試乗
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軽の枠からはみだしたeKクロスEVのパフォーマンス [三菱eKクロスEV試乗記]


TEXT:生方 聡 PHOTO:WEB CARTOP
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いろいろ選べる回生ブレーキの強さ そのぶんわかりにくいところも

走行中にアクセルペダルを緩めたときに、モーターが発電してエネルギーを回収しながら減速を行う「回生ブレーキ」。当然、このeKクロスEVでもその機能が搭載されているが、やや複雑だ。

回生ブレーキの強さは走行モードとシフトポジションによって異なり、ECOモードのDレンジではほぼコースティング(惰力走行)し、DレンジのままNORMAL、SPORTに切り替えると回生ブレーキの利きが少しずつ強くなる。さらに、ECOモードのBレンジではSPORTのDよりも明らかに強まり、NORMAL、SPORTのBレンジはさらに強めの回生ブレーキが得られる。

センターパネルのスイッチで「イノベーティブペダルオペレーションモード」に切り替えると、走行モードにかかわらず、回生ブレーキの利きがより強まり、いわゆるワンペダルドライブが可能になる。アクセルペダルを完全に緩めてもクルマは停止にはいたらないが、ほとんどの場面でアクセルペダルだけで運転できるのは、慣れるととても便利である。常にクリープがあるのも個人的には扱いやすいと思う。

一方、モードやシフトポジションによって回生ブレーキの利き方が複雑に変わるのはわかりにくいし、使いにくい。個人的には、モードによらず、Dはコースティング、Bが強めの回生ブレーキ、そして、イノベーティブペダルオペレーションモードでさらに強い利きでワンペダルドライブができるという3段階で良いのではないかと思った。

三菱 eKクロスEV P

全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,670mm
ホイールベース:2,495mm
車両重量:1,090kg
前後重量配分:前600kg、後490kg
乗車定員:4名
交流電力量消費率:124Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離:180km
モーター最高出力:47kW/2,302-10,455rpm
モーター最大トルク:195/0-2,302rpm
バッテリー総電力量:20kWh
モーター数:前1基
トランスミッション:1速固定
駆動方式:FWD
フロントサスペンション:マクファーソン・ストラット式
リアサスペンション:トルクアーム式3リンク式
フロントブレーキ:ベンチレーテッドディスク
リアブレーキ:ドラム
タイヤサイズ:165/55R15
最小回転半径:4.8m
荷室容量:109L
車体本体価格:3,081,100円
※ルーフレール装着車



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