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ヒョンデとウェイモが複数年のパートナーシップを締結 自動運転タクシー「ウェイモ ワン」の普及に大きく前進


TEXT:TET 編集部 PHOTO:Hyundai Mobility Japan
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パートナーシップのさらなる発展を示唆

ヒョンデは先ごろ発表された中長期戦略「ヒョンデ・ウェイ」でも触れている通り、スマートモビリティ・ソリューション・カンパニーへの転換を加速させていく。水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車の開発を推進するだけでなく、ロボティクスやアドバンス・エア・モビリティなどの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追及していくと説明している。

2024年9月に発表されたヒョンデの中長期戦略「ヒョンデウェイ」で首脳陣が概要を説明

先進技術の開発に熱心なヒョンデのEVに、自動運転分野の第一人者であるウェイモの高度なテクノロジーが融合することで、事故の撲滅や移動困難者へのサポートが期待できる自動運転タクシーの普及につなげるというのが両社の狙いだ。

しかし、「このパートナーシップにおいてもっとも重要なことは、これは両社のパートナーシップの第一歩であり、私たちは協力のさらなる機会を積極的に模索しているということです」と、Hyundai Motor Company社長兼グローバル最高執行責任者(COO)でHyundai Motor North America社長兼最高経営責任者(CEO)のホセ・ムニョスから、今後の両社の発展的な展開に含みを持たせたコメントが発せられている。

ヒョンデはSAEレベル4以上の自動運転技術を実装できる車両を、世界の自動運転関連企業へ提供することを目指し、自動運転車両のファウンドリー事業を立ち上げると明言している。それに先駆けて業界をリードするウェイモとパートナーシップを締結したことは、自動車産業にとってかなりインパクトのあるニュースだといえそうだ。今後の動向にも注目していきたい。

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