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「お客さまの反響はすごいです」。BYD第一号店・東名横浜店の岡本社長、笑顔でコメント


TEXT:曽宮 岳大 PHOTO:小河原 認
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国産車からの乗り換えは5~6割

ネットで販売されているEVもあるなかで、BYDは実店舗で販売されていますが、店舗で心がけていることがあれば教えてください。

「日本に初上陸したクルマですので、見て触っていただき、乗っていただく。そして対面でしっかりご説明差し上げる、といったことを心掛けています。このクルマのクオリティを知っていただければ自然と販売に繋がると思います。これまで“できるだろう”だったのが、今では“できる”という確信に変わっています」

 

想定している一番のライバルはどのブランドですか?

「ライバルはかなり多いと思っています。現状では下取り車などを見ますと国産車の比率が約50%から60%弱ぐらい。国産車にお乗りの方の比率が高いですから、国産車もライバルになり得ると思っています。相手は我々をライバルと思っていないかもしれませんが、周りを見て勉強しながら販売していければと思っています」

アット3を購入された方は、どのような理由で選ばれた方が多いですか?

「電気に興味がある方が多い印象です。ご家庭がオール電化という方も多くいらっしゃるようです。あとはご自宅を購入されて間もない方や、国産車では飽き足らないという方などから、“こういうクルマを待っていた”という声もいただきました」

 

アット3を購入された方で、これまでEVに乗っていた方の比率はどれぐらいですか?

「これまでにアット3を購入されたお客様のうち、約8割がガソリン車などEV以外のクルマからの乗り換えで、約2割が別のEVやPHEVからの乗り換えです。またEV以外のクルマから乗り換えられた8割のうちの半分は国産車からの乗り換えです」

まだ発売から間もなく、母数が限られているとはいえ、興味深い統計データを公にしてくださった岡本社長。初上陸のブランドで当初は販売のポテンシャルは未知数だったと思うが、1車種のみで50台近い受注を得て、岡本社長も自信を深めている様子だった。BYDは2023年中頃にコンパクトEVの「DOLPHIN(ドルフィン)」を、2023年下半期にはハイエンドEVセダンの「SEAL(シール)」の発売を予定しており、今後さらに販売に勢いが付くことは必至。しばらくBYDの動向から目が離せそうにない。

 

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