贅を極めたインテリア
こうしたシリーズに共通する特徴に加えて、モデルごとに専用のモディファイが施される。メルセデス-マイバッハEQS SUVではまずボディカラーにオブシディアンブラック/モハベシルバーの2トーン、またはオブシディアンブラック/マニュファクチュール・ダイヤモンドホワイトの2トーンの2種類が設定される。
フロントグリルパネルには、ダーククロームのピンストライプ柄が入れられ、フロントバンパーのエアインテーク部はダーククロームで縁取り、グリル部はマイバッハ・パターンで装飾される。またルーフエンドに控えめなスポイラーが装着され、スポーティさが演出されている。
インテリアは、乗るのも躊躇するほど贅沢な仕上げとなっている。元より贅沢なメルセデス-マイバッハEQS SUVをベースに、ナイトシリーズではシートに植物タンニンでなめしたエクスクルーシブナッパレザーを採用。ナチュラルグレインのウッドパネルには、ヘリンボーン柄の木目とアルミニウムのアクセントラインによって装飾される。なお、フロア全面に敷き詰められるカーペット素材には、再生可能なナイロン繊維「エコニール」を使用するなど、環境にも配慮した作りとなっているのがメルセデスらしい。
なお、マイバッハ・ナイトシリーズ・デザインパッケージは、2023年後半に予定されるメルセデス-マイバッハEQS SUVの発売と同時に展開される予定。日本導入は未定だが、導入された暁にはその豪華さを生で見てみたいものだ。
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