ボルボオーナーでなくても休憩できる
Volvo Studio Tokyoは、「車を売らない」ブランド発信拠点だ。だからセールスマンはもちろんいない。スタジオ内にあるサステナブルなグッズも展示しているだけで販売はしていない(もし欲しいものがあればオンラインで購入可能)。
その代わりに、ボルボのクルマと文化に精通したブランド・アンバサダーが常駐している。もちろんアンバサダーもあなたの住所や電話番号を聞いてくることはない。Volvo Studio TokyoはWi-Fiも完備されているし、コーヒーとデトックスウォーターは無料で提供されるので、近くを通りかかったら気軽に訪れてみるといいだろう。
もし昼間でも出現する「オーロラ」を見たかったり、ボルボに関するクイズに挑戦してみたい場合、または東京にいながらストックホルムの街をドライブしてみたいのであれば、アンバサダーに声をかけると丁寧に案内してくれる。
平日は試乗車の空きがあれば30分のテストドライブに出かけることもできる。事前に予約すれば休日には90分の試乗も可能だ。運転に自信がなければ専属のプロドライバーがあなたに代わりボルボの運転もしてくれる。
4月8日のオープン以来、平日もそれなりの、案の定週末には多くの方が訪れているそうで、その勢いは6月の「EX30」の発表からさらに増しているという。わずか2年後に迫る2025年までに、日本でのBEV販売率45%に向けて、新型車の展示も行われるVolvo Studio Tokyoは、それでも今が一番空いているのかもしれない。
もし、アンバサダーの丁寧な案内でボルボとその文化を体験したい方は、今のうちに訪れることをお勧めする。
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