ニュース
share:

テスラが新型モデル3の納車を開始! 航続距離は日本の市販EV最長


TEXT:TET 編集部 PHOTO:テスラ
TAG:

価格は税込み561万3000円から

2023年12月7日、テスラは新型モデル3の納車を開始した。

モデル3 AWDロングレンジの一充電あたりの航続距離は国土交通省認定値で706kmに向上(WLTPでは629km)。現在、日本で発売されている電気自動車のなかで最長の航続距離を実現した。

テスラ・モデル3のフロントスタイリング

モデル3 AWDロングレンジのシステム最大出力は331kW、最大トルクは559Nmと、同クラスのガソリン車を大幅に超える動力性能を備える。

新しいサスペンションシステムや車両安定制御システムの採用により、車両のスポーティな特性を維持しながら衝撃吸収効果を向上。また、サイド構造の改善により、側面衝突時の安全性も高めた。

テスラ・モデル3のフロントフェイス

エクステリアはシャープでスレンダーなウィングシェイプヘッドライトを採用。このデザインによってフロントの幅を広く見せるほか、ライトの照射距離と照射幅の拡大により夜間走行時の安全性を向上させている。テールライトはワンピーステールライトとなり、シャープな「C」字型の洗練された形状へと変更。

18インチフォトンホイールと19インチノバホイール(オプション)は美しい見た目のみならず、さらなるノイズの低減に寄与する。

テスラ・モデル3のリヤスタイリング

ボディカラーには新たにステルスグレーとウルトラレッドを追加。テスラならではのオールガラスルーフは引き続き採用する。

インテリアはシートの包み込み性とサポート性を大幅に向上。着座姿勢がよりラクになった。

フロントシートベンチレーションはアプリで事前に作動させることができ、温度に応じて風量を自動的に調整。どんな季節でも快適なドライブライフを実現する。

後席には8インチのリアタッチスクリーンを標準装備。シートヒーターの制御、エアコンの風量調整、音楽やビデオストリーミングなどが可能だ。

テスラ・モデル3の後席

独自設計のサウンドシステムは、デュアルサブウーファーを含む最大17個のスピーカーとデュアルアンプシステムによって臨場感あふれるサウンドを作り出す。

アンビエントライトはドアパネルからフロントガラスまで広がり、リビングルームのような雰囲気を演出。

ステアリングホイールは、ウィンカー、ワイパー、ヘッドライト、ボイスコマンドなどの操作を集約し、ドライブがさらにラクになる。

テスラ・モデル3のインパネ

前後左右、360°すべてのメインガラスに2層アコースティックガラスを採用することで、キャビンがより静かになった。

価格はモデル3 RWDが561万3000円、モデル3 AWDロングレンジが651万9000円(税込み)。

新型モデル3も他のテスラ車両と同様「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」の対象で、補助金交付額は65万円となる。

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
more
ニュース
日産からセダンのEVが出るぞ! 中国向け車両「N7」を初公開
過酷なダカールラリーで排気量998㏄の「水素小型エンジン」を鍛える! HySEが2025年の参戦を発表
コレクターズアイテムになること間違いなし! 「FIAT × ルパン三世」のクリスマスコラボプレゼントを実施中
more
コラム
自宅で充電できないけどEVを買う人が増えている! ただしいまのインフラ状況だと「セカンドカー」で乗るのが正解
充電が無料でできる施設は税金のムダ遣い? 地方自治体の取り組みの是非を考える
EVの走りはむしろ好き! エンジン車も同時に所有! それでもEVライフを終了した理由をオーナーが激白
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】二度見必至の存在感は普通のコナとはまるで別モノ! イメージを大きく変えたヒョンデ・コナ「N Line」に乗って感じたマルとバツ
ボルボEX30で11時間超えの1000km走行チャレンジ! 課題は90kWまでしか受け入れない充電性能
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
more
イベント
外からもまる見えな全面ガラスドアも高齢化が進む地域のモビリティとして最適!? タジマの超低床グリーンスローモビリティ「NAO2」が斬新すぎた
EVはレアメタルが詰まった都市鉱山! CEATEC2024でBASC展示が提唱するサーキュラーエコノミーというバッテリーとは
畳めるバイク! 階段を上り下りできるカート! 自由な発想のEV小型モビリティが作る明るい未来を見た!!
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択