#輸入車
TEXT:TET 編集部
コレクターズアイテムになること間違いなし! 「FIAT × ルパン三世」のクリスマスコラボプレゼントを実施中

WEBで見るだけだったイラストと短編小説が形になって手元に届く! ルパン三世の作品中には、フィアットを代表するコンパクトカー「500(チンクエチェント)」がたびたび登場する。 これを縁に、この秋にはフィアットとルパン三世によるさまざまなコラボレーション企画が展開された。そして新たに、「FIAT × LUPIN THE III GET THE TREASURE」と銘打ったクリスマスコラボレーション・キャンペーンが開催されている。 キャンペーンは11月11日から12月25日まで実施されていて、抽選でルパン三世のキャラクターとフィアットのさまざまなモデルが登場するオリジナルイラストを、額装してプレゼントしてくれるというもの。さらに、キャンペーンのために書き下ろされた完全オリジナル短編小説も、冊子になってプレゼントされる。 この秋に展開された全3回にわたるキャンペーンでは、公開されたイラストと短編小説はすべてWEB上で見るだけのものだった。それが形となって手に入るのだから、ファンにとっては堪らない。さらに、完全限定生産となるため、コレクターズアイテムになることは間違いなさそうだ。 イラストは全3パターン用意されているので、お気に入りのイラストを選んで応募いただきたい。また、オリジナル短編小説の冊子だけがもらえるコースも設定されているので、キャンペーン特設サイトで確認のうえご応募を。 ■「FIAT × LUPIN THE Ⅲ GET THE TREASURE」 実施期間:2024年11月11日(月)~12月25日(水) プレゼント内容: ・500賞 (5名) オリジナルイラスト「新しい相棒はこいつだ!」+オリジナル小説冊子 ・500e賞 (5名) オリジナルイラスト「女神は誰に微笑むのか」+オリジナル小説冊子 ・600e賞 (5名) オリジナルイラスト「電気じかけの支配者を探せ」+オリジナル小説冊子 ・ルパン賞 (20名) オリジナル小説冊子のみ

TAG: #キャンペーン #フィアット #輸入車
TEXT:TET 編集部
メルセデスから新型EQS登場! さらなる装備の充実とバッテリー大型化でEV航続距離最長モデルへ進化

装備充実のEV最強長距離ツアラーに 現在、急速に電動化をすすめるメルセデス・ベンツの100%電気自動車のラインとなるEQシリーズ。そのEQシリーズのフラッグシップモデル「EQS」がマイナーチェンジを実施した。 今回のマイナーチェンジでは、内外装デザインを刷新するとともに、大型バッテリーの採用による航続距離の延長、さらにインフォテインメントシステムなど、装備面がさらに充実したことがトピックとなる。 エクステリアでは、RWDモデルとなる「EQS450+」に、横桟のアクセントが入るクロームルーバーラジエーターグリルと、ボンネットマスコットを新たに装備。 「EQ」シリーズでは、グリル中央に大型のスリーポインテッドスターが配置されることが多いが、この新型EQSでは、グリルのデザインはルーバーだけが廃されたスッキリとしたものになり、メルセデス・ベンツのアイコンたるスリーポインテッドスターはボンネット上にマスコットとして屹立する。 メルセデス・ファンには、この伝統のスタイルを求める者も多いはず。 また、新デザインの21インチAMGアルミホイールが用意されるほか、電動充電フラップを新たに装備することで、EVとしての使い勝手が向上している点にも注目だ。 インテリアでは、映像や音楽といったストリーミングコンテンツを車内で楽しめる「MBUXエンターテインメントパッケージプラス」や、iPhoneに対応したデジタルキーが標準化されたほか、インストゥルメントパネルを埋め尽くす大型スクリーン「MBUXハイパースクリーン」をEQS450+に新たにオプション設定。 また、EQS 450+については、乗員の快適性を高めるオプション「エクスクルーシブパッケージ」選択時にシートの素材がナッパレザーへと変更されるようになったほか、リヤシートの背もたれが最大38度まで倒すことのできる可倒式に。リヤシートから助手席の位置をコントロールすることも可能となり、その豪著な居住空間にはさらなる磨きがかかっている。 パワートレインでは、リチウムイオンバッテリーの容量増大が最大のトピックだろう。EQS450+、メルセデスAMG EQS53 4MATIC+の両モデルともに従来の107.8kWhから118.0kWhへと増強。 その結果、従来モデルでも700kmを誇っていたEQS450+の一充電走行距離(WLTCモード)は759kmへとさらに延長。この数値は、テスラ・モデル3を抜き去り日本で販売されている電気自動車のなかで最長となる。 大幅改良が施された新型EQSは、EQS 450+が税込1535万円、メルセデスAMG EQS 53 4MATIC+が2395万円のプライスタグを掲げる。両モデルでハンドル位置は左右から選択可能だ。 贅を尽くした仕立てに、長距離ツアラーとしての適性も備えたほかにない一台。EVを検討される際には、ぜひとも候補に入れてはいかがだろうか。

TAG: #メルセデス・ベンツ #新型車情報 #輸入車
TEXT:伊達軍曹
もっとも長く走れるモデルは東京から青森までノンストップ! いま日本で買える航続距離が長い電気自動車TOP10

最新EVは1回の充電でメッチャ走れる! 2010年12月にデビューした最初期の日産リーフの航続距離は、現代の水準から考えればきわめて短いといえる「200km」でしかありませんでした(しかもWLTCではなくJC08モードで)。しかしその後はさまざまな技術革新に伴い、日産リーフを含む多くのEVが、その一充電走行距離を大幅に延ばしています。 ならばいま、「もっとも一充電走行距離が長いEV」はどれになるのでしょうか? 各モデルが搭載するバッテリー容量の違いなどについてはとりあえず無視し、シンプルなWLTCモード値順による「正規販売車の航続距離ランキング」を見てみましょう。 1位|テスラ・モデル3ロングレンジ:706km 75kWhのバッテリーを搭載し、デュアルモーターの最高出力はフロント158馬力/リヤ208馬力となるテスラ・モデル3ロングレンジ。その一充電走行距離は、2024年11月上旬時点においては正規輸入車中ナンバーワンの706km。WLTCモード値=実際の走行可能距離ではありませんが、もしも706km走れるとしたら、東京から青森県までノンストップで走ることができます。 2位|メルセデス・ベンツ EQS 450+:700km テスラ・モデル3ロングレンジとほぼ同等の航続距離を誇るのが、メルセデス・ベンツの EQS 450+。こちらはリヤにシステム最高出力333馬力のモーターを搭載するRWD車で、リチウムイオンバッテリーの容量は107.8kWh。かなり大きなバッテリーであるため充電には時間がかかりますが、一度満充電にすれば、相当の距離を一気に走ることが可能です。 3位|ポルシェ・タイカン:678km(※WLTPモード値) 2024年2月に予約受注が始まった改良型ポルシェ・タイカンは、先代モデルの出力を最大108馬力上まわる新型リヤアクスルモーターをすべての仕様に搭載。さらに、ソフトウェアを最適化した改良型パルスインバーターや、より強力なバッテリー、サーマルマネジメントの改良、次世代ヒートポンプの搭載、改良型回生システムなど、広範囲な改良が施された結果、一充電走行距離は従来型比で175km増加した最大678km(WLTP値)が実現されています。 4位|BMW i7 eDrive50:652km BMW i7は、BMW 7シリーズのBEVグレード。そのうちeDrive50は、最高出力455馬力/最大トルク650Nmのモーターで後輪を駆動する2WDモデルで、WLTCモードによる一充電走行距離は652kmを実現。仮にWLTCモード値どおりに走るとしたら、途中充電なしで東京から岡山県まで直行可能です。

TAG: #国産車 #航続距離 #輸入車 #電気自動車
TEXT:TET 編集部
アウディのEVを堪能しつつ未来を考えるツアーに参加! 北海道の大地を巡り改めて「カーボンニュートラル」の大切さが身にしみた

アウディe-tronで巡るサステナブルなツアー 2026年以降に新規投入する車両をすべてEVにし、2033年までにエンジン車を廃止、その後、2050年までに車両のライフサイクルにおけるCO2排出量をゼロにするという電動化戦略を掲げているアウディ。近年はEVシフトの鈍化を受け、発表した電動化戦略の変更や取消をするメーカーがあとを絶たないが、現在のところ、アウディの電動化戦略に変更はない。 そして、アウディの電動化戦略において、その大役を担うことになるのが、純EVのe-tronだ。現在アウディは、Q8とQ8スポーツバックとSQ8スポーツバック、Q4とQ4スポーツバック、さらにGTとRS GTにそれぞれe-tronを設定している。今後はこれにQ6 e-tronが加わり、その後もさまざまな「e-tron」が加わることになるはずだ。 そんなe-tronを使い、アウディは「サステナブル・フューチャー・ツアー」を行っている。これは、アウディのブランドビジョンである「Future is an Attitude (未来は 考え方ひとつ)」を通じ、CO2の排出や地球温暖化など、持続可能な社会の実現の重要性について、ひとりひとりが考えるきっかけの場を作って行くことを目的としたツアーだ。 これまでに、木材のみを燃料にしたバイオマス発電で稼働している真庭バイオマス発電所、日本で最初に地熱発電を開始した松尾八幡平地熱発電所、ソーラーパネルによる発電でほぼすべての電力をまかなって運営されるAudi浜松、水力発電で島内のほぼすべての電力をまかなう屋久島電工の安房川第二発電所などを訪れている。 今回、そんなアウディのサステナブル・フューチャー・ツアーの第5弾に参加。強い風と広大な土地を有する風力発電の適地である北海道北部の街をe-tronで巡ってきた。 まず最初に訪れたのは、国内最大規模、世界でも最大級の蓄電池設備を誇る変電・蓄電施設である北豊富変電所。その蓄電能力はアウディe-tron8700台分にも相当する720メガWhを誇る。 一般的には風力による発電は、まだまだ供給量に不安があるように感じられるが、経済産業省主導で実証事業が進められた同施設と送電網の完成により、ウインドファーム9つと風車127本が新たに建設・接続できるようになり、安定した電力供給が可能になっているという。北豊富変電所の主要設備である蓄電池棟施設の規模からすると、地域の電力をまかなうのは十分であり、もっと風力発電した電気を使ってほしいと施設関係者が語っていたのが印象的であった。 北豊富変電所の次に訪れたのが、日本最大の高層湿原のサロベツ原野。サロベツ原野は、稚内市の南約40kmに位置する泥炭湿原で、その中心部の高層湿原などの2560haが条約湿地に登録されている。かつては1万4600haに達するほどの巨大な湿原であったらしいが、1960年代以降の大規模開発によって急速にその面積が減少し、残された湿原も乾燥化が進行している。 100種類以上の植物が花を咲かせるサロベツ原野は、水鳥の繁殖地、渡り鳥の中継地にもなっており、オオヒシクイやコハクチョウの東アジア地域個体群の個体数の1%を定期的に支えるなど、生態系への影響も大きい。 人間本位の開発により大きく姿を変えたサロベツ原野が、今後もいまと同じ姿を維持していくためには、生態系保護に対する活動が絶対に必要だ。こんなところでもカーボンニュートラルを実現することの重要さを改めて感じさせられた。

TAG: #AUDI #サステナブル #輸入車
TEXT:CARトップ編集部 三澤正充
BEVになってもジープの頼もしい走りは健在! コンパクトボディで“入門”にもピッタリなブランド初EV「アベンジャー」発売

80年以上に渡るジープの歴史上で初のBEVが日本上陸 9月26日、ステランティス・ジャパンより、1941年に誕生したジープブランドにおける初のBEV「アベンジャー」の日本モデルが発表された。 「電気自動車に乗られると、そのスムースな加速性能や静粛性などはさすがだなと感心されると思いますが、一方で“BEVになるとクルマの個性が出し出しにくくなるのでは”と考えるでしょう。しかし、このアベンジャーは違います。本格オフロード走行も可能にする6つの走行モードを備えています。アベンジャーはこれまでのBEVとは別のカテゴリーにあるといっても過言ではありません。だからこそジープのBEVとして、アベンジャーは新たなステージに挑むことができるのです。このアベンジャーがお客さまに探求心や冒険心を呼び起こす起爆剤になってほしいと願っています」とステランティス・ジャパンの打越 晋代表取締役社長。 ステランティス・ジャパンの新しい時代をリードするクルマがアベンジャーだという。 ちなみに「アベンジャー」は「不正や悪事を行った人に報復する人」という意味。何やら物騒な感じもあるが、イメージは“正義の味方”だという。マーベル映画「アベンジャーズ」のような感じだろうか。当然だが、かつてクライスラーから販売されていたダッジ・アベンジャーは無関係だ。 そのように頼もしい車名を与えられたアベンジャーだが、ボディサイズはジープ史上最小。全長は同社のコンパクトSUV「レネゲード」より150mm短い4100mm。全幅は177mmで、国産でいえばヤリスクロスより80mm短く、10mmワイド。最小回転半径はヤリスクロスと同じ5.3mで取りまわしもしやすい。また、ジープといえば、悪路走破性に関わる3アングルが気になるところだが、ブレークオーバーアングル20度、アプローチアングル20度、デパーチャーアングル32度と、レネゲードと同等もしくはそれ以上。最低地上高も209mmを確保しているという。 エクステリアは、おなじみの7スロットグリルのほか、ラングラーのルーツであるウィリスオーバーランドCJを思わせる台形のホイールアーチ、グランドチェロキーのようなフローティングCピラーなど、ジープファミリーのDNAを随所に感じさせるデザインを採用。ジェリー缶(燃料缶)からインスパイアされたという「X」のシグネチャーライトや、「X」をカモフラージュデザインに仕立てた「X-camo」がさまざまな部位で用いられているのもポイントだ。 ボディカラーは、ジープブランドとしては新色となる“太陽のように輝く”「サン」(イエロー)、 “火山のように真っ黒な”「ボルケーノ」、“雪のように白い”「スノー」、グレー系の「グラナイト」の4色をラインアップする。

TAG: #JEEP #オフロード #輸入車
TEXT:CARトップ編集部 三澤正充
2030年までに公用車をすべてZEVに! ヒョンデがKONAを横浜市に無償貸与で横浜の脱炭素が加速する

一般の公用車として“普通に”使われる予定 日本市場へはBEVやFCEVといったZEVのみで参入しているヒョンデ・モビリティ・ジャパン。同社の本社および直営拠点は横浜市内に置かれているが、今回、コンパクトSUVタイプのBEV「KONA」が横浜市の公用車として無償貸与されることに決定。9月26日、横浜市からヒョンデ・モビリティ・ジャパンへ感謝状が贈呈された。 「横浜市役所は、横浜市域内から排出される温室効果ガスの5%を出す、市内最大級の排出事業者。率先して脱炭素の取り組みを進めなければいけないという立場にあることを自覚しております。横浜市で保有する一般の公用車は約1400台。これを2030年度までに、すべて電気自動車をはじめとする次世代自動車に変えていこうと取り組んでおります」と、贈呈式に登壇した平原敏英副市長。 横浜市は脱炭素化の実現に向けて「Zero Carbon Yokohama」を掲げ、低炭素型交通の普及促進や、EVを非常用電源として活用する体制の整備などに取り組んでいる。今回、KONAを公用車として導入することで、市民や職員の環境に対する意識を高め、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進していきたいという。 その具体例として挙げられたのが、急速充電スポットの増強。現在、EVの急速充電器は市内に約200口あるそうだが、今後は400口まで増やせるよう、コンビニ駐車場や公道上への充電器の設置(現在、センター南駅前ロータリーの一画に設置されている)を推進していく。「多くのドライバーの皆さまが安心してEVに乗っていただける横浜市を作っていきたい」(平原敏英副市長)。 ちなみに約1400台の公用車のうち、BEVは約90台。横浜市は狭い道が少なくないということもあって、ミニキャブMiEV(ミニキャブEV)が多いという。今回貸与されるKONAはひとまず1台で、貸与期間は3年。市役所の職員が業務用として普通に利用できるとのことで、積極的に使っていきたいという。 また、感謝状を受け取ったヒョンデ・モビリティ・ジャパンの七五三木(しめぎ)敏幸マネージングダイレクターは、「我々の思いは横浜市の皆さんと一緒で、カーボンニュートラルを日本で徹底し、世界に誇る日本の美しい風景を守っていきたい。この取り組みに参加させていただいて、本当にありがたいと思っております」と、今回の無償貸与に至った思いを語った。 具体的な内容は未定だが、両者は今後も幅広い提携関係を構築していく予定だという。

TAG: #ヒョンデ #横浜市 #輸入車
TEXT:TET 編集部
1万km走行相当の利用券が10名に当たる! テスラがスーパーチャージャー10周年を記念したキャンペーンを実施

スーパーチャージャーの魅力が体感できる! 2014年、東京都・六本木に日本初のスーパーチャージャーが誕生してから今年で10年。テスラは現在、日本国内で120カ所、598基のスーパーチャージャーを設置、運営している。 スーパーチャージャーは充電スピードに優れ、250kWのストールでは約15分で最大275km走行分の充電が可能。また充電のために停車する回数を最小限に抑えるべく、道路沿いにあるレストラン、カフェ、道の駅やショッピングセンターなどの施設に設置されている。 そこでこの度、日本でのスーパーチャージャー設置10周年を記念して、2024年9月8日(日)から10月31日(木)の期間でキャンペーンを実施中。10名に「新車購入でもらえる、スーパーチャージャー 10,000km相当利用分」、50名に「テスラ オリジナルグッズ」が当たる。 さらにテスラオーナー、またはテスラストアで試乗を予約した方は、各スーパーチャージャーで利用可能な特典がゲットできる。 東京都・日比谷スーパーチャージャーでは「30分無料体験 低酸素トレーニング」、栃木県・那須スーパーチャージャーでは「那須高原ミルククッキー(きゅーびークッキー)」など、ロケーションを活かした特典が充実。 詳細や応募フォームについてはキャンペーンサイトを確認していただきたい。 テスラは引き続きオーナーがどこへ行っても簡単に充電することができるよう、充電設備の拡張に取り組んでいくという。

TAG: #キャンペーン #急速充電器 #輸入車
TEXT:TET 編集部
BMWとトヨタが水素社会実現に向けて協業強化! 乗用車にもFCEVという選択肢を用意する

BMWは2028年にFCEVの量産を開始する BMWとトヨタは、商用車利用と乗用車利用の双方にシナジーを創出するコア燃料電池技術(第3世代燃料電池)を活用し、乗用車用パワートレインシステムの共同開発を行う。協業の成果はBMWとトヨタ両社の車両に応用される。 パワートレイン・ユニットの共有が増加すれば、燃料電池技術開発のコスト削減とFCEVの普及率向上につながるとの見通しだ。各ブランドの独自性や特徴はそのままに、特色あるFCEVが選択可能になることに期待できる。 BMWは現在、次世代パワートレイン技術の共同開発を基に、水素を燃料とする運転システムを搭載した車両の生産を2028年中に開始することを目指している。この量産モデルは、BMWの既存のプロダクトポートフォリオに組み込まれ、既存モデルに関しても、水素燃料電池による運転システムに対応したバリエーションを追加する予定だ。 BMWは、新たな電気自動車技術であるFCEV技術がバッテリー式電気自動車(BEV)で利用される運転技術を補完するものであり、プラグイン・ハイブリッド・モデル(PHEV)や内燃機関モデル(ICE)と肩を並べるものであると確信しているという。 また、水素モビリティのポテンシャルを最大限に活かすには、この技術を商用車に応用し、水素動力乗用車を含むあらゆるモビリティ用途対応の燃料補給インフラの整備が必要。BMWとトヨタは、これらの技術が二人三脚の関係にあるという発想のもと、水素充填インフラとバッテリー式電気自動車充電インフラの拡充に注力している。両社は、需要の創出や低炭素である水素の生産・流通・充填インフラ整備企業と緊密に提携を行うことで、持続可能な水素供給を推進する。 BMWの取締役会会長であるオリバー・ツィプセ氏は、「これは自動車の歴史における画期的な出来事であり、世界的なプレミアムメーカーによって提供される初めての量産モデルです。水素のパワーとこの協業を原動力として、技術の進歩が将来のモビリティを形作ることを示していきます。そしてこれは、多くの人々が燃料電池車を求める時代の幕開けとなるのです」とコメント。 トヨタの代表取締役社長である佐藤恒治氏は、「BMWとトヨタの協業が新たなステージに入ることをうれしく思います。長年のパートナーシップを通じて、私たちはクルマづくりへの情熱とBMWの『テクノロジーオープンネス』、トヨタの『マルチパスウェイ・アプローチ』というカーボンニュートラルに向けた考え方を共有することを確認し合ってきました。これら共通の価値観に基づき、今後、次世代燃料電池システムの共同開発やインフラ拡充の取り組みなど、水素社会の実現を目指して協力関係を深めていきます。水素エネルギーが社会を支える未来を実現するべく、BMWとともに、そして産業を超えた仲間とともに取り組みを加速してまいります」と語った。

TAG: #協業 #輸入車
TEXT:TET 編集部
フィアット「600e」のティザーサイトを公開! 車両情報や楽しいコンテンツが盛りだくさん

「600e」登場を記念したキャンペーンやイベントも開催中 2024年8月1日、ステランティスジャパンはフィアットブランドの電気自動車「600e(セイチェント・イー)」の国内発売に先立ち、ティザーサイトを公開。 「600e」は、アイコニックなイタリアンデザインに快適性、革新性、テクノロジーを詰め込んだコンパクトハッチバックのEVだ。 ティザーサイトでは2024年9月10日の国内発売に先駆けて、商品情報、キャンペーン情報、イベント情報などを公開している。 また、発表を記念したプレゼントキャンペーンも実施している。ティザーサイトからの応募で、1組2名に「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」の1泊2日の宿泊券、100名に「フィアット オリジナル カードケース」がプレゼントされる。 申し込み期間は2024年9月23日(月)まで。 さらに、2024年9月10日(火)から23日(月・祝)まで、二子玉川ライズ ガレリア(東京都)にて「FIAT CIAO 600e FESTA」が開催される。 車両展示、FIAT CAFFÉ、600eの特別試乗会やFIATオリジナルグッズの販売などを実施予定。その他さまざまなコンテンツを企画中だという。 開催日時や場所など、詳細はティザーサイトをチェックしてほしい。

TAG: #FIAT #コンパクト #ハッチバック #輸入車
TEXT:遠藤正賢
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来

ロータスのロータスのアジア太平洋地区担当CEOにインタビュー 2017年に中国のジーリーホールディングスグループ傘下となって以降、BEVラインアップの拡大、そしてグローバルでの市場拡大を急速に進めているロータス。 グループ・ロータスのアジア太平洋・中東・アフリカ担当社長兼CEO、ダン・バーマー氏が来日し、BEVメーカーに生まれ変わろうとしている今後のロータスについて本誌に語った。 ──2017年にジーリー傘下となって以降、どのようなシナジー効果が得られたとお考えですか? バーマー:ジーリー社がロータス社の最大の株主となりましたが、ジーリー社はロータス社のブランド、歴史、伝統を保ちたいという自立性をよく理解してくれています。同時にロータスとしてはジーリーの技術や投資、リソースを活用できるような関係性となっています。 ジーリーはボルボやポールスターもそうですが、それぞれのブランドのアイデンティティを損なうことなく成長させることに成功しています。我々としても、ブランドとしていままでの伝統、歴史を損なうことなく、継続的な成長が達成できると確信しています。 そしてロータスとして、経営面だけではなく事業全体でグローバルな体制を整えており、ルーツはイギリスですが、現在は真のグローバルブランドとして成長しています。 ──ロータスが電動化へと大きく舵を切った理由を改めて説明していただけますでしょうか? バーマー:我々としては、世界中で起きている電動化の動きを十分に認識しています。たとえばテスラやルシッド、リヴィアンなど、中国でもNEV(新エネルギー車)を含めて多くのスタートアップが起業しています。 ですが、ロータスとしては、我々の伝統や歴史、ストーリー性を絶対に失いたくありません。そこで何ができるかというと、大きいクルマ、SUVやGT=スポーツセダンが、パッケージ的にも車格的にも電動化にふさわしいと考えています。 とくにここ5年間ほどはSUVの電動化が進んでいるので、成長がもっとも大きいその市場において、マーケット性があるクルマを作りたいということで、エレトレを開発してきました。 ──電動車の販売動向は? バーマー:電動車に関しては、エレトレの日本仕様をすでに発表していますが、まだ路上で見かけることはないと思われるものの、今年の後半には徐々に増えてくると思います。 ほかの地域でも販売は進めていますがまだ早期の段階で、ひとついえるのは、韓国では今後どんどん導入が進むのではないかということです。タイやマレーシアでも非常に大きな反響を得ていますね。 ──日本市場のユーザーやファン層がロータスに求めるものは、ほかの市場とどのように異なるのでしょうか? バーマー:日本のお客さまはイギリスのお客さまと似ていて、ドライビングを楽しみたいという方が多いですね。道路も似ていて、たとえば箱根のような非常に運転が楽しめる道が多くあります。ですから走行性能やドライビングプレジャーを重視しているお客さまが多いと思います。 一方、我々の新しいBEVはコネクティビティ、オンラインナビ、リモート機能をふんだんに装備していますので、日本のユーザーにも技術的アピールができると思います。過去のロータス車にはそれらが決してありませんでしたので、最新の技術に魅力を感じてロータス車をご検討いただけるお客さまは今後増えていくと考えています。

TAG: #スーパーカー #スポーツカー #輸入車

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