#ヒョンデ
TEXT:TET 編集部
「IONIQ 5 N」や「WRC」譲りの最新技術をフル投入! ヒョンデNがテスト車両「RN24」を公開

Rolling Labの最新モデル「RN24」が誕生 2024年10月25日、ヒョンデの高性能ブランド「N」はオンラインイベント「N Day 2024」において、次世代Rolling Lab(ローリングラボ)の「RN24(アールエヌ トゥエンティフォー)」を発表した。 2012年のRM(レーシングミッドシップ)シリーズから始まり「RN22e」や「N Vision 74」などのEVを含むRolling Labは、各種高性能技術のテスト車両として活躍してきた。 「RN24」はモータースポーツテクノロジーと、Nの量産モデルの架け橋の役割を果たすテスト車両の最新モデルだ。 「RN24」は「IONIQ 5 N」のPEシステムを搭載。再設計されたバッテリーパックは、量産モデルの84kWhという容量を維持しながら340mm短くなったホイールベースを実現することで、世界ラリー選手権(WRC)におけるHyundai Motorの「i20 N Rally1 Hybrid」のライバル車に匹敵するBセグメントサイズまでの小型化に成功した。 シャシーシステムは、ラリー仕様のダンパーや高剛性サブフレームを備えた新設計のWRCスタイルのサスペンションだ。 さらに、「RN24」にはWRCパワートレイン・ドライブ・コントロール・ロジック・システムが搭載されている。これによりドライバーは、ステアリングのボタンを使ってPEパワーや加速感度、回生ブレーキ感度、そしてPEパワーバランスを調整することができる。 バッテリーとモーターの冷却性能は、「IONIQ 5 N」搭載の高度なシステムに修正を加えたもので、ラリーカーレベルのレスポンスを実現するステアリングシステムにより、さらなる敏捷性が生まれた。 「RN24」のサウンドトラックは、「IONIQ 5 N」に搭載しているN Active Sound +に加えてふたつのサイドスピーカーを備えた外部高出力サウンドシステムを搭載。サウンドボックスとして機能するリヤフェンダーデザインがもたらす没入型サウンド体験により、クルマがもつさまざまな性能を実感することができる。 「RN24」が採用するモータースポーツテクノロジーのなかでもライバル車との大きな違いは、「ラリーモード」モータートルク制御の存在だ。「i20 N Rally 1」に搭載されている Hyundai Nの四輪駆動システムと同様、四輪すべてへのトルク配分を最適化。「i20 N Rally 1」のメカニカルテクノロジーの性能は「RN24」のラリーモード電子モータートルク制御によってシミュレーションされており、システムをよりシンプルにすると同時にコスト面の無駄をなくすため、将来の量産車への適用がより現実的になる。 「RN24」の見た目で特徴的なのは、高剛性の外骨格スタイルの露出型ロールケージだ。乗員の安全を確保するだけでなく、高速走行時における車両のパフォーマンスや安定性を高めている。 Nパフォーマンスパーツとしては、Elantra Nの19インチマットブラック鍛造ホイールなどを採用。 さらに、「RN24」にはHyundai MotorsportのTouring Car Racing(ツアリング・カー・レーシング/TCR)モデルのスポイラーを装着している。これにより、さらなる敏捷性と安定性を実現。3Dプリントされたマチの採用で、剛性が増すとともに軽量化にも成功した。 Nブランドの Joon Park(パク・ジューン)常務は、「スペック番号よりドライビング体験を優先している『RN24』は、電動モータースポーツテクノロジーを進歩させるというHyundai Nのコミットメントを体現しており、高性能EVにはいまだ開拓されていない可能性が残っていることを証明しています。新たなテクノロジーが生まれる未来には、楽しみなことがたくさんあります」と述べている。

TAG: #RN24 #コンセプトカー #ヒョンデ
TEXT:TET編集部
中国・四国地方に初上陸! ブランド史上4店舗目のショールーム「Hyundai Mobility Lounge 岡山」がオープン

中国・四国地方に待望のショールームがオープン ヒョンデはオンライン販売のみということもあり、特定の店舗に行かなければ実車に触れることができないのはもちろん、見ることさえままならない。 IONIQ5のデザインはたしかに秀でているのだが、意外とサイズが大きいので、勢いで買うと車庫に入らないなんてことも起きかねない。 とくに日本においては、ショールーム等が展開されていない中国地方〜四国地方に住む検討中のオーナーは、なかなか踏み出すのに勇気がいるのではないだろうか。このエリアに住んでいたとすると、最寄りの展示場は京都か福岡となり、なかなかの遠方になるからだ。 そこで今回、自動車販売店を中国地方を中心に4店舗、神奈川県に1店舗を構える「Heart up world」が、岡山県岡山市に、国内で4店舗目となるヒョンデのショールーム「Hyundai Mobility Lounge 岡山」を、県道21号線沿いに11月9日にオープンさせた。岡山駅からは2km弱ほどの距離で、3階建て(2〜3階ではほかのクルマも販売する)のビルに立体駐車場などを設けた巨大な建物が目印。 同店舗の運営元である「Heart up world」は、自動車販売店を営みつつ、モータースポーツに参戦するなど、クルマを通じてさまざまなビジネスを展開してきているクルマのプロだ。また、テスラが日本に上陸した際も、「これからは電気の時代になる!」と新しいものに対するアンテナも敏感で、いち早くテスラの取り扱いをスタートしている。もちろん、テスラの認証工場としてのサポート体制もバッチリだ。 その後は、2022年にヒョンデが日本に上陸した際に、「このクルマは凄い!」と反応し、早速ヒョンデの認定工場という立ち位置となった。現在では毎月5台ほどをサポートしているそう。 そしてこの度、新店舗オープンに合わせて、店内に「Hyundai Mobility Lounge 岡山」をオープンさせた。ここでは、専任スタッフをメカニックと営業でそれぞれ2名ずつ配置して、販売面とメンテナンス面で訪れた人たちのサポートを行うほか、試乗車の準備、さらに今後はレンタカーも用意して、よりじっくり試せる体制を整えていくとのこと。 ただし、あくまでここはショールームなので、商談などができないのは全国共通。購入は従来どおりオンラインのみとなるのはほかと同様。 ヒョンデでマネージングディレクターを務める七五三木氏は、「この場所は岡山でクルマを販売するには1番いい場所です。ヒョンデは、日本の美しい自然を守りたいという想いから、あえてBEVやFCEVしか導入していません。中国・四国地方の皆さんに、ヒョンデの魅力をこの場所から発信していただけたら幸いです」とコメント。 「Heart up world」の代表を務める佐藤氏は、「このIONIQ5はデザインがズバ抜けて格好いい、ワクワクする1台です。ここでしか提供できないサービスを売りに、ヒョンデのクルマを通じて多くの人を笑顔にしたいと思ってます」と意気込みを語った。 オープン日のテープカットには、岡山県出身で、自動車整備議員連盟会長、オートバイ議員連盟会長、バス議員連盟会長などを務める衆議院議員の逢沢一郎氏、佐藤社長と仲良しという映画コメンテーターの有村 昆氏などのゲストが駆けつけ、オープンを祝福。 ちなみに、ヒョンデでは2025年にコンパクトSUVの「インスター」を国内導入することも発表している。このモデルは、韓国版軽自動車ともいえる「軽車(キョンチャ)」として現地で愛されており、日本市場では軽規格には収まらないものの、昨今のコンパクトSUV市場の活気を考えたら、それらの強力なライバルになるのではないかと関係者の間で噂されている注目車種だ。 こういったモデルも導入後は「Hyundai Mobility Lounge 岡山」でいち早く見れるようになるはずなので、気になっている人は今後タイミングを見て足を運んでみてほしい。

TAG: #ディーラー #ヒョンデ #新車
TEXT:TET 編集部
2024年末の発売を目指すヒョンデ中型EVバスを展示! 「エレクシティタウン」が富士スピードウェイのホームストレートを走った

富士のストレートをEVバスが初めて走った日 2024年末からの発売を控えているヒョンデの新型中型EV路線バス「ELEC CITY TOWN(エレク シティ タウン)」が、10月27日に開催された「ジャパントラックショー in Fuji Speedway 2024」に展示された。 当日は富士スピードウェイのコース上を走行する姿も披露し、安全性と走行性能の高さを来場者にアピールした。なお、この走行は富士スピードウェイにおいて初めてEVバスがコースを走行した記念すべきシーンにもなった。 現在の日本市場においては、EVバスの国内外のメーカーラインアップが限られている。環境問題に対応できる車両の導入が、公共交通機関を運営する自治体や事業者などにとって急務である状況を踏まえると、適切なサイズでしかも部品供給体制が整い、アフターサービスの充実しているメーカーの参入が強く望まれていた。 そこで、ヒョンデは課題解決に向け、一定の需要が見込まれる郊外路線やコミュニティバスなどに向け、日本のバス車体規格ガイドラインに準拠し、日本市場のニーズに合わせた開発・設計を行って誕生させたのが、この「エレク シティ タウン」である。 すでに当サイトでお伝えしている通り、ヒョンデは同社が販売している大型観光バス「ユニバース」と同様に、部品の国内翌日納品率を95%以上にすべく初期部品在庫の準備を進めている。また、フロントガラスやサイドミラー、タイヤパンクなどについては、充実した修理・交換サービスの提供が予定され、導入自治体や事業者に対し、アフターサービスの充実性をアピールしている。 同時に、CHAdeMO急速充電器適合試験にも合格。日本独自のインフラ体制にも十分に対応していることを証明済みだ。 イベント当日には、8月から富士スピードウェイ初のEVオフィシャルカーとなった同社のハイパフォーマンスEV「アイオニック 5 N」も同時に展示された。 乗用車、バスの両面で、ヒョンデは日本市場でEVのリーディングブランドとして確固たる地位を築き上げようとしている。

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TEXT:TET 編集部
中国地方にヒョンデが初進出! ショールーム付き施設「Hyundai Mobility Lounge 岡山」が誕生

国内4店舗目の「Hyundai Mobility Lounge」 ヒョンデにとって中国地方では初となるショールーム「Hyundai Mobility Lounge(ヒョンデ・モビリティー・ラウンジ) 岡山」が2024年11月9日(土)にグランドオープンする。 岡山市の中心部から児島へと伸びる県道21号線と、県道236号線が交わる野田の交差点近くにショールームを構えるのだが、ヒョンデが入居する以前のテナントの影響だろうか、大型立体駐車場を建物の背面に抱え、店舗前のスペースも広大でとにかく目立つ。 この施設は、ヒョンデのZEVの購入を検討する顧客をサポートし、最新のEVライフスタイルを提案する場所として設立するという。「Hyundai Mobility Lounge」としては京都四条、東京ベイ、富山に続く国内4店舗目であり、中国地方には初お目見えとなる。 店舗にはヒョンデの整備工場が併設されているから、EVの購入だけでなく、メンテナンスや買取サービスまでを提供する、総合的なサポート拠点として機能することになる。 Hyundai Mobility Lounge 岡山では、最新モデルの「IONIQ 5(アイオニック ファイブ)」や「KONA(コナ)」の車両展示・試乗体験が提供され、オンライン購入のサポートや納車・整備に関するサービスまで幅広く対応してくれる。また、全天候型のショールームには急速充電器も完備されている。 さらに、初めてEVを体感する方々に向けた魅力的なイベントの実施を計画し、ヒョンデの車両をより身近に感じてもらえる環境を提供していくとしている。 オープニングセレモニーには有村 昆氏も登壇予定 そんなHyundai Mobility Lounge 岡山では、11月9日(土)11時から12時まで、オープニングセレモニーが開催される。セレモニーではテープカットが行われるほか、特別ゲストに映画コメンテーターの有村 昆さんを招いたスペシャルトークショーの開催などが企画されている。セレモニー参加者には、Hyundaiオリジナルグッズのプレゼントなども予定されているそうだ。 また、同日の13時から19時、および翌10日(日)の10時から17時にかけては、レーシングシミュレーター体験や、キッチンカーによる食の提供など、家族連れで楽しめるイベントが開催される。特別割引やメンテナンスパッケージを含む限定キャンペーンも実施されるので、ZEVの購入を検討している岡山周辺の方々は、この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。 ■「Hyundai Mobility Lounge 岡山」店舗情報 所在地 :岡山県岡山市北区野田2-14-28 営業時間:10時ー19時(※日曜日は17時まで) ※11月9日(土)のみ13時から19時 定休日 :毎週月曜日 電話番号:086-245-0310 ホームページ https://www.hyundai.com/jp/showroom

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TEXT:TET 編集部
ヒョンデのEVコンパクトSUV「コナ」がワイルドに! 30台限定の特別仕様車「マウナ・ロア」登場

ハワイの壮大な山々がテーマのワイルド&タフな特別仕様車 ヒョンデのコンパクトSUV電気自動車「KONA(コナ)」に、日常からアウトドアまでさまざまなシーンで存在感を放つ、オフロードテイストの内外装を纏った特別仕様車「KONA Mauna Loa(コナ・マウナ・ロア)」が、全国30台の限定車として10月25日から販売が開始された。 一見聞きなれない「マウナ・ロア」というグレード名は、車名の「コナ」と同様にハワイに由来し、「長い山」という意味のハワイ語なのだそう。ハワイの壮大な山々をテーマに、自然に溶け込むデザインでありながら、市街地でもスマートに走行することができるモデルとして名づけられたそうだ。 「コナ・マウナ・ロア」は、最大容量の64.8kWhのバッテリーを搭載し、コナのなかでも一充電走行距離が625kmと足の長いグレード「Voyage(ボヤージュ)」をベースにして仕立てられている。 ボディカラーには、自然を感じさせる「マウナ・ロア」専用の“ミラージュグリーン”が国内初採用された。また、バンパーやホイールアーチなどには艶を抑えワイルドな質感と傷にも強い「ワイルド&タフ ブラック塗装」が施され、ブラックアウトされたサイドモールディングとの相乗効果で、力強い印象を与えている。 インテリアにも、国内未導入の新色”セージグリーン2トーン”を採用し、外装色との調和を意識したコーディネートがされている。また、シート生地にはベース車に設定のない本革を使用することで、上質感をプラス。そこにイエローのアクセントを施すことで、「マウナ・ロア」の遊び心が演出されている。 専用アクセサリーとしては、ルーフクロスバーが付属されていたり、ラバー製のオールウェザーフロアマット、ラゲッジマットを装備することで、レジャーシーンでの利便性を向上させている。 足元には、ウェッズとの共同開発によるコナ専用のマットブラック16インチアルミホイールと、全天候に対応するホワイトレターのオールテレーンタイヤを装備。標準車からホイール径を1インチ落とすことで、タイヤのボリューム感を目立たせると同時に、悪路での走破性を向上させている。 特別仕様車「コナ・マウナ・ロア」は、標準車が持つ使い勝手の良さや快適性をスポイルすることなく、レジャーシーンでの実用性とタフでワイルドな印象をプラスしたギア感あふれるEVだ。さらに、ハワイの山々をイメージして名づけれらた同車ではあるが、山遊びだけでなくサーフシーンにもよく似合いそうだ。30台限定となるこの特別仕様車の車両本体価格は、税込み495万円となっている。 ■ヒョンデ「KONA Mauna Loa(コナ・マウナ・ロア)」専用装備 ボディカラー(ミラージュグリーン) ワイルド&タフブラック塗装 (フロント/リヤバンパー、ホイールアーチ、サイドガーニッシュ、ドアミラーカバー) ドアベルトラインブラックモールディング マッドガード(フロント/リヤ) インテリアカラー(セージグリーン2トーン、イエローアクセント付) 本革シート ■専用アクセサリー ウェッズ製16インチアルミホイール(マットブラック) 205/65R16オールテレーンタイヤ(ホワイトレター) ルーフクロスバー オールウェザーフロアマット オールウェザーラゲッジマット マットブラックエンブレム(フロント/リヤシンボル、リヤロゴ)

TAG: #hyundai #KONA #ヒョンデ #限定車
TEXT:TET 編集部
ヒョンデのEVを買うとテラチャージの充電が1年無料になるってよ! ただし横浜・川崎・世田谷のテラチャージ充電器設置済みマンションに限る

地域・期間限定ながら1年間充電無料ってお得すぎ 電気自動車(EV)向けの充電サービスを行っている「Terra Charge(テラチャージ)」の充電器が設置されているマンションの住民で、ヒョンデのEV「KONA」または「IONIQ 5」を購入したユーザーを対象に、1年間マンション内での充電が無料になる「EV充電器設置マンション向け KONA・IONIQ 5購入キャンペーン」が開始された。 これは、ヒョンデとテラチャージが協業し、ヒョンデはEVの拡販を狙い、テラチャージは充電サービス設備の普及と利用率向上を目的として始まった第1弾企画だ。 すでにテラチャージの充電設備が設置されている神奈川県横浜市と川崎市、東京都世田谷区内の当該マンションの居住者で、EV関心度の高い人やEVへの乗り換えがハードルになっている人に向けて、購入の後押しをする地域・期間限定のキャンペーンだとヒョンデは説明している。また、基礎充電が無料になることで、思う存分EVの良さを体感しながら、各地へ出かけてみてほしいという思いも込められているようだ。 このキャンペーンを通じて「IONIQ 5」や「KONA」を新車購入した場合、先述の通りマンション内のテラチャージが1年間無料で充電できるほか、ヒョンデ・カスタマー・エクスペリエンス・センター横浜では、ショールーム来場記念プレゼントとして、特製ヒョンデクッキーがもらえるという。 年内12月31日(火)までの期間限定キャンペーンなので、横浜市、川崎市、世田谷区でテラチャージの充電器が設置されているマンションにお住まいの方は、どうぞお早めに。

TAG: #hyundai #キャンペーン #テラチャージ #ヒョンデ
TEXT:TET 編集部
ヒョンデが累計生産台数1億台を達成! 特別展「One step further」をソウルで開催中

ヒョンデ初の量産車や独自開発エンジン搭載車など展示中 ヒョンデは全世界における累計生産台数1億台達成を記念し、Hyundai Motorstudio Seoulにて「One step further」展を開催している。9月30日にヒョンデの蔚山工場では、生産1憶1台目のアイオニック 5を購入者に直接手渡す「1億台記念式典」が行われたが、今回の記念イベントはそれに続くものだ。 「一歩先へ」を意味するこの展示会は、生産台数1億台という節目の達成に貢献したさまざまなトピックスが展示されている。 「1台のクルマは、何千もの部品やパーツだけでなく、長年にわたって研究開発や設計、製造に携わってきた何百万人もの人々の努力があって初めて完成します。累計1億台の生産に貢献した、こうした舞台裏の努力にスポットライトを当て、従来の自動車メーカーからスマートモビリティソリューションプロバイダーのリーダーへと大きく変わるHyundai Motorのストーリーを伝えるために、今回の展示会を企画しました」と、語るのはHyundai Motor Companyのブランドマーケティング本部長ジ・ソンウォン専務。 展示会は5フロアで構成されている。1階では、1億台までの道のりのスタートとして、ヒョンデ初の量産モデル「Cortina Mark 2」と同社が初めて独自に開発した「Pony」が紹介されている。 2階では、生産プロセスの進化なども含めたヒョンデの主要工場の歴史を紹介。続く3階では、初代「SONATA」と初代「ELANTRA」、そして「Scoupe」という3種類のアイコニックモデルに焦点を当て、世界での累計生産台数1億台という節目達成に貢献した主な原動力が紹介されている。 これらのモデルは、今回の1億台達成を推し進めるなかで、「一歩先に」進むことを絶え間なく追求してきた姿勢を表していると、ヒョンデは説明している。初代「SONATA(ソナタ)」は、ヒョンデの職人技と製品品質の向上のためのたゆまぬ努力を表現。堅調に売れた初代「ELANTRA(エラントラ)」は、自動生産ラインの導入により、生産1億台達成のために必要な能力の基礎を築いたモデルとして展示。そして、ヒョンデ初の独自開発エンジンであるAlpha(アルファ)シリーズを搭載した2ドアクーペの「Scoupe(スクープ)」は、韓国のスポーツカー部門を切り拓き、同社が優れたエンジニアリング能力をもっていることを実証したモデルとして展示されている。 4階と5階には、「SANTA FE(サンタフェ)」「KONA(コナ)」、そして 「INSTER(インスター)」という最新のSUVラインアップと、「IONIQ(アイオニック) 5」「IONIQ 5 N」「IONIQ 6」からなる電気自動車(EV)のラインアップにスポットライトを当てている。この最後のセクションでは、「一歩先へ」進み、従来の自動車メーカーからスマートモビリティソリューションプロバイダーへと、大きく変貌を遂げようとしているヒョンデの未来を見据えた内容になっている。 この展示会は、イノベーション、顧客満足、そして継続的に成長し成功している未来を実現するという、ヒョンデの揺るぎないコミットメントの証だとしている。もし11月10日までにソウルへ旅行する機会があれば、訪れてみてはいかがだろうか。

TAG: #hyundai #イベント #ヒョンデ
TEXT:TET 編集部
納車からわずか1か月でEVレースに参戦した「ヒョンデ・アイオニック 5 N」が総合優勝の快挙! さらにレースファステストまで獲得するパーフェクトウィン

記念すべき初優勝者はアイオニック 5 Nの日本納車第1号オーナー 8月から納車が開始されたヒョンデのハイパフォーマンスEV「アイオニック 5 N」だが、以前、当THE EV TIMESでもお伝えしたように、納車第1号となるオーナーが2010年から続くEV車両のみの国内レース「全日本EV-GP」の第5戦・富士55km(2024年9月28日開催)に無事出場を果たした。 全日本EV-GPは、年間全6戦で争われる電気自動車のレースシリーズで、富士スピードウェイでの第5戦は、アイオニック 5 Nの初参戦ということもあり注目を集める1戦となった。このシリーズには8つのカテゴリが存在し、アイオニック 5 Nはモーター出力250kW以上の強力なEVが競い合う「EV-1クラス」に2台、そしてSUV車両を対象とした「EV-Sクラス」に1台が参戦した。なお、EV-1クラスの主なライバルはテスラ・モデルS Praidとモデル3で、EV-Sはテスラ・モデルYと、日産アリア B9がライバルだ。 1周のラップタイムで競う予選こそEV-1クラスで猛威を振るう23号車のテスラ・モデルS Plaidが1分54秒454の最速タイムでポールポジションを奪うも、初参戦のアイオニック 5 Nも総合2位と3位に入るなど健闘を見せた。 迎えた決勝では、クルマの温度管理とレース戦略が勝負を分け、EV-Sクラスから参戦する納車第1号オーナーの22号車小峰猛彦選手がクラス優勝と総合優勝を同時に決めるトップフィニッシュを飾った。納車からわずか1か月足らずという、きわめて短い準備期間でのデビューウィンである。 予選2番手の好位置からスタートした3号車 チェ・ジョンウォン選手は、3周目にレース全体の最速タイム1分56秒899を記録している。終盤はバッテリー温度によるものか、ラップタイムを抑えて走行するシーンも見られたが、クルマを労わりながら見事にアイオニック 5 Nをゴールまで導き、クラス2位となる総合3位でフィニッシュしてみせた。また、45号車を駆る柴田選手も終始安定したペースで走行し、クラス3位・総合5位でゴール。初参戦ながら、参戦した3台すべてのアイオニック 5 Nが総合5位以内に入る快挙を達成した。 レース用の改造範囲が狭く、量産車の出来の良さが成績に直結するEV-GPだけに、478kW(約650馬力)のパワフルなモーターと、コーナリング性能の高さが存分に発揮された形といえる。そして、3つある総合表彰台のうち、ふたつをアイオニック 5 Nが占める好成績で初レースの幕は閉じた。 じつは今回の全日本EV-GPへの参戦に合わせ、開催地の富士スピードウェイの第2コーナーブリッジ(1コーナー「TGRコーナー」からAコーナー「コカ・コーラコーナー」までの間に位置する)には、「Hyundai N」のロゴが掲げられた。 8月から同サーキットのオフィシャルカーとして活躍しているアイオニック 5 Nとともに、富士スピードウェイはいま、ヒョンデ色が濃くなっている。そこにきて今回のデビュー・ウィンだ。ヒョンデが誇るハイパフォーマンスブランド「N」が送り出す初のEVモデルとして、これ以上ない最高のデビューになったといえるだろう。

TAG: #IONIQ 5 N #アイオニック5 N #ヒョンデ #全日本EV-GP
TEXT:TET 編集部
ヒョンデとウェイモが複数年のパートナーシップを締結 自動運転タクシー「ウェイモ ワン」の普及に大きく前進

自動運転タクシーのベースは「IONIQ 5」 スマートモビリティ・ソリューション・カンパニーへの転換を加速させている「Hyundai(ヒョンデ)」と、自動運転技術のパイオニアである「Waymo(ウェイモ)」が、複数年にわたる戦略的パートナーシップの締結を発表した。 ウェイモは2009年にGoogleのSelf-Driving Car Projectとしてスタートして以来、「もっとも信頼されるドライバーになること」をミッションとして自動運転技術を開発し、提供している企業だ。これまで米国の13以上の州において、公道で数千マイル、シミュレーションでは数百億マイルの自律走行を行い、技術の蓄積を図ってきている。 今回のパートナーシップにより、ウェイモが開発した第6世代の完全自動運転技術「Waymo Driver(ウェイモ・ドライバー)」を、ヒョンデのSUVタイプの電気自動車 「IONIQ (アイオニック)5」に統合する。そして、完成した車両はウェイモが世界で初めて実現させた完全自動運転による配車サービス、すなわち自動運転タクシーの「Waymo One(ウェイモ ワン)」として順次運用される予定だという。 ウェイモの自動運転タクシー用「アイオニック 5」は、ジョージア州に新たに建設されたHyundai Motor Group Metaplant America(HMGMA)のEV製造施設で組み立てられた後、ウェイモの自動運転技術が統合される。この「アイオニック 5」は、ウェイモの冗長ハードウェアや電動ドアなど、自動運転に対応するため一部改良が施された車両になるという。 両社は「ウェイモ ワン」の規模拡大をサポートするため、ウェイモの技術を搭載した「アイオニック 5」を複数年にわたって大量に生産することを計画している。初回の路上テストは2025年後半までに開始する計画で、その後の数年で自動運転タクシー「ウェイモ ワン」として利用できるようになることが目標だ。

TAG: #ウェイモ #ヒョンデ #ロボタクシー #自動運転
TEXT:CARトップ編集部 三澤正充
2030年までに公用車をすべてZEVに! ヒョンデがKONAを横浜市に無償貸与で横浜の脱炭素が加速する

一般の公用車として“普通に”使われる予定 日本市場へはBEVやFCEVといったZEVのみで参入しているヒョンデ・モビリティ・ジャパン。同社の本社および直営拠点は横浜市内に置かれているが、今回、コンパクトSUVタイプのBEV「KONA」が横浜市の公用車として無償貸与されることに決定。9月26日、横浜市からヒョンデ・モビリティ・ジャパンへ感謝状が贈呈された。 「横浜市役所は、横浜市域内から排出される温室効果ガスの5%を出す、市内最大級の排出事業者。率先して脱炭素の取り組みを進めなければいけないという立場にあることを自覚しております。横浜市で保有する一般の公用車は約1400台。これを2030年度までに、すべて電気自動車をはじめとする次世代自動車に変えていこうと取り組んでおります」と、贈呈式に登壇した平原敏英副市長。 横浜市は脱炭素化の実現に向けて「Zero Carbon Yokohama」を掲げ、低炭素型交通の普及促進や、EVを非常用電源として活用する体制の整備などに取り組んでいる。今回、KONAを公用車として導入することで、市民や職員の環境に対する意識を高め、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進していきたいという。 その具体例として挙げられたのが、急速充電スポットの増強。現在、EVの急速充電器は市内に約200口あるそうだが、今後は400口まで増やせるよう、コンビニ駐車場や公道上への充電器の設置(現在、センター南駅前ロータリーの一画に設置されている)を推進していく。「多くのドライバーの皆さまが安心してEVに乗っていただける横浜市を作っていきたい」(平原敏英副市長)。 ちなみに約1400台の公用車のうち、BEVは約90台。横浜市は狭い道が少なくないということもあって、ミニキャブMiEV(ミニキャブEV)が多いという。今回貸与されるKONAはひとまず1台で、貸与期間は3年。市役所の職員が業務用として普通に利用できるとのことで、積極的に使っていきたいという。 また、感謝状を受け取ったヒョンデ・モビリティ・ジャパンの七五三木(しめぎ)敏幸マネージングダイレクターは、「我々の思いは横浜市の皆さんと一緒で、カーボンニュートラルを日本で徹底し、世界に誇る日本の美しい風景を守っていきたい。この取り組みに参加させていただいて、本当にありがたいと思っております」と、今回の無償貸与に至った思いを語った。 具体的な内容は未定だが、両者は今後も幅広い提携関係を構築していく予定だという。

TAG: #ヒョンデ #横浜市 #輸入車

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