自動運転技術を活用し新たな移動サービスの提供を目指す
アイサンテクノロジーは、自動運転小型EVバス「ティアフォーMinibus」1台を一般財団法人塩尻市振興公社に販売した。
アイサンテクノロジーは「ティアフォーMinibus」のほか、車両のメンテナンスおよび運用支援など各種サービスを提供。
運転手不足の解決策のひとつとして期待される自動運転技術を活用し、住民が移動の困難を感じない新たな移動サービスの提供を目指していく。
長野県塩尻市は、”次世代交通がもたらす安心して便利に暮らせる地域社会の実現”をビジョンとして掲げ、2020年度から自家用車以外の交通手段の確保や運転手不足への対策として、自動運転やAI活用型オンデマンドバスの実証実験を進めている。
2022年度には国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)」にも選出されるとともに、「塩尻市自動運転コンソーシアム」を組成し、自動運転サービスの社会実装に向けた取り組みをさらに強化。加えて、塩尻市および一般財団法人塩尻市振興公社が時間にとらわれず働ける就労方法を提供する自営型テレワーク推進事業「KADO」を通じ、地域住民が自動運転の運行管理や高精度三次元地図製作にも参加している。
今年度は2024年1月22日(月)から26日(金)にかけて、ティアフォーMinibusを用いた一般試乗会を開催する。