コラム
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4年ぶり開催でフルモデルチェンジ!2023年10月開催、新生「Japan Mobility Show」は大化けするか!?水素で発電する有料エンタメエリアも登場決定!


TEXT:桃田 健史
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新車発表はメーカー毎の判断

Tokyo Future Tour では、自動車メーカーが近未来コンセプトモデルを紹介するというのではなく、あくまでも東京の、日本の、そして地球の未来を共に創っていこうという考え方が基本だ。

一方で、自動車メーカーとしての本来の車両展示はどうなるのか?

現時点では、国産メーカー各社、および海外メーカーではメルセデス・ベンツ、BMW、そして中国のBYDがブース出展を決めている。

自工会としては、各社が独自の発想で展示ブースを構成するため、なかにはこれまでのように数年先に発売の可能性があるコンセプトモデルを公開することも想定されるようだ。

また、スタートアップ企業と自動車産業とのビジネスマッチングを行うイベントも開催される。

水素を活用した有料エンタメイベントを連日開催

そのほか、注目されるのが「H2 Energy Festival(H2エナジーフェスティバル)」だ。

水素を燃料とし発電する燃料電池車をエネルギー供給源とするイベントで、有料エンタメエリアとして設定する。

コンテンツしては、音楽イベントやお笑い関連イベントなど、ショー開催期間中の昼や夜に連日実施するという。

近年、モーターショーは世界的に地盤沈下していると言われている。

ライフスタイルの多様化が進む中、新車を並べただけ、またはデザインコンセプトモデルを紹介するといった手法では、来場者が満足しなくなってきたのだ。

一方で、電気産業やIT産業とのつながりが強い、アメリカのCES(コンシューマ・エレクトロニクスショー)が2010年代から実施規模を拡張してきている状況だ。

自工会としては、「これからのモビリティ関連ショーは、東京が世界をリードしていく」という強い意志を持って、新生Japan Mobility Showに望むという。

果たして、様々なコンテンツは来場者の心をつかむことができるだろうか。

チケットは、当日券が一般3000円、前売券が2700円、午後4時以降入場可能な「アフター4」が1500円。これら3つのチケットは、高校生以下は無料である。

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