渋谷ギャルをも引き付けるリーフ充電の壁
夕方から渋谷で打ち合わせがあったため、その前にタワーレコードのフロアでものぞいて行こうと思い、渋谷駅を出てスクランブル交差点をテクテクと。相変わらず交差点上では自撮り棒を片手に大勢のインバウンド観光客が大はしゃぎ。やはりここは海外から見たらカオスな世界のようです。
そして人混みを縫うようにタワレコへと足を進めると、突如右手側に巨大な新型日産リーフの屋外広告が現れた。
何これ? リーフが飾ってあるわけでもないし、クルマ自体の宣伝をするモニターや説明員がいるわけでもない。しかも場所は渋谷スクランブル交差点を一望できるラウンジが入っていることでお馴染みのお洒落ビルMAGNET by SHIBUYA 109。壁面にはスマホのアイコンとともに「クルマにふれてチャージしよう」の文字。まったく何の目的で設置されているのかわかりません。
その広告を呆然と眺めていると、傍らに佇む警備員の方から「どうぞスマホを壁にくっつけてみてください」と促された。
そこで恐る恐る近づいてみると、最近視力がガクンと落ちた目には厳しいが、壁にはうっすらと懐かしのホームボタン付きiphoneのシルエットが複数個描かれていることがわかった。
ここに手持ちのスマホをくっつけろということなのだろう。とりあえず手持ちのiphone14を触れさせてみる。するとなんということでしょう、私のスマホはブルっと震えて充電を開始した。
ついでに、もう1台のスマホ「Pixel8」もくっつけてみると、こちらも問題なく充電できる。「おぉぉぉ! 俺はいまリーフから充電されているぞ! Vehicle to HomeならぬVehicle to スマホや!」と一瞬の興奮が全身を包みこむ。
しかし、冷静に考えてみれば壁に描かれた日産リーフの”絵”から給電されているわけで、実際にリーフから給電されているわけではない。その、なんでしょう、巨大なQi(ワイヤレス充電)ってことですかね。
























































