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BMW、i5発売に向けサスペンションコントロールと運転支援システムの開発が最終段階。視覚操作による車線変更機能も装備


TEXT:烏山 大輔
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新型5シリーズのドライビング・プレジャーを引き出す

新型5シリーズの最新モデルは、従来のICE(内燃機関)、PHEV(プラグイン・ハイブリッド)、BEV(バッテリーEV)から選択できるようになった。これにより車両重量に大きなばらつきが生じるため、モデルごとに行われるシャシー・チューニングと、それに対応するすべての制御システムの適用により、どのパワートレインでも、BMWならではのドライビング・プレジャー(車の運転において感じられる楽しさや満足感)を提供する。

トップ・モデルであるi5 M60 xDriveには、電子制御ダンパーを含むアダプティブ・サスペンション・プロフェッショナルが標準装備(i5 eDrive40はオプション)される。これにより、先代モデルから明確に進化した乗り心地とスポーツ性能の向上を実現する。

さらに新型5シリーズ・セダンには、第9世代となるBMWバーティカル・ダイナミクス・マネジメントの最新バージョンが導入される。タイヤ回転数、ステアリング角度、ヨーレート、加速度など、利用可能なすべてのデータを考慮して理想的な減衰力を設定することができる。そしてあらゆるドライビングシーンにおいて、明確なボディコントロールと正確なサスペンションレスポンスを実現している。

アダプティブ・サスペンション・プロフェッショナルは、新型5シリーズ・セダンの全モデルに用意され(モデルによって標準装備またはオプション)、ドライビング・プレジャーを保証する。この新世代のビジネス・セダンは、7シリーズ・レベルに迫る乗り心地と、3シリーズでおなじみのスポーツ・アジリティ(車両の運動性能の高さや操作性の良さ)を融合している。

新型5シリーズセダンは、自動運転と駐車システムを搭載し、セグメントの平均水準を高める。高解像度カメラ、高精度レーダー・センサー、BMWグループの最新テクノロジー・ツールキットによるコントロール・ユニット、膨大な走行距離のテストによって改良されたソフトウェア・アプリケーションなどの豊富なシステムは、向上させた安全性と快適性を備えた自動運転体験を提供する。

ドライビング・アシスタント・プロフェッショナルには、米国、カナダ、ドイツでハイウェイ・アシスタントがオプションとして用意される。ハイウェイ・アシスタントは、130km/hまでの速度で使用でき、車間距離制御と車線制御に必要なステアリング操作をシステムが行うため、ドライバーは両手を楽な姿勢に保ち、車両周囲の状況や交通状況の把握に集中することができる。

新型5シリーズ・セダンのドライビング・アシスタント・プロフェッショナルおよびハイウェイ・アシスタントには自動車線変更の機能も備わっており、世界初の視覚操作で操作可能となっている。ドライバーが車線変更を希望し交通状況に問題がなければ、サイドミラーを「見る」ことで車が車線変更プロセスを開始し、必要なステアリング操作と速度調整を最高130 km/hの速度で実行する。

この視覚操作は、従来のウィンカーレバーの使用を補完するもので、代替手段としても利用可能である。第8世代の新型5シリーズ・セダンは、2023年夏にドイツのバイエルン州にあるディンゴルフィング工場で生産が開始され、2023年10月に販売開始予定である。

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