ニュース
share:

400万円を切る価格設定だけが魅力じゃない! ヒョンデ・コナが「ジャパンEVオブザイヤー2023」優秀賞を獲得した理由とは


TEXT:TET 編集部 PHOTO:Hyundai Mobility Japan/TET 編集部
TAG:

受賞要因はコンパクトボディと高評価の走り さらに攻めた価格設定も

EV充電器の普及を進めるエネチェンジと、日本のEV黎明期から電気自動車情報発信する「EVSmartブログ」が2022年から主催している「ジャパンEVオブザイヤー」において、ヒョンデのKONA(コナ)が優秀賞を受賞した。

ジャパンEVオブザイヤー2023は、日本国内で2022年10月から2023年10月発売(受注開始を含む)までに発売した電気自動車18車種が選考対象となり、だれでも投票が可能な「一般投票」に加え、EV情報を発信するメディア関係者やEV関連企業のキーパーソンなどから編成される「エバンジェリスト投票」の合計ポイントで争われ、その年の顔となるEVが選出される仕組みだ。

その結果、2023年9月27日から予約受付を開始し、11月1日から販売が開始されたヒョンデの電気自動車コナが優秀賞に選出された。コナは日本市場でヒョンデが販売するEVの第2弾にあたり、日常のさまざまなシーンで使えるスペースユーティリティと、V2Lをはじめとした多様な便利機能を持つコンパクトSUVだ。

ヒョンデKONA(コナ)ジャパンEVオブザイヤー2023 優秀賞受賞

今回の受賞理由には、しっかりと室内空間を確保した使い勝手のいいコンパクトSUVでありながら、EVとして進化を遂げた走りや快適さが、とくにジャーナリストなどから高く評価されていることが挙げられている。

また、バッテリー容量48.6kWhのエントリーグレードである「カジュアル」では、車両本体価格を399万3000円とし、400万円以下の価格設定を実現しているだけでなく、バッテリー容量64.8kWhの上級グレード「ラウンジ」であっても489万5000円と、日本の一般EVユーザーにも手の届きやすい価格帯で発売されたことが高く評価されている。

ジャパンEVオブザイヤー2023優秀賞の受賞を受けて、ヒョンデは次のようにコメントしている。

「コナは日本でも使いやすいコンパクトサイズのSUVながら、最新世代の先進運転支援システムを採用し、安全で快適なドライブをサポートします。リーズナブルな価格設定に加え、全車に3年目の初回車検基本料までを車両価格に標準付帯しており、購入後も安心なカーライフを送っていただけます。また、長い航続距離性能やV2L機能など、さまざまな場面で“使えるEV”として高く評価いただけたかと思い、大変嬉しく思います」とし、今後も日本国内でのEV普及に努めていきたいとしている。

ヒョンデは積極的に出張型の試乗会を全国で展開しているので、スケジュールを確認のうえ、評価の高いコナの走りを体感してみてはいかがだろうか。

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
more
ニュース
日産からセダンのEVが出るぞ! 中国向け車両「N7」を初公開
過酷なダカールラリーで排気量998㏄の「水素小型エンジン」を鍛える! HySEが2025年の参戦を発表
コレクターズアイテムになること間違いなし! 「FIAT × ルパン三世」のクリスマスコラボプレゼントを実施中
more
コラム
自宅で充電できないけどEVを買う人が増えている! ただしいまのインフラ状況だと「セカンドカー」で乗るのが正解
充電が無料でできる施設は税金のムダ遣い? 地方自治体の取り組みの是非を考える
EVの走りはむしろ好き! エンジン車も同時に所有! それでもEVライフを終了した理由をオーナーが激白
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】二度見必至の存在感は普通のコナとはまるで別モノ! イメージを大きく変えたヒョンデ・コナ「N Line」に乗って感じたマルとバツ
ボルボEX30で11時間超えの1000km走行チャレンジ! 課題は90kWまでしか受け入れない充電性能
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
more
イベント
外からもまる見えな全面ガラスドアも高齢化が進む地域のモビリティとして最適!? タジマの超低床グリーンスローモビリティ「NAO2」が斬新すぎた
EVはレアメタルが詰まった都市鉱山! CEATEC2024でBASC展示が提唱するサーキュラーエコノミーというバッテリーとは
畳めるバイク! 階段を上り下りできるカート! 自由な発想のEV小型モビリティが作る明るい未来を見た!!
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択