ニュース
share:

電気自動車のアバルトが誕生!ステランティスがアバルト500eを発表


TEXT:烏山 大輔
TAG:

「電化サソリ」のデザインの特徴

アバルト500eのフロントグリル上にはダークチタニウムグレーの新しいアバルト・レタリングが配置される。また、車体側面には、新しいスコーピオンのサインロゴにより、ドライバーが電動化の世界に足を踏み入れたことを知らせている。

エクステリアは、サイドスポイラー、リアディフューザー、クールホワイトのリップスポイラー、マットグレーのミラーキャップ、専用デザインの17インチアルミホイールなどが、新型アバルト500eをよりアグレッシブな印象に変えている。

外装色は、白(Antidote White)、黒(Venom Black)、赤(Adrenaline Red)、そして新色の緑(Acid Green)と青(Poison Blue)の5色から選ぶことができる。

インテリアはヘッドライナーやピラーのダークな雰囲気、「スコーピオン・ストライプ」のエンボス加工が施された「チューンド」スポーティシート、スポーティなダブルステッチとブラックビニールのステアリングホイールが備わっており、スポーティで快適なドライビング環境の実現を試みている。

ドライバーの目の前には2つの大きなディスプレイを備える。新しくパフォーマンス・ページを加えたワイドな10.25インチ・タッチスクリーンのインフォテインメント・システムと、アバルト専用グラフィックの7インチTFTクラスターが標準装備される。

パフォーマンス・ページは、電気自動車である新型アバルト500eのために特別にデザインされたもので、テクニカルゲージ表示ではバッテリーの残量(SOC)や温度、12ボルトバッテリーの電圧を確認できる。

さらに電源をオン・オフにするたびに車内にロックギターの音が鳴り響く。また、アバルトのファンにはおなじみの「アバルト・ジングル」がAVAS(車両接近通報装置)にも搭載され「侵攻的で型破りな魂」が反映されている。

サソリのDNAをより濃く受け継ぐ「ツーリズモ」

ツーリズモは、アバルト500eの頂点に位置し、高いパフォーマンス、ユニークなスタイル、そしてオリジナルのアバルトサウンドを提供するという。

外観は、18インチのダイヤモンドカットチタニウムグレー・アルミホイールが特徴。またインテリアには高級レーシング素材のアルカンターラが使われる。さらに、アルカンターラ&レザーのステアリングホイールやダッシュボードフェイシアには、アルカンターラのエンボス加工が施され、スポーティさとプレミアム感を演出している。

ヘッドレスト一体型のスポーティなシートは、アルカンターラにレーザー加工されたアシッドグリーンのスコーピオンを室内にもたらし、スポーティなダブルステッチがシートからドアパネルまで視覚的に連続性を持たせている。

アバルト・サウンド・ジェネレーターは、アバルトのエンジン車の高性能エキゾーストシステムである「レコードモンツァ」を忠実に再現しようと試みている。さらに、フロントシートヒーターやワイヤレス充電パッド、リアビューカメラ、ブラインドスポットウォーニングなど、快適性、安全性を追求した装備が充実している。

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
日本は3年連続「日産サクラ」がトップ! じゃあ中国・欧州・アメリカで一番売れてるEVってなにか調べてみた
電気自動車って「お金的に」得? エンジン車と諸々の費用を比べてみた
リーフのバッテリーパックをバラして積むって意外に大変! 初代フィアット・パンダのEV化に挑戦してみた【その5】
more
ニュース
新型エルグランドがいよいよe-POWERで登場!? 「EVの雄」日産のジャパンモビリティショー2025は電動モデルが盛り盛り
トヨタの新型モビリティでお台場周辺が一気に便利になる! 「eパレット」と「C+walk」が街全体の活性化にも貢献
ホンダがカーボンニュートラル実現に向け二輪の電動化を加速中! 欧州でネイキッドモデル「WN7」を発表
more
コラム
モニターもなきゃ急速充電もない……がなんの問題もない! N-ONE e:のエントリーグレードは「EVの本質」を追求したクルマだった
再生中の日産が早くもヒット作を生み出した! あえて日産らしさを封印した「N7」のデザインに天晴れ!!
なぜBYDは軽EVを日本に導入するのか? 現在じゃなく未来を見据えた周到な戦略とは
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
【試乗】5台の輸入EVに一気乗り! エンジン車に勝るとも劣らない「個性」が爆発していた
【試乗】CR-Vに中身を乗っけただけのプロトなのにもう凄い! ホンダの次世代BEV「0シリーズ」に期待しかない
more
イベント
ホットハッチ大好き英国人も唸らせたホンダ「スーパーワン」! 2026年の発売を前にプロトタイプを日本初公開【ジャパンモビリティショー2025】
2026年春発表予定のSUBARU「トレイルシーカー」 BEVであってもお客様第一主義と安全性へのこだわりは健在!【ジャパンモビリティショー2025】
ダイハツ「ミゼットX」はただの軽貨物車じゃない! ママチャリに代わる大発明モビリティだ【ジャパンモビリティショー2025】
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択