新技術の採用によって電力の安定化に貢献
日東工業とVPPプラットフォームを提供するShizen Connectは、経済産業省が実施する「令和5年度 分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業」において、日東工業製のEVリユースバッテリーシステムを活用した電力系統安定化に寄与するVPP構築の実証事業を行うことを発表した。
期間は2023年12月から2023年2月まで。
この事業は、日東工業の掛川工場に設置している日東工業製の環境配慮型「産業用太陽光自家消費蓄電池システムサファ Link -ONE-」を、Shizen ConnectがIoT技術と人工知能(AI)を利用し、独自開発するアグリゲート・エネルギー管理システム「Shizen Connect(シゼンコネクト)」を活用。充放電を遠隔制御することでDERアグリ実証事業の枠内でDR制御を行い、需給調整市場(三次調整力)の制御の技術性を明らかにするもの。
「サファLink -ONE-」とは、電気自動車の使用済みリユースバッテリーを活用した産業用太陽光自家消費蓄電池システムだ。
日東工業は新しい制御技術を採用することによって、電力の安定化に貢献していく。