2023年10月
TEXT:西川 淳
電動化時代に「ロータス」が得た本当のリスタート、今度こそ経営は“安定飛行”となるか?

ロータスの車名は「エ」から始まるのが伝統だ。近年のラインナップはエミーラ、エヴァイヤ、エレトレ、エメヤの4車種で、なんとエミーラ以外の3モデルは電気自動車だ。テスラなどのEV専門ブランドを除けば、最も「電化率」が高いブランドだろう。そんな新生ロータスのエレトレ、エメヤと相次いで実車を目の当たりにした西川淳氏は何を想ったのか、レポートを寄せてもらった。 よく知られていないブランドだからこそできる大胆なチャレンジ ロータスと聞いて、あなたはどんなことを思い出しますか? 自動車メーカーであることをなんとなく知ってはいても、いったい具体的にどんなモデルを思い浮かべるのだろう?さしずめエリーゼに代表されるライトウェイトスポーツカーブランド、という答えが大半だろうか。別ブランドも含めロータスセブンはいまだに人気のプリミティヴ・スポーツカーの代表格だろう。スーパーカー世代ならヨーロッパやエスプリか。もっとマニアックにコーリン・チャプマンと一連のF1マシンを思い出すだろうか。ウィングカーとか。50年代から70年代にかけてモータースポーツ界とライトウェイトスポーツカー界を席巻したブランドだと、日本の車好きの中には正しい歴史を語ってくれる方もきっと多いことだろう。 けれども世界にとってはそれほど馴染みのあるブランドではない。デザイントップのベン・ペインは筆者にこう語った。「そうなんだ、よく知られているようで知られていない。だからこそ大胆なチャレンジもできるし、逆にヘリテージを有効に活用することもできる。ゼロからのスタートではない。けれども挑戦的でエキサイティングだ」 その歴史は決して平坦ではなかった。特に天才エンジニアにしてビジネスにも長けた創始者が亡くなってからというもの、その道は荊であったと言っていい。度重なる買収劇、いずれの新たな親たちもこの歴史あるブランドを我慢強く育て直そうとは思わなかったようだ。最新の親元を除いて……。

TAG: #エヴァイヤ #スーパースポーツ #ロータス
TEXT:桃田 健史
スズキが小型EVで一気に主導権を握る? JMSに量産濃厚と見られるモデルを続々導入の背景

スズキは2023年10月3日、「JAPAN MOBILITY SHOW2023」の出展が概要を発表した。 このニュースを受けて、自動車産業界の様々なところから「ついにスズキが(EVで)本気になった!」という驚きの声が聞こえてくる。その内容とは? EVラインアップ強化の中、様々な電動小型モビリティ登場 出展車を見ると、四輪車では、EV世界戦略車第一弾「eVX」を筆頭に、軽ワゴンEV「eWX」、商用軽バンEV「e EVERY CONCEPT」が出る。 さらに注目は、様々な電動小型モビリティにある。 例えば、次世代四脚モビリティ「MOQBA(モクバ)」は、ベースのシャーシとアタッチメントを組み合わせて、ボディバリエーションを「椅子モード」、「立ち乗りモード」そして「担架モード」へと変身させる、電動パーソナル/マルチユースモビリティだ。 高齢者向け、観光向け、さらに災害時での対応などで実用化が大いに期待される参考出品である。 イメージとしては、米シリコンバレーのスタートアップが考案するような次世代ロボット型のモビリティとも言えるだろう。 特定原付の四輪版が登場 次いで、「SUZU-RIDE」と「SUZU-CARGO」については、いますぐ量産されても不思議ではない印象がある。 キモは、車両区分が「特定小型原動機自転車(特定原付)」であること。 特定原付については、2023年7月1日に改正道路交通法が施行されてから、いわゆる電動キックボードに世間の注目が集まった。 車両規定としては、特定原付は2輪、3輪、または4輪が可能であり、今回スズキの提案は四輪の特定原付となる。 そのため、16歳以上では免許不要で、最高速度は時速20km以下。一定の技術条件を満たせば時速6km以下で一部の歩道を通行することも可能となる。 さらに、電動小型配送ロボット「LM-A」も出展する。2023年4月1日の改正道路交通法の施行により、「遠隔操作型小型車」の実用化への道が開かれた。 このように、スズキは直近での法改正を鑑みて、実用における利便性を十分に考慮した様々な電動小型モビリティを世に送り出そうとしているのだ。 スズキはこれまで、小型電動モビリティとしては、電動車いす「セニアカー」を企画製造・販売してきた。今後も、セニアカー事業は継続する。 電動車いすでは、医療関連製品という立ち位置があり、スズキとしてはその枠を超えたモノづくりや市場展開について”あえて控えてきた”印象がある。実際、筆者はスズキ本社を介してセニアカー関連の取材をしてきており、そうした実感がある。 今回の様々な小型電動モビリティ登場は、明らかに「次世代に向けた方向転換」というイメージだ。

TAG: #スズキ #電動小型モビリティ
TEXT:小川 フミオ
EV版「M5」も開発中!「i5 M60 xDrive」のロケット級の速さにも驚き!

5シリーズの電気自動車「i5」の試乗記。前回までは後輪駆動の「i5 eDrive 40」をお届けした。今回はいよいよ全輪駆動で601psの出力を誇る「i5 M60 xDrive」に乗る。 ジェット機とロケットほどの違い 「i5」には、「i5 eDrive 40」と並行して、全輪駆動で、かつパワフルなモーターを搭載した「i5 M60 xDrive」が発売された。 i5 eDrive 40が最高出力250kW、最大トルク430Nmをもつのに対して、「i5 M60 xDrive」はモーターを1基ずつ前後に搭載。フロントは192 kW、リアは250kW。システムトータルの出力は442kW、最大トルクは820Nmにもなる。 静止から時速100キロまでを3.8秒で加速する駿足ぶりを示すとともに、”電費”は100km走るのに20.6kWhから18.2kWh。満充電だと、455kmから516kmのあいだという走行距離を誇る。 フロントグリルは縦バーをもたず、BMW伝統のキドニーグリルの輪郭だけが残された個性的なデザイン。周辺がグロスブラックというアグレッシブな仕様が試乗車だった。 そのアグレッシブな印象をまったく裏切らない、驚くようなトルク感の加速と、クイックなステアリングフィールが、このクルマの身上なのだろう。 高速道路では、i5 eDrive 40も速かったが、あちらがジェット機なら、こちらはロケットだ。軽くアクセルペダルを踏み込んだだけで、周囲のクルマがあっというまに後景にしりぞくほど。 ステアリングの安定感はすばらしく、路面が多少荒れていようと、直進性がしっかり保たれるので、いっさい不安感がない。よく出来たスポーツセダンと感心させられた。 しかも、BMWとスポーツモデル開発を担当するM社は、この先「M5」に相当するモデルを準備中というのだから、どんなクルマになるのだろう。トルクたっぷりの加速感が大好きなドライバーにはたまらないだろう。 i5 M60 xDriveには、アダプティブサスペンションがおごられている。かつ、Mモデルなのでステアリングホイールコラムに「スポーツブースト」という瞬間的な加速をもたらすレバーまでついている。これは路上では使えません(笑)。

TAG: #BMW #i5 #セダン
「e-チョイノリ」(photo=スズキ)
TEXT:福田 雅敏/ABT werke
伝説の格安原付「チョイノリ」がEVで復活!……「JMS」のスズキはクルマ以外も激アツだ[2023.10.05]

かつてのコンセプトとデザインをEVになっても完全踏襲 原付一種は電動化により便利な新モビリティに生まれ変わる 【THE 視点】スズキは、「ジャパン・モビリティ・ショー2023」<東京ビッグサイト(東京都江東区)/10月26日〜11月05日>への出展概要を発表した。四輪・二輪の各分野でEVを展示し、特に二輪においては、かつて格安原付として販売した「チョイノリ」をEV化した「e-チョイノリ」の展示が予告された。 出展テーマは「世界中に、ワクワクの、アンサーを」とし、「将来のカーボンニュートラルにむけたスズキの多様な取り組みを、スズキらしいモビリティやサービスでお客様にお届けする」というもの。ブース内では、四輪・二輪車のコンセプトモデルをはじめ、次世代モビリティや船外機なども出展・提案する。 出展車両のなかで特に気になったのは、かつて低価格で人気のあったスクーター「チョイノリ」のEV版である「e-choinori(イーチョイノリ)」だ。 「チョイノリ」は2003年1月に発表され、国内生産にも関わらず5万9,800円という圧倒的低価格を実現した原付一種(50cc)のスクーターだ。廉価な分、ボディパネルといった装備類は最小限に抑えられたため、パイプフレームが剥き出しのスタイルだったのだが、それがかえって個性を際立たせていた。 「e-チョイノリ」は、アシスト自転車の電動ユニットを採用するなど、販売実現時には低価格を期待出来るモデルだ。パナソニックサイクルテックの電動アシスト自転車のバッテリーと駆動ユニットを使用し、原付一種相当のパッケージに仕上げた。 実は9月15日、スズキは、パナソニックサイクルテックと新モビリティの共同開発を発表していた。その答えの一つがこの「e-チョイノリ」というわけである。 さらに嬉しいのはデザインの完全踏襲である。個性的なカウルや車体構造を大きく変えることなく踏襲。当時のコンセプトもそのまま、誰でも気軽に近距離移動ができるモビリティとして提案される。ちなみにバッテリーも電動アシスト自転車のバッテリーが採用されているので、取り外しや交換が可能と予想している。 第一種原動機付自転車(原付一種)は、排ガス対策などで、どんどんラインアップが削られ高価格となり、さらに原付二種(125cc)に主導権を譲るような構図になっている。しかしEV化でモーター特有の高トルク性能が活かされるため、原付一種でも日常の足として耐える性能とコストパフォーマンスを持つものに仕上がっていると期待できる。「e-チョイノリ」は是非とも市販化してほしいものである。 スズキのはこのほかにも、「e-チョイノリ」と同様にパナソニックサイクルテックと共同開発した折り畳み式電動モペッド「e-PO(イーポ)」(原付一種相当)、交換式バッテリーシェアリングサービスの「ガチャコ」を採用し実証実験中の原付二種の電動スクーター「e-BURGMAN(イーバーグマン)」、市販モデル「バ―グマン400 ABS」に高圧70MPaの水素タンクと水素エンジンを搭載した「バーグマン」、湖西工場での水素燃料電池荷役運搬車実証のパネル展示を行なう。 さらに、電動の船外機「スモール・e-アウトボード・コンセプト」や電動パーソナル/マルチユースモビリティ「スズ-ライド/スズ-カーゴ」、電動新モビリティ「スズキ・ゴー!」、ラストマイル配送ロボット「LM-A」、そしてスカイドライブと共同開発している「空飛ぶクルマ」も持ち込む。 四輪車は、今年1月にインドで開催された「オート・エキスポ2023」で発表した「eXV」、軽ワゴンEVの「eWX」、そして軽商用EVバン「eエブリィ・コンセプト」を出展する。 「ジャパン・モビリティ・ショー」でのスズキのブースは四輪・二輪ともに、魅力が満載である。 (福田 雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★フォード、「F-150・ライトニングフラッシュ」を発表 ……EVのピックアップトラックモデルとなる。価格は6万9,995ドル(約1,040万円)で、2024年初頭からオンライン注文が可能となるようだ。航続距離は320マイル(約515km/EPA値)となる。 ★トヨタ、2024年パリオリンピック・パラリンピックに3,000台以上のEVを提供 ……FCVの「ミライ」やバッテリーEVのほか、パーソナルモビリティの「C+ウォークS」など計3,374台の電動車を提供するという。 ★ボルボ、「EX30」のアメリカでの価格を公表 ……コンパクトSUV「EV30」のアメリカでの価格は、3万4,950ドル(約520万円)〜4万6,600ドル(約695万円)と発表。RWDが3グレード、デュアルモーターAWDが2グレード用意されている。 ★GM、SUV型EVの販売が第二四半期よりも増進 ……SUVとトラックの第三四半期(6月〜9月)の販売台数は67万4,336台となり、EVの販売は第二四半期に比べて28%伸びたようだ。 ★ルーシッド、デュッセルドルフにショールームを開設 ……米振興のルーシッドは、ドイツ・デュッセルドルフにショールームを新規オープンした。ドイツ国内では2ヵ所目、ヨーロッパとしては5ヵ所目とショールームとのこと。 ★オフロードEVのマンロー、2024年納車分の受注開始 ……スコットランドのEVメーカーのマンローは、ヘヴィ・デューティなオフロードEV「シリーズM」の2024年納車分の受注を開始した。最高出力170kW(231ps)の「M170」と、同280kW(380ps)の「M280」をラインアップする。 ★電動バイクシェアのシェアロ、八丈島で実証実験 ……折りたたみ電動バイクのシェアリングサービス「シェアロ」を展開するシェアード・モビリティ・ネットワークスは、東京都が主体となるAIデマンドタクシーとシェリングモビリティの実証実験に参加する。その一環で、八条島に「シェアロバイク」30台と「シェアロトライク」4台を導入するという。 ★小型EVのハンドレッス、特定小型原付などを発売 ……長野県のマイクロモビリティ企業ハンドレッスは、特定小型原付扱いのEVバイク「エベサー」と小型EVカート「チャットバイク」を発売した。どちらもレトロモダンなデザインを採用しており、着座が可能。「エベサー」は原付一種、「チャットカート」はミニカーへの登録変更にも対応予定。 デイリーEVヘッドライン[2023.10.05]

TAG: #EVバイク #THE視点 #ジャパンモビリティショー
TEXT:桃田 健史
コスモ石油「ASF2.0」を使ったB2B向けEVリースパッケージ「ゼロカボプラン」を発表

「ココロも満タンに」のキャッチフレーズでお馴染みのコスモ石油。コスモ石油マーケティングは2023年10月4日、都内で会見を開き「EV導入をきっかけに脱炭素化へ~コスモ・ゼロカボプラン」を発表した。あわせて、同プランで使用する「ASF2.0」の公道試乗会も行った。 コスモがワンストップでEVのB2Bを提供 コスモ石油がまた、新しいユーザーサービスを始める。 今回は、EVのB2B(ビジネス・トゥ・ビジネス)を主体とした事業展開となる。 その基盤となるのが「コスモMyカーリース」だ。 テレビCMなどでよく見かける、「コスモMyカーリース」。国産全メーカー・全車種からクルマが選べ、オプションも自由に選択できる。頭金は0円で車検、税金、メインテナンスも含めたパッケージ商品となっている。 近年は、自動車メーカー各社が様々なタイプのリースやサブスクリプションモデルを導入しているが、コスモ石油の場合、全国各地にあるコスモ石油のガソリンスタンドが事業の起点となる。 そのため、ガソリンの給油、またはEVの充電などでガソリンスタンドに訪れた際、コスモMyカーリースのユーザーは、気軽にガソリンスタンド関係者に声をかけ、日々のメインテンスについて相談できることも、大きな魅力だ。 コスモMyカーリースは導入以来、総契約台数は10万台を突破している人気商品で、このうち乗用が85%、そして商用が15%という割合だ。 そうした中、コスモ石油を含むコスモエネルギーグループでは、電力小売り事業の「コスモでんき」を展開しており、そうした電力供給に加えて、EV向けの充電器に関する工事一式や補助金申請、そしてEVの整備と、商用EVリースをフルパッケージ化した、「ゼロカボプラン」を導入することになったというわけだ。 資本参加するASF製商用軽EVを使用 コスモ「ゼロカボプラン」で使うEVは、日本発EVベンチャーのASF製「ASF2.0」となる。 ASFは、いわゆるファブレス企業だが、海外生産のEVを日本仕様に仕立てるのではなく、ゼロベースで日本向けEVとして設計・製造する。 2020年6月に佐川急便と「小型電気自動車の共同開発を開始する基本合意の締結」を発表し、自動車産業界やIT産業界から大きな注目を浴びた。 その後、2020年12月に総合商社の双日、また2021年6月にはコスモ石油マーケティングとコスモエネルギーホールディングスとの資本提携を発表し、着実に事業基盤を固めてきた。 そして今回、コスモが新たに事業展開する「ゼロカボプラン」に「ASF2.0」を提供することになった。 実車を確認すると、佐川急便など利用者の声を最大限に活かした、いわゆる「マーケットイン」型の商品開発を丁寧に行ってきたことがよく分かる。 前席周辺のレイアウトや、備品、書類用のポケットや取り外し可能な小型デスク、また荷室はフルフラットとしており、ASF関係者によると荷室容積はスズキ「エブリィ」に近く軽商用としてはかなり広い。 バッテリーはリン酸鉄リチウムイオン電池で、電池容量は30kWh。満充電での航続距離はメーカー測定値で209km。充電方式は、出力3kWや6kWなどの普通充電、またはチャデモ規格による急速充電も可能だがクルマ側の最大受け入れ出力は最大で30kW。 現状でV2HやV2Lには対応していないが、今後の仕様変更で対応は可能という。

TAG: #ASF2.0 #コスモ石油 #ゼロカボプラン
TEXT:TET 編集部
ホンダ初の電動SUV「プロローグ」が北米デビュー。日本でもデカいSUV好きのユーザーに刺さりそう

全幅2m……もう少し幅狭なら日本でもイケそう ホンダの米国法人は、北米市場で2024年年初に発売を予定している新型バッテリー電気自動車(BEV)「プロローグ」を発表した。 プロローグは、ホンダがゼネラルモーターズ(GM)と共同で開発したミドルサイズSUV。2040年までにBEVと燃料電池自動車(FCEV)を合わせてグローバルで100%に引き上げる目標を掲げるホンダにとって、北米初展開となるBEVだ。 バッテリーは、GMと共同開発した「Ultium(アルティウム)」を搭載し、容量は85kW。航続距離は米国基準で300マイル(約482km)以上を目指すとされ、150kWの急速充電にも対応する。これにより約10分で最大65マイル(約104km)相当の充電が可能という。 ボディサイズは、全長192インチ(約4,877mm)×全幅78.3インチ(約1,989mm)×全高64.7インチ(約1,643mm)で、国内で販売されているモデルでは「ジープ グランドチェロキー」の車高を20cm弱落としたサイズ感となる。また、121.8インチ(約3,094mm)のホイールベースはクラス最長をうたう。 エクステリアのデザインコンセプトは「ネオ・ラギッド」とされ、最大21インチのホイールを採用するなど、EVらしいシンプルなデザインの中に、スポーティ感を程よく盛り込んでいる。公開されたプロローグのイメージを見ると、SUVとしてはかなり低めの車高が特徴的で、ロー&ワイドなシルエットが印象的だ。 >>>次ページ トルクは余裕の451Nm

TAG: #ニューモデル #プロローグ #海外モデル
TEXT:小川 フミオ
さすがはBMW!5シリーズの電気自動車「i5」もまごうかたなきスポーティセダン!

前回までは、BMW5シリーズに加わった電気自動車「i5」のデザインについて小川フミオ氏に語ってもらった。いよいよリスボンの街を走り出す。走りでも5シリーズの良さを失っていないのだろうか。 エンジン車と電気自動車のいいとこどり BMWの新型5シリーズのラインナップに加わった「i5」はBEV(バッテリー電気自動車)のセダンだ。5,060mmの全長に2,995mmのロングホイールベース。余裕あるサイズだが、操縦性は、スポーティセダンで鳴らしたBMWならでは!と言いたくなる。 リスボンで乗った1台は、i5 eDrive 40 Mスポーツ。81.2kWhのリチウムイオンバッテリーを床下に搭載し、最高出力は250kW、最大トルクは430Nmだ。 ひとことで言って、BMWならではの味がある。同社のスポーティセダンの延長線上に違和感なく位置づけられる。 電気モーターだからという特別性はほとんどなく、ナチュラルな運動性能と感じられるのだ。 現代のBEVとしても違和感なく、かつ、ステアリングフィールなどに、やはりBMWっぽい味つけがちゃんと感じられる。よく出来ていると思った。 高速道路では、どこまで速度が上がっていくの?というリミットが感じられない加速感に驚かされた。でも、アクセルペダルの味つけなのか、すこし抵抗感があって、そこで右足にすこし力をこめると、ぐんっと前に出る。そんなエンジン車のような印象も受けた。 BMWっぽいのは、ハンドルを切ったときの車体の反応だ。内側のノーズがすーっと内側に入っていく(車体のロールは少ないのだけれど)。 バッテリーを床下に積んでいるので、重心高が低いのも、気持ちよく車体が動くハンドリングという、いいバランスになっている。 車重は2.1トンあるのだけれど、モーターの大きなトルクによって、重さはほとんど感じない。 足まわりの設定は、とくにリアがやや硬め。そもそも4つのドライブトレイン前提で開発されたシャシーなので、サスペンションのアーム長とか、理想的な設計はちょっとむずかしかったのだろうか。 後席の床には小さめとはいえ、BEVとしては意外なセンタートンネルがある。ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド各モデルでは、排気管やドライブシャフトが通るはず。これもしようがない部分だ。 もちろん、ドライバーは、かなり楽しい思いが出来る。太めのグリップのステアリングホイールを通して、路面からの情報が手のひらにしっかり伝わってくるし、クルマの動きは繊細。 運転している自分との一体感がしっかりあるのが、i5の魅力だ。車内はかなり静かで、エンジン音はもちろん聞こえない。そこがBMWのセダンとして、妙な気分だ。

TAG: #BMW #i5 #セダン
ルノー・E-テック・トラフィック(photo=ルノー)
TEXT:福田 雅敏/ABT werke
欧州で商用EVバン戦争が勃発!……ルノー・トラックス、「E-テック・トラフィック」を発表[2023.10.04]

先に発売された「フィアット・E-デュカト」などの直接のライバル 「トヨタ・ハイエース」や「日産・キャラバン」のEV化も期待 【THE 視点】ルノー・トラックスは、商用バン「トラフィック」のEVバージョン「E-テック・トラフィック」を発表した。フランス/イギリス/アイルランド/ベルギー/オランダ/スイス/イタリア/ドイツで10月から発売される。 配送業者の様々なニーズに対応するため、計6つのボディタイプを設定した。内訳はパネルバン型が3つ(L1H1/L2H1/L2H2)とダブルキャブ・パネルバン型が2つ(L1H1/L2H1)、そしてフラットベッド型となっている。いずれも市街地の走行に最適化した設計となっており、最もコンパクトなグレードは一般的な屋根付きの駐車場や標準的な駐車スペースを利用することができるという。ちなみにパネルバン型は、最大積載量1.16トン。H2の室内高は1,898mmで、荷室で立ったまま作業ができる。 L1H1/L2H1/L2H2:荷室の長さや高さの種類。数字が大きいほどより長く、より高い仕様になる。 ダブルキャブ:標準の1列シートではなく、2列シートになり、乗車定員を増やせる。 フラットベッド型:荷室がパネルで覆われておらず、フラットな荷台となる仕様。 最高出力90kW(122ps)/最大トルク245Nm(24.9kgm)のモーターを搭載し、バッテリー容量は52kWh。電力消費量は5.7km/kWhで、航続距離はは297km(WLTP値)となる。急速充電 (DC)の使用で、15%〜80%までの充電を60分で行なえる。バッテリーには8年間、そして24時間365日の故障対応に2年間の保証が付く。 「E-テック・トラフィック」は、以前本欄でも伝えたステランティス・グループの「ラム・プロマスターEV」と同じセグメントに属する[詳細はこちら<click>]。ちなみに「ラム」はヨーロッパでは、「フィアット・E-デュカト」として発表済みで、今回ルノーがそこにライバルとして加わったわけだ。 このセグメントは、日本車で言えば「トヨタ・ハイエース」の「ワイド・スーパーロング・ハイルーフ」が該当する。日本でも人気の高いセグメントである。 欧米だけではなく日本にも関係するセグメントなだけに、筆者はかねてから商用バンのEV化に注目している。配送・輸送から常用、そして趣味にと様々に応用でき、業務用としては必要不可欠な存在。ここでのEVのシェアを獲得すれば顧客との長期的な関係を築くことができ、流行に左右されない硬い売り上げが期待できる。 日本では、OEMも含めて「トヨタ・ハイエース」と「日産・キャラバン」の一騎打ち状態が長く続いている。どちらかがEVを作れば、片方もすぐに対抗するだろう。新興のHWエレクトロが、商用EVバン「エレモ-L」を発売していることも忘れてはならない。大手が二の足を踏んでいる暇はない。「やっちゃえ」である。 (福田 雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★スズキ、伝説の格安原付「チョイノリ」がEVで復活 ……「ジャパン・モビリティ・ショー」への出展予定の二輪として、2003年に発売した50ccスクーター「チョイノリ」のEV版「eチョイノリ」を出展する。そのほか、スクーター「バーグマン」のEVや水素エンジンを搭載したスクーターも展示するという。 ★★日産、EVコンセプト「ハイパーアーバン」を発表 ……「ジャパン・モビリティ・ショー」に出展するコンセプトEVの第一弾として発表した。SUVのボディデザインで、AIによるV2X制御ができるという。このほかにも、複数のコンセプトEVの発表があるようだ。 ★★スズキ、軽ワゴンEVを発表へ ……「ジャパン・モビリティ・ショー」の出展概要を発表した。インドで開催された「オート・エキスポ2023」で発表済みのSUV「eVX」を出展することに加えて、コンセプトEVとして軽ワゴンEV「eWX」と商用EV「eエブリィ・コンセプト」を発表・展示する。 ★★千葉県で走行中給電システムを公道で実証実験 ……千葉県柏の葉スマートシティ<柏市>で、公道を仕様しての走行中給電の実証実験を10月より開始する。実証実験の車両は「トヨタ・ハイエース」と「RAV4」を用いる。小野測器/東京大学大学院/ブリヂストン/日本精工/ローム/東洋電機製造/デンソー/三井不動産/SWCC/カーメイト/千葉大学が実証に参画。 ★カーメイト、走行中給電の状況を可視化 ……柏市での走行中給電の実証実験に参画するカーメイトは、東京大学と共同で給電状況の可視化システムを開発した。スマホアプリで状況を確認でき、システムの稼働も制御できるとのこと。 ★テスラ、2023年7月〜9月期に43万台以上を納車 ……2023年第3四半期の結果を公表した。前モデルの合算で43万488台を生産し、43万5,059台を納車したという。 ★EVモーターズジャパン、沖縄にEVバスを納車 ……沖縄県名護市に小型コミュニティEVバス「F8・シリーズ4-ミニバス」を4台納車した。「名護バスターミナル」から「イオン」「名護市観光情報センター」を循環するルートで、右回りと左回りを運行する。運行期間は2024年3月31日まで。 ★DMM、「北陸新幹線加賀温泉駅前」に充電器を設置 ……2024年春開業予定の同駅前広場の駐車場に、普通充電器を導入する。 ★メルセデス・ベンツ、リゾートホテルで「EQS SUV」の試乗体験 ……「東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ」<北海道ニセコ町>と「ハレクラニ沖縄」<沖縄県恩納村>に「EQS SUV」を体験できるホテル宿泊提携プランを開始した。最寄りの空港から「EQS SUV」で送迎を受けるなどのサービスを用意。 ★エネチェンジ、「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」に充電器を設置 ……三重県伊勢市にある同テーマパークに導入した。設置機器は6kWタイプの普通充電器6口。 ★トヨタ、「ウーブン・バイ・トヨタ」を完全子会社化 ……車載ソフトウェア開発の同社の全株式を取得し完全子会社化した。会社の再編も行ない、トヨタからの委託体制を敷いた。トヨタは同社の株式を95%保持していたが、残り5%は豊田章男会長が保持していた。豊田氏がその株を手放した模様。 デイリーEVヘッドライン[2023.10.04]

TAG: #THE視点 #ニューモデル #商用EV
TEXT:生方 聡
VW「ID.4」オーナーはアウトバーンを時速何キロで走る? [ID.4をチャージせよ!:その20]

9月上旬、スイスで開催された「ID.TREFFEN」(ID.ミーティング)を取材した際に、参加していた「ID.4」オーナーに、そのクルマを選んだ理由などを聞きました。 フォルクスワーゲン一筋 鮮やかな“キングズレッドメタリック”のID.4で登場したのは、ドイツのハノーファーからはるばるスイスに駆けつけたデュブラック・マルクスさん。「フォルクスワーゲンT3」のTシャツを着ているくらいですから、かなりのフォルクスワーゲン好きと見ましたが、予想は的中! 「18歳で免許を取ってからこれまで30年間、フォルクスワーゲンしか買ったことがないんですよ」という、まさにフォルクスワーゲン一筋の御仁でした。 彼の愛車はID.4のなかでももっともハイパフォーマンスな「ID.4 GTX」。日本未導入のこのグレードは、2モーターの4WD仕様で、最高出力220kW(299PS)を発揮するというスポーツモデル。こんなクルマに乗れるなんて、なんともうらやましいかぎりです。 そんなマルクスさんにID.4 GTXを購入した理由を尋ねると、「これからはEVの時代だと思ったので!」と明確な答えが返ってきました。とはいえ、ID.ファミリーのトップバッターである「ID.3」が登場した時点ではすぐに動き出すことはありませんでした。「1年半くらい前にID.4 GTXを試乗する機会があって、踏んだ瞬間から力強くダッシュするID.4 GTXのパンチ力にすっかり惚れ込んでしまい、即決でしたよ(笑)」。

TAG: #ID.4 #VW
BYD・アット3(photo=BYDジャパン)
TEXT:福田 雅敏/ABT werke
世界ではEVは爆売れ中だが日本は……8月の世界EV販売台数は100万台超えで市場が成長中[2023.10.03]

「BYD・ドルフィン」などの廉価なEVを用意する中国勢が圧倒的強さを見せる 日本勢は「ジャパン・モビリティ・ショー」で実車のEVを発表し実力を示せ 【THE 視点】調査会社のマークラインズは9月25日、EVの世界販売の約90%をカバーする主要14カ国を対象に、グローバル市場におけるEVの台数情報及び販売動向を分析した2023年8月の「電気自動車(BEV/PHV/FCV)販売月報」(商用車を除く、推計値を含む)を公表した。8月のEV世界販売台数は108.8万台となった。 対象国は、中国/米国/日本/インド/ドイツ/フランス/ブラジル/英国/韓国/カナダ/イタリア/ノルウェー/スウェーデン/フィンランドの計14か国。 108.8万台という数値は、前年同月比36.5%増、前月比10.7%増といずれも二桁増という結果を表している。14カ国合計の販売台数に大きな変化はなかったが、EVの販売台数が10万台強増加したことで、シェアは前月比2.0ポイント上昇の21.5%。急激に台数が伸びた昨年末と比較すると、差は1.0ポイントにまで縮まり、EVの割合が着実に高まっていると言える。 また、1月~8月の累計は706.0万台となった。前年同期比32.7%増という結果で、累計値でも前年より増加傾向が続いていることが見てとれる。 主要メーカーのEV販売台数推移では、首位BYD、2位テスラ、3位フォルクスワーゲングループという結果になった。 なかでもBYDの販売台数は右肩上がりの増加を見せている。複数の電気自動車ブランドを持つ中国ジーリーや、同国内で強力な販売力を持つ広汽集団も2023年年初から順調に台数を伸ばしている。 中国メーカーは、2022年後半からEVを中心に輸出や海外進出を急速に拡大している。中国全体での自動車の輸出台数は、2020年が年間で約76万台であったのに対し、2023年1月~8月時点でその3倍以上となる約245万台となっている。 一方でHVの台数は、8月単月が前年同月比29.0%増の31.1万台となったが、前月比では10.6%減という結果となった。しかし1月~8月累計は前年同期比25.3%増となり、電気自動車と同様にHVも増加傾向にある。原油高を背景にガソリン価格が高騰したことでEVやHVの購入が増える傾向も見られるが、依然として内燃機関車の割合は7割強を占めている。 フォルクスワーゲンなどが一部減産の報道も伝えられる中での今回の発表は、中国勢を筆頭にEVの販売が伸びていることを浮き彫りにした。 日本でも、BYDやヒョンデなどから手ごろな小型車の発表が相次いでいる。来月には、「ジャパン・モビリティ・ショー」も開催され、既に展示車両などが一部公表されている。その多くがEVであり、日本にもいよいよEV化の時代が到来しようとしている。 ただ、「モーターショー」と聞けば、今年4月に中国で開催された「上海モーターショー」の衝撃が忘れられない。世界各国の大手自動車メーカーが高級EVを発表した中で、日本勢は高級車はおろか商品としてのEVをほとんど発表できず浮いてしまっていた。 今回のマークラインズの発表によれば、内燃エンジン車は依然として7割強のシェアを持っているということで安心とも思えるが、それよりもEV販売台数の増加を直視しなければならない。成長する市場に食い込めなければ、シェアは下がる一方だ。 日本ではEVが売れないという文面が至る所で見られるが、そもそも売るためのEVが作られていない。10月末に開催する「ジャパン・モビリティ・ショー」は日本勢が主導するイベントだ。数々の和製EVが出展され変革を示すことは素直に嬉しい。しかし、商品があってこその市場だという現実を忘れてはならない。夢を語るだけの「ジャパン・“モックアップ”・ショー」とならないことを切に願うばかりである。 (福田 雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★全国20ヵ所の観光道路でEV割引を実施 ……(一社)日本観光自動車道協会に所属する自動車道事業者が、10月1日からEV利用者に対する道路料金の割引や関連施設での割引を実施する。対象道路は「アネスト岩田 ターンパイク箱根」など。また、同協会は日産と連携協定を締結し、日産がキャンペーンの周知やイベントへの協力を行なうという。 ★★HWエレクトロ、新型商用EVを初公開予定 ……「ジャパン・モビリティ・ショー」に出展し、会場で新型の軽商用EVのプロトタイプをワールドプレミアするという。同社はすでに軽トラックタイプの「エレモ-K」、バンの「エレモ-L」をラインアップしている。新型がどのようなカテゴリのEVとなるか期待だ。 ★★BYD、新規店舗「BYD AUTO 東京品川」をオープン ……10月2日(月)に新規オープンした。SUVの「アット3」と発売されたばかりのコンパクトモデル「ドルフィン」を常設展示する。運営は老舗の明治モータース[詳細はこちら<click>]。 ★移動式ソーラー充電器が「ネッツテラス三木」に限定展示 ……E3モビリティは、ソーラー型の充電器「E3チャージャー」のプロトタイプを、ネッツトヨタ神戸の店舗「ネッツテラス三木」<兵庫県三木市>に展示する。期間は10月12日〜16日。同製品は、キャスターがついた移動可能なソーラーパネルから直接EVに充電する仕組みをとっている。 ★ダイワハウス、「ソーラーカーポート」を発売 ……太陽光発電設備を搭載可能な「ディーエー・ソーラーカー・ポート」を発売した。折板式の屋根にユニットを乗せる方式で、発電量の要望に対応可能だという。 ★自動車部品リサイクル2社がEVバッテリーの資源循環で協業 ……EVを含むリチウムイオン・バッテリーのリサイクルを手がけるリーテックと、自動車パーツのリユース・リビルドを手がけるグローバル-パーツが協業を発表した。EVのバッテリーからレアメタルを取り出し再資源化する事業を構築するという。 ★テラモーターズ、マンションへのインフラ整備を加速 ……不動産の工藤建設と業務提携を結んだ。同社が所有する賃貸物件に充電インフラ「テラチャージ」の導入を進めるという。 ★10月1日発売の新型商用EVバイク「I-カーゴ」に整備ネットワークを構築 ……「I-カーゴ」を販売(10月1日発売)するベクトリクス・ジャパンとナルネットコミュニケーションズが業務提携し、同車両の整備メンテナンスネットワークを構築する。約1万1,700ヵ所の整備工場が利用できるようになるという。 ★アウディ、タイヤパンク保証を設定 ……正規ディーラーでの新車購入者を対象とした「Audi タイヤパンク補償プレミアム」を10月1日より開始した。納車または購入したタイヤを引き渡し後15日目から3年間、パンクの発生時期に応じて最大4本のタイヤ交換・修理ができるという。 ★CJPTに日野が復帰 ……商用EVトラックの開発・普及につとめる団体「コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ」(CJPT)に日野自動車の復帰が発表された。トヨタがCJPTに出資している株式(70%)のうちの10%を日野に譲渡するという。またCJPTは、タイに「CJPTアジア」を設立した。アジアのカーボンニュートラル化も推進するとのこと。 デイリーEVヘッドライン[2023.10.03]

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