イベント
share:

「BYD ATTO 3」が待望の納車。初のEVでBYD車を選んだオーナーさんの生の声


TEXT:曽宮 岳大 PHOTO:小河原 認
TAG:

BYD車を取り扱うBYDオート東名横浜は、1月31日に発売したミッドサイズe-SUV「ATTO 3」(アット3)の納車が開始されたことを記念し、同モデルを購入されたオオタさんへの納車式の模様を4月4日、プレスに公開した。納車式では、オオタさんがEVを選んだ理由や、購入前の不安が試乗により払拭されたことなど、興味深いお話をしてくれたので生の声をお届けしたい(ご本人の希望により“オオタ”さんと表記)。

初めての中国車、初めての EV

中国・深圳に本社を構えるBYD。バッテリーメーカーから自動車製造業に参入した異色の歩みを遂げた同社は、2019年時点で北米・欧米・南米など60ヵ国に展開するグローバルメーカーへと発展した。2022年に日本の乗用車市場に参入し、アット3は導入第1弾。特徴は、約58kWhのリチウムイオン・バッテリーを搭載し、航続距離485kmというロングレンジを達成しつつ、車両価格440万円という価格を実現した競合他車を脅かす競争力の高さだ。

そんなアット3を選ばれたオオタさんは、国産小型車から乗り換えられた。家族構成は、奥さまとお子さまがいらっしゃり、ファミリーカーとして今回アット3を選ばれたという。まず最初の質問はアット3に興味を持ったキッカケについて。

「きっかけは去年、横浜の赤レンガ倉庫で行われた試乗会でした。その前から気にはなっていたのですが、中国メーカーのクルマは初めてだったので、“粗はないか?”という気持ちを持っていたのも正直なところです。でも試乗を通じてそうした不安もかき消されて、すごくいいクルマと感じました」

試乗された時の感想はいかがでしたか?

「第一印象として、乗り心地がいいと思いました。あとは運転のしやすさ。少し大きなクルマ(※全長4455mm×全幅1875mm×全高1615mm)ではあるんですけど、今乗ってるコンパクトカーに比べて物理的な大きさは違うとはいえ、感覚的にはそんなに変わらないと感じました」

>>>次ページ 外部給電機能を使ってキャンプをしたい

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
BEV大国の中国で販売が失速! ここ数年でPHEVのシェアが伸びていた
more
ニュース
EVの最高速度で世界記録を樹立! 大阪のアスパークが開発したEVハイパーカー「アウル SP600」
イオンモールの駐車場で合法的にタイムアタック! 柏の「インディカート」に電動カートが登場
落ち着きと品を兼ね備えた特別仕様車! 「DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE」発売
more
コラム
「EVシフトの踊り場」議論を一蹴! EVシフトに向けて本気のホンダが投入する「10兆円」で何が起こる?
電気自動車は儲からない……は過去の話! EVシフトを急速に推し進める「ボルボ」にみる「収益性の改善」
ファーウェイ&シャオミのEVは価格も性能も戦略も強烈!! スマホ系電気自動車メーカーの勢いがヤバい!
more
インタビュー
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
災害に強いクルマは「PHEV+SUV+4WD」! 特務機関NERVがアウトランダーPHEVを選ぶ当然の理由
more
試乗
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
誰もが感じる「ポルシェに乗っている」という感覚! ポルシェはBEVでもやっぱりスポーツカーだった
佐川急便とASFが共同開発した軽商用EV「ASF2.0」に乗った! 走りは要改善も将来性を感じる中身
more
イベント
中国市場のニーズに合わせて開発! 日産が北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカーを出展
レース前に特別に潜入! フォーミュラEに参戦する日産チームのテント内は驚きと発見が詰まっていた
日産がフォーミュラE「Tokyo E-Prix」開催前スペシャルイベントを開催! 六本木ヒルズアリーナに1夜限りのサーキットが出現
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択