミスト」を導入)。 「ブリーズを例にとると、デザインインスピレーションはサマーデイズ。シート表皮の素材はピクセルニットとノルディコ、ダッシュボードの飾り材はパーティクル、そして空気吹き出し口のカラーはブルーです」 リーブス氏は説明してくれる。 「ピクセルニットはPETボトルをリサイクルしたもの。それを3Dニッティング(立体編み)プロセスでシート用素材にしています。組み合わせるノルディコは、PETボトルなどのリサイクル素材、北欧で計画的に伐採された木から採取された素材、リサイクルされたワインコルクなどで作られたテキスタイルです」 ダッシュボード用のパーティクルは、窓枠やシャッターを中心に工業廃棄物であるプラスチックを粉砕したものだし、フロアマットは漁網をリサイクルしたという。 「リサイクル材とともに、インテリアは雰囲気を統一したので、私たちは“ルーム”という名を与えています。インディゴの場合、デザインインスピレーションは”夜のはじまり”で、デニムをリサイクルしたときに余る糸を使った素材をシート表皮に使っています」 シートじたいは「スニーカーにインスパイアされた形状」(メイヤー氏)だそうだ。

VOL.2
ボルボの新型電気自動車「EX30」にはスターウォーズのデザインが取り入れられている!?

エンジンの回転の盛り上がりには、時に人間的な表現が用いられる。しかしBEV(バッテリー電気自動車)はエンジンもなく無音なため、より無機質な、機械的な印象が強くなる。ボルボはそんなBEVに人間的な要素を入れたと主張する。連載1回目はこちら。 どことなく楽しい感じの表情 ボルボEX30は、いってみれば、二面性のあるモデルだ。ひとつは、地球環境保全(サステナビリティ)を重視したコンセプト。もうひとつは、大トルクの電気モーターの特性を活かしたスポーツ性。 デザイナーは「いずれにしても、BEVと一目でわかってもらうデザインが重要と考えました」(エクステリアデザイン統括のTジョン・メイヤー氏)と言う。 「もちろん、昨今ではICE(エンジン車)かBEVか、デザインをするときあえて差別化をしないのが世界的な流れです。ただし、私たちとしては、スカンジナビアデザインの原則を守りつつデザインしました」 メイヤー氏の言葉を借りて、この場合のスカンジナビアデザインの肝要を説明すると「形態は機能に従う」となる。 「そこで、上部に開口部とグリルはもたせないようにしようと。ただし(インバーターなどのために)空気を採り入れる必要はあるので、下にインレットは設けています」 ボルボ車のデザインアイディンティティである「トール(神の)ハンマー」なる形状のヘッドランプも採用。ただし、カバーで覆った一体型でなく、四角いLEDのマトリックスが独立しているような形状があたらしい。 「そうやって出来上がったのがこのデザインです。顔になっていて、そこには眼があって、鼻があって、口があるんです。どことなく楽しいかんじで、これまで以上に人間的な表情を実現しました」 暴力的でもなければ、ロボット的でもない。メイヤー氏はそこを強調した。

VOL.1
ボルボの新型電気自動車「EX30」は、相反する2面性を合わせ持つ文武両道なクルマ

ボルボの新たなBEV(バッテリー電気自動車)として、ついに10月2日から「サブスク」モデルの申し込みが始まるEX30。この「ボルボ史上最小のBEV」はどのように開発されたのか。ミラノで行われたワールドプレミアに参加した小川フミオ氏が関係者の声とともに振り返る。 スカンディナビアン+デジタル 2023年6月に登場したEX30は、コアコンピューティングテクノロジーを大胆に採用する、ボルボの新世代BEV。 内容にとどまらず、同時に、デザイン面でもさまざまな大胆な試みがなされているのも特徴だ。 いってみれば、伝統的ともいえるスカンディナビアンテイストに、デジタライゼーションの融合。 「私たちのデザイン的価値のすべてを小さなフォーマットで具現」したモデルと、ボルボ・カーズはプレスリリース内で謳う。 「非常に電気自動車的なデザインで(中略)閉じられたシールド(フロントグリルの開口部のこと)とデジタル表現を用いたトールハンマーヘッドライト」がフロント部の特徴とされる。 さらに新世代BEVとしてボルボが狙ったものはなんだろう。ミラノでの発表会において出合った担当デザイナー(たち)に、デザインの見どころと背景にあるコンセプトを取材した。

VOL.5
「BMW iX xDrive50」の高速電費は我慢不要! ロングドライブにうってつけのEV

[THE EV TIMES流・電費ガチ計測] THE EV TIMES(TET)流電費計測の5回目を、8月に「BMW iX xDrive50」で実施した。車高の高いSUVにもかかわらず、高速巡航時に電費が低下しにくいのが特徴だ。その詳細をお伝えする。 ※計測方法などについてはこちら、試乗記はこちらをご覧ください。 100km/h巡航でどんどん行こう iX xDrive50のカタログに記載された「一充電走行距離」は650km(WLTC)で、電池容量は111.5kWhだ。650kmを実現するには、電費が5.83km/kWh(以後、目標電費)を上回る必要がある。 各区間の計測結果は下記表の通り。5.83km/kWhを上回った場合、赤字にしている。 これまでのTETによる電費計測で初めてA区間の往路と平均で目標電費を超えた。A区間のように標高差が少ない場所では同じ状況になり得る、つまり100km/h巡航で一充電走行距離の650km近くを走破できる可能性がある。   100km/h巡航でも600kmは走れそう 各巡航速度の平均電費は下表の通りだ。「航続可能距離」は電費にバッテリー総容量をかけたもの、「一充電走行距離との比率」は650kmに対して、どれほど良いのか、悪いかだ。 iXのエクステリアは、大きなキドニーグリルが特徴的だ。ざっくり言えば全長5m、全幅2m、全高1.7m、車重2.5トンの堂々としたボディだが、Cd値が0.25と優れている。 100km/h巡航におけるiXの電費は、5.71km/kWhであった。絶対的な数値としては決して高くないが、一充電走行距離との比率を計算すると98%と、これまでにTETが計測したデータの中で最高の結果を記録した。120km/h巡航でもこの数字は78%であった。 つまり、iXは高速巡航でも電費の低下が少ないEVだといえる。 ちなみに、過去に計測したメルセデス「EQE 350+」は、この100km/h巡航時の比率が90%だった。EQEはセダンボディで背が低く、Cd値0.22で、高速巡航には有利であることを考えても、iXの98%という数字の凄さが分かる。 この結果は、空力性能の良好さと高効率なパワートレインの賜物ではないかと思う。BMWが「テクノロジー・フラッグシップ」「次世代を見据え、長距離走行が可能な革新的な次世代電気自動車」と謳っているだけのことはある。これらの記録を塗り替えるクルマが現れるのか、今後の計測が楽しみだ。   各巡航速度ごとの比率は以下の通り。80km/hから100km/hに速度を上げると21%電費が悪くなる。120km/hから80km/hに下げると1.6倍の航続距離の伸長が期待できる。

VOL.19
ぐっとパワフルな2024年モデルのフォルクスワーゲン「ID.4」をミュンヘンで緊急試乗! [ID.4をチャージせよ!:その19]

コンパクトSUVタイプの電気自動車「ID.4」が2024年モデルにアップデート。この最新版をドイツ・ミュンヘンでさっそく試乗しました。 モーターのパワーは60kW増し 「ID.4」が2024年モデルにアップデートし、コックピットのデザインが様変わりしたことは、前回のコラムで述べました。さらに今回の仕様変更では、走りにかかわる部分にも手が加えられています。 一番の変更が、新開発のモーターが搭載されたこと。フォルクスワーゲンでは、ID.ファミリーのプレミアムセダンである「ID.7」に、新たに開発した「APP550」型の電気モーターを採用しました。最高出力は210kW(286PS)と実にパワフルです。これが2024年モデルの「ID.4プロ」にも搭載されることになりました。これまでの「ID.4プロ」の最高出力が150kWですので、出力は60kW、4割増しという計算。最大トルクも従来の310Nmから545Nmとなり、こちらは75%の大幅アップです。 バッテリー容量は77kWhで変更はありませんが、2024年モデルからはバッテリーの“プレコンディショニング機能”を搭載し、冬の寒い時期、充電前にバッテリー温度を高めておくことで充電量の低下を抑えることができます。これはうれしい! 他にも、可変ダンピングシステムのDCC(ダイナミックシャシーコントロール)の改良なども行われ、果たしてどんな走りを見せてくれるのか、興味津々です。 早く乗ってみたいなぁ……と思っていたら、なんとうれしいことに、発表されたばかりの2024年式ID.4 プロ・パフォーマンスを、ドイツ・ミュンヘンで試乗するチャンスに恵まれました。試乗時間は約20分と超ショートですが、わが愛車のID.4 プロ・ローンチエディションと比較するには十分な時間です。

VOL.18
ミュンヘンで「ID.4」の2024年モデルに遭遇! [ID.4をチャージせよ!:その18]

ミュンヘンモーターショー(IAA)のメイン会場近くで、フォルクスワーゲンがメディア向けイベントを開催。そこで、2024年モデルの「ID.4」に遭遇しました。 見た目は同じ イベントスペースのパーキングに待機していたのは、“コスタアズールメタリック”のボディが爽やかな「ID.4 プロ・パフォーマンス」。日本のラインアップにはないボディカラーに目を奪われますが、エクステリアデザインはこれまでと同じで、私の愛車の「ID.4 プロ・ローンチエディション」との違いは1インチアップの21インチホイールが装着されていることくらいです。 ところが運転席に座ると、コックピットの眺めに違和感が! マイナーチェンジでもないのに、コックピットのデザインが私のID.4 プロ・ローンチエディションと大きく変わっていました。 ご存じのとおり、フォルクスワーゲンなど多くの輸入ブランドでは“イヤーモデル制”を採用していて、毎年のように細かい仕様変更を実施。エクステリアデザインは一緒でもパワートレインや装備が変わるというのはよくあること。この2024年モデルでは、インテリアのデザインまで様変わりしていたのです。 真っ先に気づいたのが、ダッシュボード中央にあるタッチパネルがリニューアルされていること。2022年モデルのID.4 プロ・ローンチエディションでは12インチのタッチパネルが搭載されていますが、この2024年モデルでは12.9インチにサイズアップが図られたのに加えて、デザインも一新され、明らかに使い勝手が向上していました。

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