EVヘッドライン
share:

コマツとホンダが共同開発、着脱式可搬バッテリー採用の電動マイクロショベルを発表……デイリーEVヘッドライン[2023.03.14]


TEXT:福田 雅敏、ABT werke
TAG:

「ホンダ・モバイル・パワー・パック e:」を活用
ホンダの施策がメーカーの垣根を越え始める

【THE 視点】小松製作所は、本田技研工業と電動マイクロショベル「PC05E-1」を共同開発し、2023年度に国内市場への早期導入を目指すと発表した。このショベルのコンセプトモデルは「第13回 国際スマートグリッドEXPO」(東京ビッグサイト[東京都江東区]/3月15日[水]~3月17日[金])のホンダブース内にて参考展示される。

「PC05E-1」は、コマツの建設機械の中でも、小規模な土木/建築工事やガス/電気/宅内配管工事などの現場で利用されることの多いマイクロショベルに、ホンダが開発した着脱式バッテリー「ホンダ・モバイル・パワー・パック e:」と電動パワーユニット「eGX」を搭載することで実現した。

電動マイクロショベルは、従来のエンジン搭載型の難点である、騒音や排熱の大幅な低減を実現しており、環境に優しく、屋内外問わずどのような環境でも快適に作業が可能となる。

プロトタイプの主な仕様は、バケット容量:0.011m3、機械質量:550kg、モーター出力:3.3kWとかなり小型だ。

ホンダのモバイル・パワー・パックは採用車両等が拡大しており、EVスクーターからEVカート、そして今回は建機にまで及んだことになる。同時に供給先もヤマハ発動機に続き今回はコマツと業界の垣根を超えた取り組みとなっている。

建機の電動化は中型でも行われているが、いずれも充電式だ。今回のバッテリー脱着型を小型車両に採用したことにより、比較的軽量な電動マイクロショベルとその充電装置を合わせても総重量は1トンにはならないだろう。

移動も容易なうえ、充電時間を待たずに充電済みのバッテリーに交換することで、効率的に作業が行えるのもメリットだ。今後、屋内を中心に活躍することだろう。
(福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー)

★★テラモーターズ、日東工業製の普通充電器「Pit-2G」を採用……「テラチャージ」専用アプリ経由で充電時間設定/料金決済が遠隔で可能に

★★BMW、「iX3 M Sport」等をリコール……バッテリーマネジメントエレクトロニクス(SME)の誤診でモーター出力低下のおそれ[詳細はこちら<click>]

★アウディ、インフォテイメントシステムでサードパーティ製アプリを利用可能に……専用「アプリストア」をガソリンモデルのほか「Q8 e-tron」「e-tron GT」に対応し6月以降欧州などで開始

★エネチェンジ、最高出力6kWの普通充電器が受注3000台を達成……2021年11月のサービス開始以降1年4ヵ月で[詳細はこちら<click>]

★FDK、ニッケル亜鉛電池を開発……ニッケル水素電池の負極材を亜鉛化合物に置き換え、電動モビリティでの使用も視野

★「フォロフライ EV F1 VAN」に試乗[詳細はこちら<click>]

★チューニングメーカーのキャロッセが「テスラ・モデルS」をカスタマイズ[詳細はこちら<click>]

★ファルケンからEV専用タイヤ「e.ZIEX」登場[詳細はこちら<click>]

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
日本は3年連続「日産サクラ」がトップ! じゃあ中国・欧州・アメリカで一番売れてるEVってなにか調べてみた
電気自動車って「お金的に」得? エンジン車と諸々の費用を比べてみた
リーフのバッテリーパックをバラして積むって意外に大変! 初代フィアット・パンダのEV化に挑戦してみた【その5】
more
ニュース
ポルシェ史上最高出力の市販車は911でも水平対向6気筒でもない!? 新型カイエンにEVの「エレクトリック」と「ターボ・エレクトリック」が登場
ジープもフィアットもテスラのスーパーチャージャーで充電できる! ステランティスの傘下14ブランドがNACS規格採用で大きく変わる充電規格の勢力争い
「日産リーフ」の広告かと思いきやこれはスマホの充電器? 体験型屋外広告「BATTERY WALL」にギャルもびっくり
more
コラム
60年もの不動車がバッテリー交換だけで走り出した! EVの長期保管はエンジン車よりも簡単!!
EVならカタログ数値超えの電費も夢じゃない……のにみんな出せないのはなぜ? 大切なのはエンジン車の乗り方を捨てたEV特有の操作だった
東京大学柏キャンパスに設置されている小野測器の1軸型台上試験装置(筆者撮影)
高度な電動車になればなるほど高精度な計測器が不可欠! 東大と小野測器が研究開発する台上試験装置の万能っぷり
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
【試乗】5台の輸入EVに一気乗り! エンジン車に勝るとも劣らない「個性」が爆発していた
【試乗】CR-Vに中身を乗っけただけのプロトなのにもう凄い! ホンダの次世代BEV「0シリーズ」に期待しかない
more
イベント
見どころはスーパーワンプロトタイプだけじゃない! 全メーカー中でもっともモビリティショーしていたホンダは陸・海・空に加えて宇宙にも進出か【ジャパンモビリティショー2025】
スーパーオートバックスかしわ沼南に90台のEVとオーナーが集合してゆる〜く懇親! 「EV MEET 2025 AUTUMN」を開催
EVらしさをなるべく廃したスタイリングで乗り換えを自然に! スズキが軽EVコンセプトカー「Vision e-Sky」で考えたのはEVであることを気づかれないことだった【ジャパンモビリティショー2025】
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択