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ホンダ、上海モーターショーでBEVの「e:N」シリーズ3車種を世界初公開。中国でのBEV100%目標も5年前倒し


TEXT:烏山 大輔
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2023年4月18日、ホンダは上海モーターショーで、電気自動車(BEV)「e:N(イーエヌ)」シリーズの第2弾となる「e:NP2 Prototype(イーエヌピーツー プロトタイプ)・e:NS2 Prototype(イーエヌエスツー プロトタイプ)」と、e:Nシリーズ第3弾となるコンセプトモデル「e:N SUV 序(xù)」を世界初公開した。「序」は中国語で「プロローグ」を表し、e:Nシリーズとして新世代の幕開けを迎えるという意味合いを込めている。中国市場において、今後これらのモデルを投入しe:Nシリーズを拡充することで、「2035年までにEVの販売比率100%」の達成を目指していく。

写真は左からe:N SUV 序、e:NS2 Prototype、e:NP2 Prototype 、e:N GT Concept(2021年に発表された2026年までの発売を予定しているコンセプトカー)。

目標を5年前倒し、「2035年までにEVの販売比率100%」

ホンダは、グローバルでの目標である「2050年にホンダが関わる全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルの実現」を掲げ、中国においては2027年までに10機種のホンダブランドEVの投入を予定している。

今回発表されたe:NP2 Prototypeとe:NS2 Prototypeは、ホンダが提案する新しい価値を持ったEVとして開発が進められており、e:Nシリーズ第2弾として2024年初頭に発売される予定だ。

またe:Nシリーズ第3弾となるe:N SUV 序については、SUVらしいワイルドさと近未来的な知性を兼ね備えた新世代のe:Nシリーズとして開発が進められている。今回発表されたコンセプトモデルをベースにした量産モデルは、2024年内に発売される予定である。

ホンダはこれらのEVモデルの投入により、中国における電動化を加速し、「2040年までにEV・FCEVの販売比率100%」の目標を前倒しして、「2035年までにEVの販売比率100%」の達成を目指す。

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