レベル4自動運転EVバス、4年間で500台以上の販売を計画
こうしたなか、ナビヤの自動運転技術を承継すべく動いたのが、我が国のマクニカと、母国フランスのゴーサンというわけだ。これまで、ナビヤ製品の輸入販売を手がけてきたマクニカと、歴史ある仏企業ながら昨今では商用車の自動運転分野でも実績を挙げているゴーサンが手を組むのは、ある意味自然な流れで、新会社におけるゴーサンとマクニカの資本比率は51:49になるとのことだ。
新会社の販売戦略について見ると、オンロード(公道)市場に対しては、「ARMA」、「EVO」を継続販売しながら、次世代型自動運転EVバスの開発を進め、レベル4自動運転EVバスの世界市場に対し向こう4年間で500台以上の販売を目指すとのこと。また、オフロード(私有地)市場に対しては、ゴーサンの主力製品である大型貨物輸送無人搬送車にナビヤの自動運転ソフトウェア技術を組み込むことにより、港湾、プラント向け自動化ソリューションの開発・拡販を加速する計画とのことだ。今後の展開に注目したい。
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