2024年11月
TEXT:TET 編集部
コレクターズアイテムになること間違いなし! 「FIAT × ルパン三世」のクリスマスコラボプレゼントを実施中

WEBで見るだけだったイラストと短編小説が形になって手元に届く! ルパン三世の作品中には、フィアットを代表するコンパクトカー「500(チンクエチェント)」がたびたび登場する。 これを縁に、この秋にはフィアットとルパン三世によるさまざまなコラボレーション企画が展開された。そして新たに、「FIAT × LUPIN THE III GET THE TREASURE」と銘打ったクリスマスコラボレーション・キャンペーンが開催されている。 キャンペーンは11月11日から12月25日まで実施されていて、抽選でルパン三世のキャラクターとフィアットのさまざまなモデルが登場するオリジナルイラストを、額装してプレゼントしてくれるというもの。さらに、キャンペーンのために書き下ろされた完全オリジナル短編小説も、冊子になってプレゼントされる。 この秋に展開された全3回にわたるキャンペーンでは、公開されたイラストと短編小説はすべてWEB上で見るだけのものだった。それが形となって手に入るのだから、ファンにとっては堪らない。さらに、完全限定生産となるため、コレクターズアイテムになることは間違いなさそうだ。 イラストは全3パターン用意されているので、お気に入りのイラストを選んで応募いただきたい。また、オリジナル短編小説の冊子だけがもらえるコースも設定されているので、キャンペーン特設サイトで確認のうえご応募を。 ■「FIAT × LUPIN THE Ⅲ GET THE TREASURE」 実施期間:2024年11月11日(月)~12月25日(水) プレゼント内容: ・500賞 (5名) オリジナルイラスト「新しい相棒はこいつだ!」+オリジナル小説冊子 ・500e賞 (5名) オリジナルイラスト「女神は誰に微笑むのか」+オリジナル小説冊子 ・600e賞 (5名) オリジナルイラスト「電気じかけの支配者を探せ」+オリジナル小説冊子 ・ルパン賞 (20名) オリジナル小説冊子のみ

TAG: #キャンペーン #フィアット #輸入車
TEXT:高橋 優
スペック上はポルシェ・タイカンターボもテスラ・モデルSも凌駕! シャオミSU7 Ultraは世界最強の4ドアEVとなるか?

プロトタイプはニュルで4ドア車最速タイムを達成! 中国シャオミからSU7のハイパフォーマンスグレード「Ultra」が正式発表されました。最高出力1139kW、0-100km/h加速が1.98秒、最高速度350km/h、そしてプロトタイプはニュルで4ドア車最速タイムを達成するなど、超高性能なスペックを解説します。 まず、シャオミは2021年中にもEV事業への参入を正式に表明して、ようやく2024年3月29日に、初の量産EVとなる中大型セダンのSU7の正式発売をスタート。4月頭から中国全土で納車をスタートして、現在急速に規模を拡大中です。最新の10月度の納車台数は月間2万台の大台に達したと発表されています。 そして、このシャオミの発売するSU7は、現在3グレード展開です。最上級グレードのMaxでは、最高出力495kWを発揮し、0-100km/h加速も2.78秒、最高速度も時速265kmに到達するという高性能仕様です。他方で、そのSU7の発表会において、Maxがベンチマークとして設定していたのはポルシェ・タイカンターボとテスラ・モデル3パフォーマンスでした。よってシャオミが、タイカンターボGTやモデルS Plaidをベンチマークに据える、真の最上級グレード「Ultra」を追加設定してくるのではないかと噂されていたわけです。 ※シャオミはSU7 Maxのベンチマークにタイカンターボを設定。 そして、シャオミはUltraグレードの存在を発表し、ひと足さきにプロトタイプとして、おもにサーキット走行に特化したレース車両をお披露目していました。そして今回、そのUltra Prototypeを使用して、ニュルブルクリンクの北コースにおけるラップタイムの更新にチャレンジしました。なんと結果は6分46秒874という、4ドア車最速のタイムを達成することに成功したわけです。 そして、そのプロトタイプの市販車バージョンである「SU7 Ultra」の発表会が開催されました。プロトタイプでは公道を走行させることができませんが、サーキット走行にも耐えながら、日常の足としての使い勝手を両立する市販車バージョンとして開発されています。 そのスペックでまず注目するべきは、シャオミの独自内製最新モーターであり、最高回転数が2万7200rpmを実現する「V8s」をリヤ側にふたつ。さらに最高回転数が2万1000rpmを実現し、すでにMaxグレードに採用されているV6sをフロントに搭載するトライモーター仕様によって、その最高出力は1548馬力、最大トルクも1770Nmを実現。よって0-100kmh加速は、ワンフットロールアウトを差し引いて1.98秒と驚異的な加速力です。 さらに200km/hまで5.86秒、400mを9.23秒で加速することが可能。最速速度も350km/hと、スーパーカーを凌ぐ動力性能です。 次に、EVのサーキット走行においてもっとも大きなボトルネックとなるバッテリー性能について、Maxでも搭載されているCATL製のQilinバッテリーの最新世代として、Qilinバッテリー2.0を世界初採用しました。冷却性能をさらに高めながら、電圧を引き上げることによって最大放電Cレートは16C、最大1330Wに到達。また、SOC20%の段階でも800kWもの出力を発揮可能。充電性能もCレートで5.2C、最大480kWの超急速充電に対応して、SOC10-80%を11分で充電可能です。今回のUltraでは93.7kWhの三元系バッテリーを採用することで最大電圧が897Vを実現しています。 そして、サーキット走行における熱対策という点で、45ccコンプレッサー、400Wの冷却ファンをふたつ、530Wのウォーターポンプ、そして28kWのパワーを有するパワートレイン冷却システムを合わせることで冷却性能を飛躍的に向上。よってニュルの連続走行においても熱ダレすることなく走破できると主張しています。 また、サーキット走行では加速力だけではなく制動力も重要です。Ultraには曙製のカーボンセラミックブレーキを採用することで100km/hからの制動距離も30.8メートルを実現しながら、180km/hからの急停止を10回繰り返したとしてもブレーキがフェードすることがないとアピールしています。EVにおいて有利となる摩擦ブレーキの消費を抑える回生ブレーキも、最大減速Gが0.6Gに到達し、400kWもの回生力を備えています。 さらに、ハイパフォーマンスEVとして、加速減速の際の専用の擬似エンジン音を採用。車外にも擬似エンジン音を流せるように40Wもの外部スピーカーを搭載。その上、サーキット走行の様子をさまざまに確認・記録できるように、中国国内の20ものサーキットと連携して、そのサーキット走行における走行状況を同期。サーキット走行時の走行データ、さらにはサラウンドカメラを活用して、走行映像も録画可能です。何といってもそれらの走行データや映像を解析しながら、それ以外のUltraオーナーのサーキット走行データと共有して比較することも可能となります。

TAG: #SU7 Ultra #スペック
TEXT:TET 編集部
メルセデスから新型EQS登場! さらなる装備の充実とバッテリー大型化でEV航続距離最長モデルへ進化

装備充実のEV最強長距離ツアラーに 現在、急速に電動化をすすめるメルセデス・ベンツの100%電気自動車のラインとなるEQシリーズ。そのEQシリーズのフラッグシップモデル「EQS」がマイナーチェンジを実施した。 今回のマイナーチェンジでは、内外装デザインを刷新するとともに、大型バッテリーの採用による航続距離の延長、さらにインフォテインメントシステムなど、装備面がさらに充実したことがトピックとなる。 エクステリアでは、RWDモデルとなる「EQS450+」に、横桟のアクセントが入るクロームルーバーラジエーターグリルと、ボンネットマスコットを新たに装備。 「EQ」シリーズでは、グリル中央に大型のスリーポインテッドスターが配置されることが多いが、この新型EQSでは、グリルのデザインはルーバーだけが廃されたスッキリとしたものになり、メルセデス・ベンツのアイコンたるスリーポインテッドスターはボンネット上にマスコットとして屹立する。 メルセデス・ファンには、この伝統のスタイルを求める者も多いはず。 また、新デザインの21インチAMGアルミホイールが用意されるほか、電動充電フラップを新たに装備することで、EVとしての使い勝手が向上している点にも注目だ。 インテリアでは、映像や音楽といったストリーミングコンテンツを車内で楽しめる「MBUXエンターテインメントパッケージプラス」や、iPhoneに対応したデジタルキーが標準化されたほか、インストゥルメントパネルを埋め尽くす大型スクリーン「MBUXハイパースクリーン」をEQS450+に新たにオプション設定。 また、EQS 450+については、乗員の快適性を高めるオプション「エクスクルーシブパッケージ」選択時にシートの素材がナッパレザーへと変更されるようになったほか、リヤシートの背もたれが最大38度まで倒すことのできる可倒式に。リヤシートから助手席の位置をコントロールすることも可能となり、その豪著な居住空間にはさらなる磨きがかかっている。 パワートレインでは、リチウムイオンバッテリーの容量増大が最大のトピックだろう。EQS450+、メルセデスAMG EQS53 4MATIC+の両モデルともに従来の107.8kWhから118.0kWhへと増強。 その結果、従来モデルでも700kmを誇っていたEQS450+の一充電走行距離(WLTCモード)は759kmへとさらに延長。この数値は、テスラ・モデル3を抜き去り日本で販売されている電気自動車のなかで最長となる。 大幅改良が施された新型EQSは、EQS 450+が税込1535万円、メルセデスAMG EQS 53 4MATIC+が2395万円のプライスタグを掲げる。両モデルでハンドル位置は左右から選択可能だ。 贅を尽くした仕立てに、長距離ツアラーとしての適性も備えたほかにない一台。EVを検討される際には、ぜひとも候補に入れてはいかがだろうか。

TAG: #メルセデス・ベンツ #新型車情報 #輸入車
TEXT:琴條孝詩
気になったら迷わず買ってよし! キャブイジリまでしていた生粋のエンジン車好きがEVにどハマリしたワケ

もうガソリン車には戻れないかも!? 「EV? 電気自動車? 興味がないとはいわないけれど、まだ不便なイメージがあるなぁ」なんて肩をすくめているあなた、ちょっと待ってください。私も以前は同じ立場でした。なんたって大学では自動車部所属、エンジン音、振動、そしてあの独特の匂いに愛着があったんですよね。天候によってキャブレターまで調整していたくらいですから。 でも以前からEVにも興味があって、10年くらい前に発売したてのEVを試乗したんです。が、それが悪かった。長距離は走れないので、ドライブに行ってもバッテリーの残量にドキドキしっぱなし。それで「EVはまだまだだな」と心に刻印されたわけです。しかし、2年前、小耳にはさんだテスラの評判に心動かされて、車検が来るのを機に、思い切って乗り換えてみました。 すると……いやはやその快適さに驚き。もうガソリン車に戻れないかも!? その理由をお教えしましょう。 まず、その静寂性。エンジン音がないって、こんなにも心地いいものなんですね。信号待ちでアイドリング音がしない。もちろんエンジンの振動もない。近年、アイドリングストップの機能が付いたクルマも多いですが、エンジンが止まったりかかったりする微妙な振動が、じつは嫌だったことに気付きました。いまでは都会の喧騒から解放され、自分だけの静かな空間を手に入れた感じです。 音に加えて、その臭い。昔は好きだったガソリンの臭いがいまや鼻につくんですよね。それがまったくない。交換するようなオイルもないので、なんか全体的に油臭くないんですよ。それに排気ガスがない。車酔いが激しい家族もEVになって酔わなくなりました。クルマ用のフレグランス商品も買わなくなりましたね。 あと、メンテナンスが手軽。いま書いたようにオイルがないので交換の手間もありません。エンジンまわりの複雑な部品がないので、故障のリスクも低減。ブレーキも、ワンペダル方式では、エンジンブレーキに似たモーター特有の回生ブレーキという仕組みで、アクセルから足を離せば自動的に止まってくれるので、ブレーキディスクがまったく汚れないんですよね。だからオートショップに行かなくなりました。買うものがないんですよ(笑)。

TAG: #所有 #購入
TEXT:TET 編集部
電動化してもベントレーブランドは揺るがない! 新経営戦略「ビヨンド100+」を発表

ブランド初のフル電気自動車は2026年に発表予定 英国のラグジュアリーブランドであるベントレーをしても、もはや電動化の波には抗えない。 ベントレー モーターズは、先進的かつ革新的な経営目標が盛り込まれた、20年にわたる長期経営計画「ビヨンド100」の期間を2030年から2035年に延長し、新たに「ビヨンド100+」と名付け、今後の戦略を展開すると発表した。 これに基づき、2026年までに発表予定のベントレー初のフル電気自動車は、「ラグジュアリー アーバンSUV」という新セグメントを創出すると公言されている。このモデルは英国・クルーの本社で設計から開発、生産までを一貫して行われる予定だ。 それは今後10年間にわたり、毎年新しいPHEVまたはBEVモデルを発表する計画の第一歩となる。 このため、ベントレーはPHEVモデルのライフサイクルを、当初の2030年から2035年まで期間を延長し、完全電動化への移行期間中もPHEVモデルの提供を継続していくとしている。そして、ベントレーは2035年の完全電動化を目指す。そのために必要な製品・投資を積極的に推進していくのが、この新戦略「ビヨンド100+」の格子だ。 また、コンチネンタルGTクーペ、コンバーチブル、フライングスパーのW12エンジンの生産終了を受け、パワートレインを「ウルトラ パフォーマンス ハイブリッド」に統一したことも発表されている。 「ビヨンド100+」では、クルー本社工場の根本的な再構築も推進され、次世代の製品と従業員の未来を確保するとしている。そのために、すでに歴史あるクルー本社は改装され、カーボンニュートラル認証施設を設立している。 さらに、今後は電動化された未来に向け、「ドリームファクトリー」の構築に注力する予定だ。これは105年にわたるベントレーの歴史のなかでも、最大規模の自己資金による拠点投資プログラムになるという。これにより新たなデザインセンター、塗装工場、BEV専用の最新組立ラインが導入され、85年の歴史を持つクルー本社工場を電動化時代に対応する施設へと変革させる。 新戦略の立ち上げに対し、ベントレー モーターズ会長兼CEOのフランク=ステファン・ヴァリザー氏は、次のようにコメントしている。 「ベントレーが『ビヨンド100戦略』を掲げてから約4年が経ち、私たちは現在の経済状況、市場、立法環境に適応し、未来への大規模な変革を開始します。新しい『ビヨンド100+』は、2030年以降の私たちの高い目標を示す指針であり、2035年までに完全電動化を目指し、100年以上にわたり卓越した英国車を生み出してきた実績をもとに、さらに進化を遂げてまいります。』 孤高の英国ブランドからW12エンジンが消えようとも、この新戦略が強力に推進されれば、電動化された未来であってもその確固たるラグジュアリーブランドとしての地位は揺るがないだろう。

TAG: #ベントレー #経営戦略
TEXT:伊達軍曹
もっとも長く走れるモデルは東京から青森までノンストップ! いま日本で買える航続距離が長い電気自動車TOP10

最新EVは1回の充電でメッチャ走れる! 2010年12月にデビューした最初期の日産リーフの航続距離は、現代の水準から考えればきわめて短いといえる「200km」でしかありませんでした(しかもWLTCではなくJC08モードで)。しかしその後はさまざまな技術革新に伴い、日産リーフを含む多くのEVが、その一充電走行距離を大幅に延ばしています。 ならばいま、「もっとも一充電走行距離が長いEV」はどれになるのでしょうか? 各モデルが搭載するバッテリー容量の違いなどについてはとりあえず無視し、シンプルなWLTCモード値順による「正規販売車の航続距離ランキング」を見てみましょう。 1位|テスラ・モデル3ロングレンジ:706km 75kWhのバッテリーを搭載し、デュアルモーターの最高出力はフロント158馬力/リヤ208馬力となるテスラ・モデル3ロングレンジ。その一充電走行距離は、2024年11月上旬時点においては正規輸入車中ナンバーワンの706km。WLTCモード値=実際の走行可能距離ではありませんが、もしも706km走れるとしたら、東京から青森県までノンストップで走ることができます。 2位|メルセデス・ベンツ EQS 450+:700km テスラ・モデル3ロングレンジとほぼ同等の航続距離を誇るのが、メルセデス・ベンツの EQS 450+。こちらはリヤにシステム最高出力333馬力のモーターを搭載するRWD車で、リチウムイオンバッテリーの容量は107.8kWh。かなり大きなバッテリーであるため充電には時間がかかりますが、一度満充電にすれば、相当の距離を一気に走ることが可能です。 3位|ポルシェ・タイカン:678km(※WLTPモード値) 2024年2月に予約受注が始まった改良型ポルシェ・タイカンは、先代モデルの出力を最大108馬力上まわる新型リヤアクスルモーターをすべての仕様に搭載。さらに、ソフトウェアを最適化した改良型パルスインバーターや、より強力なバッテリー、サーマルマネジメントの改良、次世代ヒートポンプの搭載、改良型回生システムなど、広範囲な改良が施された結果、一充電走行距離は従来型比で175km増加した最大678km(WLTP値)が実現されています。 4位|BMW i7 eDrive50:652km BMW i7は、BMW 7シリーズのBEVグレード。そのうちeDrive50は、最高出力455馬力/最大トルク650Nmのモーターで後輪を駆動する2WDモデルで、WLTCモードによる一充電走行距離は652kmを実現。仮にWLTCモード値どおりに走るとしたら、途中充電なしで東京から岡山県まで直行可能です。

TAG: #国産車 #航続距離 #輸入車 #電気自動車
TEXT:TET 編集部
20ページの短編小説は必見! 「フィアット×ルパン三世」コラボ第3弾が登場

第3弾のディーラー来場プレゼントは「次元大介」 フィアットが登場するアニメと言えば「ルパン三世」、そしてルパン三世のクルマといったら「フィアット」というぐらい、映画「カリオストロの城」のカーチェイスシーンが与えたイメージは強烈だった。 生粋のカーガイであるルパン三世はそのほかにもたくさんの愛車(なかには他人から失敬!?)を所有し、そうしたクルマたちはいくつもの名場面に登場してくる。しかし、カリオストロの城で描かれた断崖絶壁の険しい山道を俊敏に走り、挙句の果てには道なき道を突っ切ってショートカットするフィアット500は、そのクルマのイメージ通りの走りを表現した、アニメ史上においても珠玉の名シーンといっていいだろう。 そんなルパン三世とフィアットは、現代においても良きパートナーだ。この秋に展開されている両者のコラボレーション企画も、いよいよ第3弾となった。 短編小説第3弾には600eが登場 9月から始まったオリジナル短編小説とイラストからなる「FIAT×LUPIN THE THIRD ORIGINAL STORY」は、フィアットの人気3車種がルパン三世の作中に登場する。 第1弾にフィアットの代表モデル「500」が登場したのを皮切りに、第2弾ではコンパクトEVの「500e」が登場。そして、ラストとなる第3弾には今年発売されたばかりの「600e」がいよいよ登場する。 ローマ近郊にオープンしたばかりの美術館に潜入し、お宝をいただこうと画策するルパン一味。それには500や500eではお宝のサイズに対し心もとない。そこで駆り出されたのが600eだ。果たして新たな相棒を手にしたルパン一味は、計画通りに作戦を実行できるのか!? 来場プレゼントと応募キャンペーンも内容一新 また、これに合わせるように開催される「600e LUPIN’S NEW BUDDY フェア」が11月23日(土)・24日(日)の2日間、全国のフィアット正規ディーラーで実施される。特設サイトから申し込みのうえディーラーに行くと、次元大介と600eがコラボした「ルパン三世 オリジナルキーホルダー」がもらえる。 そのほか、11月24日(日)まで、特設サイトからの応募で抽選で20名に「ルパン三世 サコッシュ」が当たるプレゼントキャンペーンも実施されている。 計20ページにもわたる第3弾のオリジナル短編小説は読み応え抜群。これまでの第1弾、第2弾も特設サイトでは引き続き公開されているので、秋の夜長にハードボイルドなルパン三世の世界に浸ってみるのはいかがだろうか。

TAG: #600e #キャンペーン #フィアット
TEXT:山本晋也
基本EVだけど電欠しそうになったらエンジンで発電! 一時話題になった「レンジエクステンダー」はなぜ消えたのか?

レンジエクステンダーEVはプラグインハイブリッドの一種 EV黎明期のこと、「レンジエクステンダーEV」というカテゴリーが盛り上がった時期がありました。日本で販売されたモデルでいえば、BMW i3が代表的モデルといえます。 カーボンボディのBMW i3は、後輪をモーターで駆動するEVを基本としながら、バイク用650ccの2気筒エンジンを積んだレンジエクステンダー仕様もありました。バッテリーの充電量が不足したときにはエンジンで発電して走行を継続することができるという構造です。バッテリーのコストが高く、それでも航続距離を稼ぎたいというユーザーニーズを満たすには理想的なソリューションと評価されていましたが、BMW自身は後継モデルを用意していません。その意味ではレンジエクステンダーはオワコンといえます。 そこには「レンジエクステンダーEV」に対する厳しい条件があったのです。 基本的には外部充電したバッテリーでゼロエミッション走行、充電が不足したらエンジンを使って走る……という構造を抜き出すと、電動車両に詳しい人は「それってプラグインハイブリッドじゃないの?」と思うかもしれません。そのとおり、レンジエクステンダーEVはプラグインハイブリッドの一種です。 ただし、カリフォルニア州などの一部地域ではレンジエクステンダーEVと分類されるために、「バッテリーの充電量が不足するまでエンジンを使わない」「エンジンで走行できる距離はバッテリーの走行距離以下でなければならない」といった条件を課していました。そのため、BMW i3についても、燃料タンク容量は9リッターと小さく、あくまでエマージェンシーとしてエンジンを積んでいるという建前だったのです。

TAG: #レンジエクステンダー #レンジエクステンダーEV
TEXT:TET 編集部
ボルボEX30が「2024~2025日本自動車殿堂 インポートカーオブザイヤー」受賞! その選定理由とは?

日本に最適な輸入EVのコンパクトSUV ボルボ・カー・ジャパンは、コンパクトSUVタイプのEV「EX30」が、特定非営利活動法人日本自動車殿堂(JAHFA)が選定する「2024~2025日本自動車殿堂 インポートカーオブザイヤー」を受賞したと発表した。 「日本自動車殿堂」は、日本の自動車産業や文化、学術の発展に貢献した人物の功績をたたえ、後世に伝えることを目的とした団体だ。研究者や評論家、ジャーナリスト、有識者が会員として参加し、優れた業績を残した人々を殿堂入りの形で顕彰し、豊かな自動車社会づくりに寄与していくとされている。 そして、ボルボEX30が受賞した「日本自動車殿堂 インポートカーオブザイヤー」は、その年次に発売された輸入乗用車のなかで最も優れた1台に与えられるイヤー賞だ。 インポートカーオブザイヤーの選考では、「デザイン」、「先進性・独自性」、「実用性・利便性」、「経済性」、「安全性」、「環境性」、「買い得感」、「完成度」の8項目に基づき審査される。 今回、EX30は「日本にフィットするSUVタイプのコンパクトEVであること」、「オリジナリティの高いモダンでスマートなデザイン」、「高い運動性能と実用的な航続距離を実現したこと」の3点が、とくに評価され受賞に至ったという。 EX30はブランド内のEV新車販売率が高いボルボにあっても、全長4235mm、全幅1835mm、全高1550mmから成る車両サイズは、都市部に多い全高1.6m未満に制限された立体駐車場にも収まることから人気が高く、都市生活者にとってジャストサイズなSUVであることから好評を得ている。 加えて、ボルボらしい安全性やサスティナビリティを十分に意識した設計と、ボルボの母国スウェーデンを中心としたスカンジナビアンデザインが随所に感じられるデザインで、安らぎを与えてくれる存在だ。 製造から廃棄までのライフサイクル全体で、二酸化炭素の排出量削減に取り組んでいるEX30。内外装の素材へ積極的に再生可能素材やリサイクル素材を使用することで、これまでのボルボ車のなかでも最小の温室効果ガス排出量を実現している点は、環境問題に対して感度の高いユーザーからも一目置かれる存在であろう。 2024年の第1四半期では、日本に輸入されるEVの車名別登録台数でトップを獲得しているように、すでに市場からの評価は高い。それだけに、今回の受賞も納得の結果といえそうだ。

TAG: #EX30 #ボルボ
TEXT:高橋 優
テスラ・モデルSが1000km走行チャレンジで大記録を樹立! 史上最強の長距離性能をもつEVだった

テスラ・モデルSのEV性能を試す テスラの高級セダンであるモデルSで恒例の1000kmチャレンジを行いました。冬の検証時と比較してどれほどタイムを短縮できたのか。そして史上最速タイムを記録しているテスラ・モデル3のタイムを更新することはできたのか。途中の電費や充電の様子を詳細リポートします。 まず、1000kmチャレンジの前提条件は以下のとおりです。 *走行ルート 海老名SA下り(神奈川県) ↓ 三木小野IC(兵庫県) ↓ 海老名SA上り(神奈川県) *走行条件 ・途中充電のための停車以外はノンストップで海老名SA上りを目指す ・車内の空調システムはつねにONにして快適な状態をキープ(モデルSの場合21℃オートに設定) ・追い越しなど含めて、メーター読みで制限速度+10%までは許容 ・渋滞や充電エラー、充電渋滞など、車両の問題以外についてはトータルのタイムから除外 ・車種それぞれのオドメーターとGPS上の距離を補正(今回のモデルS AWD・19インチ純正タイヤ装着の場合はGPS距離との乖離がなかったため、オドメーター上で1000kmの段階でゴール) 1)海老名SA下り→大津スーパーチャージャー(250kW級急速充電器) ・走行距離:390km ・消費電力量:97.4%→18.9% ・平均電費:5.49km/kWh(182Wh/km) ・外気温:29℃→27℃ ・充電セッション:18.9%→60.9%(14分) まず、この区間で注目するべきは、120km/h制限区間をがっつり走行するという、EVの電費という観点でもっとも厳しい新東名を含む390km区間を無充電で走破しているという点です。しかも、新型モデルSはシステム最大電圧が450Vを超えていることで公共のチャデモ急速充電器を使えず、海老名SA出発時に100%で出発できませんでした。また、この区間は一時豪雨に見舞われ電費がさらに悪化しました。そのうえで、大津スーパーチャージャー到着時でもSOC19%残して到着しているという点を踏まえれば、このモデルSの長距離走破性能を容易にイメージできると思います。 2)大津スーパーチャージャー→三木小野IC(折り返し)→南大高スーパーチャージャー(250kW級急速充電器) ・走行距離:330km ・消費電力量:60.9%→-0.03% ・平均電費:5.99km/kWh(167Wh/km) ・外気温:27℃→27℃ ・充電セッション:-0.03%→57.4%(19分) すでに折り返し地点を超えました。到着時のSOCも0%と完璧な充電残量マネージメントを実現しています。電費も167Wh/kmと、一時雨が降っていたという点、そして285/40R19という太めのパフォーマンスタイヤを装着している点を踏まえると、まずまずの効率性です。 テスラはスーパーチャージャーを目的地にセッティングするとバッテリーを最適な温度に調整することで最高の充電性能を発揮することが可能です。52kWh分の電力量を充電するのに19分しか充電に時間がかかっていないという点も、ただ航続距離が長いだけではない、モデルSの長距離走破性能の高さといえるでしょう。

TAG: #充電 #長距離

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