スズキが開発中の電動モペット「e-PO」
海外で発表済みのスズキ初のフルBEV「e VITARA」が展示されていたりはしないかと、淡い期待を込めてスズキのブースへ足を運んでみたものの、そんなサプライズはありませんでした(残念)。
と思いながら一応ブースをまわってみましたら、あるじゃないですか! アウトドアテイストにカスタマイズされたスペーシア・ギアの荷室に電動モビリティが。
スペーシア・ギアの荷室に拘束されていたのは、スズキが開発中の「e-PO(イーポ)」と呼ばれる電動モペット。二輪も手掛けるスズキだから、いままであってもおかしくはなかったのだが、軽自動車に収まる折り畳み可能な原付一種が実際に出てくるとはちょっと衝撃。
あいにくオートメッセ初日は、e-POの担当者が不在で詳細を聞くまでには至らなかったが、気軽に持ち運べる電動モペットを目指して企画されという。現在開発を進行中のe-POだが、そのルーツはスズキが1979年に発売したレジャー用の原付一種「エポ」なのだとか。
いまでも根強いファンがいるエポを現代的に解釈しなおし、通勤通学や日常利用にも使える航続性能を持たせるよう開発が進められているe-PO。先祖と同様に、気軽に遊べて使える原付一種として人気を得ることになるのか、今後の動向に注目だ。