インタビュー
share:

「私は家電感覚でこのクルマを選びました」アイオニック5オーナー、“ななみん”さんに聞くEV活用法


TEXT:曽宮 岳大 PHOTO:曽宮 岳大
TAG:

車中泊しても快適です

アイオニック5は普段はどういう使い方をされているのですか?

「日中は、太陽光発電で得られた電力のうち、消費電力を差し引いた“余剰電力”をアイオニック5に充電しています。太陽が沈んだら、アイオニック5からV2Hを介して自宅に放電し、昼間蓄電しておいた電力を使います。あとは普通に移動手段として、お買い物や週末のお出かけに使っています」

実際に使ってみて、どういったところが気に入りましたか?

「アイオニック5は車内が広いので、実は車中泊もできるんですよ!リアシートを平らに倒せるので、2人までは寝られます。寝相が悪くなければ(笑)。アイオニック5専用の車中泊用の空気マットが販売されているぐらいですので。車中泊をする際、エンジンをかける必要がないので静かですし、アイドリング禁止の場所でもエアコンを使えるのはEVのメリットです」

運転感覚はいかがですか?

「私のような初心者でも運転はしやすいです。アクセルを踏んで、ペダルを離すだけで回生ブレーキが効いて、スムーズに停まると感じます。だから、あまりブレーキは踏まなくて済むんですよ。私はアイオニック5が初めて自分で買ったクルマ、ほぼ初めて運転するクルマなので、他のクルマの運転感覚はあまりわかりませんが、アイオニック5のワンペダル走行は自分の感覚と合ったというか、運転しやすいと感じました。回生ブレーキを効かせることで電費も向上するので、意識的に使っている面もありますね」

加速性能についてはどうですか?

「私はまだ自分の運転では高速道路を走ったことがないですけど、パートナーが運転する時はすぐにスピードが出ちゃうと言っていますね。加速が良く静かだからみたいです。私はちょっと怖がりなので、マイペースで走るように心掛けています」

ズバリ、アイオニック5を購入して満足されていますか?

「ヒョンデが日本に再上陸した時に原宿に展示場がオープンしたので、初日に試乗に行きました。それまではネット情報だけで、しかもほぼバッテリー性能しか見ていなかったんですけど(笑)、実際に試乗してみて、ピクセルモチーフのデザインがデジタル的で唯一無二だし、電気自動車なのですごく静かだし、運転しやすそうだしというところで、その場で購入の意思は固まりました。実際に所有してからは、想像通り、移動手段としてだけでなく蓄電池としても使えて、とても満足しています」

“動く蓄電池”にすることを前提にアイオニック5を選んだという“ななみん”さん。ということで実際にスマートハウス化されたご自慢のご自宅もを見せていただくことに。次回、その模様をレポートします。

つづく

“ななみんさん”がnoteに綴っている「ななみんのIoTおうちハック!」 はこちら

 

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
more
ニュース
ホンダの電動ロボット芝刈機/草刈機「ミーモ」シリーズが大幅改良! 国内で年間500台のセールスを目指す
ホンダCR-Vが帰ってきた! 新型燃料電池車「CR-V e:FCEV」が登場
「ノート オーラ NISMO」がマイナーチェンジ! 初の4WDモデル「NISMO tuned e-POWER 4WD」が登場
more
コラム
電動化の失速どころかEV&PHEVがバカ売れ! テスラもドイツ御三家も押し出す中国メーカーの勢い
日本での走行テストを確認! 中国BYDの新たな刺客「Sea Lion 07」の驚異の性能
日本のEVシフトは2024年に入り低迷気味! 軽のサクラ&eKを除けば海外勢の健闘が目立つ
more
インタビュー
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
災害に強いクルマは「PHEV+SUV+4WD」! 特務機関NERVがアウトランダーPHEVを選ぶ当然の理由
more
試乗
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
誰もが感じる「ポルシェに乗っている」という感覚! ポルシェはBEVでもやっぱりスポーツカーだった
佐川急便とASFが共同開発した軽商用EV「ASF2.0」に乗った! 走りは要改善も将来性を感じる中身
more
イベント
中国市場のニーズに合わせて開発! 日産が北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカーを出展
レース前に特別に潜入! フォーミュラEに参戦する日産チームのテント内は驚きと発見が詰まっていた
日産がフォーミュラE「Tokyo E-Prix」開催前スペシャルイベントを開催! 六本木ヒルズアリーナに1夜限りのサーキットが出現
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択