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メルセデス・ベンツが「コンセプトEQG」をジャパンプレミア


TEXT:生方 聡 PHOTO:生方 聡
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オフローダーとしての高い資質を誇るEV版Gクラス

EVになっても本格的なオフローダーとしての資質は維持されている。このコンセプトEQGでも、堅牢なラダーフレーム構造のボディを採用し、リアサスペンションにはリジッドアクスルを搭載する。

注目すべきはその4WD。EVだけにプロペラシャフトを持たないのは当然として、このコンセプトEQGでは、4輪それぞれにモーターを用意(インホイールモーターではない)し、それぞれを個別に制御することで、優れたトラクション性能を確保しているのだ。また、エンジン車同様、ローレンジを利用することが可能で、発進から最大トルクを発揮する電気モーターとともに、オフロードでの高い走破性が期待できそうだ。

EV版のGクラスは2024年にドイツ本国で発売が予定されており、「日本の皆さまにも早く乗っていただけるよう、私たちも全力で導入に向けて準備を進めております」(上野氏)。

メルセデス・ベンツにブースには、このほかにも、「EQS 450+ エディション 1」や「EQE 350 4MATIC SUV ローンチエディション」といったEVが展示される。同社のブースは、東展示棟 1・2・3ホールにあり、一般公開は10月28日から11月5日まで。



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