Contents
- 1最新EVは1回の充電でメッチャ走れる!
- 1.11位|テスラ・モデル3ロングレンジ:706km
- 1.22位|メルセデス・ベンツ EQS 450+:700km
- 1.33位|ポルシェ・タイカン:678km(※WLTPモード値)
- 1.44位|BMW i7 eDrive50:652km
- 2国産車も1台だけだがランクイン!
- 2.15位|BMW i7 xDrive60:650km
- 2.25位|BMW iX xDrive50:650km
- 2.37位|ポルシェ・マカン Electric:641km(※WLTPモード値)
- 2.48位|日産アリア B9:640km
- 2.58位|メルセデス・マイバッハ EQS 680 SUV:640km
- 2.68位|BYD SEAL:640km
最新EVは1回の充電でメッチャ走れる!
2010年12月にデビューした最初期の日産リーフの航続距離は、現代の水準から考えればきわめて短いといえる「200km」でしかありませんでした(しかもWLTCではなくJC08モードで)。しかしその後はさまざまな技術革新に伴い、日産リーフを含む多くのEVが、その一充電走行距離を大幅に延ばしています。
ならばいま、「もっとも一充電走行距離が長いEV」はどれになるのでしょうか? 各モデルが搭載するバッテリー容量の違いなどについてはとりあえず無視し、シンプルなWLTCモード値順による「正規販売車の航続距離ランキング」を見てみましょう。
1位|テスラ・モデル3ロングレンジ:706km
75kWhのバッテリーを搭載し、デュアルモーターの最高出力はフロント158馬力/リヤ208馬力となるテスラ・モデル3ロングレンジ。その一充電走行距離は、2024年11月上旬時点においては正規輸入車中ナンバーワンの706km。WLTCモード値=実際の走行可能距離ではありませんが、もしも706km走れるとしたら、東京から青森県までノンストップで走ることができます。
2位|メルセデス・ベンツ EQS 450+:700km
テスラ・モデル3ロングレンジとほぼ同等の航続距離を誇るのが、メルセデス・ベンツの EQS 450+。こちらはリヤにシステム最高出力333馬力のモーターを搭載するRWD車で、リチウムイオンバッテリーの容量は107.8kWh。かなり大きなバッテリーであるため充電には時間がかかりますが、一度満充電にすれば、相当の距離を一気に走ることが可能です。
3位|ポルシェ・タイカン:678km(※WLTPモード値)
2024年2月に予約受注が始まった改良型ポルシェ・タイカンは、先代モデルの出力を最大108馬力上まわる新型リヤアクスルモーターをすべての仕様に搭載。さらに、ソフトウェアを最適化した改良型パルスインバーターや、より強力なバッテリー、サーマルマネジメントの改良、次世代ヒートポンプの搭載、改良型回生システムなど、広範囲な改良が施された結果、一充電走行距離は従来型比で175km増加した最大678km(WLTP値)が実現されています。
4位|BMW i7 eDrive50:652km
BMW i7は、BMW 7シリーズのBEVグレード。そのうちeDrive50は、最高出力455馬力/最大トルク650Nmのモーターで後輪を駆動する2WDモデルで、WLTCモードによる一充電走行距離は652kmを実現。仮にWLTCモード値どおりに走るとしたら、途中充電なしで東京から岡山県まで直行可能です。