アクサ損害保険株式会社(以下「アクサダイレクト」)は、2023年5月より「EV駆けつけ充電サービス」を開始した。
アクサダイレクトの自動車保険とバイク保険を契約している顧客のBEV(バッテリー電気自動車)の充電が切れて「電欠」状態となった場合に、全国(一部の離島を除く)の提携ロードサービスセンターから現地へ駆けつけて給電を行う。
全国47都道府県の提携ロードサービスセンターに、給電設備が搭載された車両もしくは携帯式充電器を配備し、電欠時の対応を強化した。EV所有者が多い都市に位置する提携ロードサービスセンターには、給電機能を備えた車両を複数台配置し、今後増加が見込まれる要請にも対応していく。
なお、EVに対する現地給電は車の状況・条件により提供できない場合もあり、提供できない場合は、現場から最寄りの充電可能な設備までのレッカー移動の対応となる。
アクサダイレクトは、保険会社としてグリーン・インシュアランス・プロダクト(環境に配慮した保険商品)を推進しており、サービスの提供を通じて、国内のEV普及を後押し、環境負荷低減と脱炭素社会実現への貢献を目指している。
2022年に「EV割引」と「EV充電設備補償特約」を導入し、2023年1月には「AXAプレミアムロードサービス規定」を改定し、EVが電欠で自力走行不能となった場合、その現場から最寄りの充電可能な設備までのレッカー移動の利用回数を無制限とした。