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販売台数で好調を維持するテスラが、モデル3 とモデルY を値下げ


TEXT:烏山 大輔
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テスラが、モデル3 とモデルYの値下げを発表

2023年7月1日からの値下げで、モデル3は最大21.6万円、モデルYでは最大で30万円の値下げとなる。さらにCEV補助金(65万円)や各種補助金(東京都の補助金は45万円)を適用すると、モデル3は400万円台で購入することができるようになる。居住地の市区町村の補助金もある場合は、さらなる出費の低減も可能だ。

改定後(消費税込) 価格差
モデル 3 RWD ¥5,245,600 -¥160,400
ロングレンジAWD ¥6,268,600 -¥193,000
パフォーマンス ¥7,005,600 -¥216,000
モデル Y RWD ¥5,637,000 -¥234,600
ロングレンジAWD ¥6,526,000 -¥271,600
パフォーマンス ¥7,279,000 -¥302,600

また、テスラは2023年第2四半期の好調な販売台数(モデルSとYで19,225台、モデル3とYで446,915台、合計466,140台)により、2023年の累計納車台数が、889,015台と過去最高の納車台数を達成している。モデル3 とモデルYの値下げはこの勢いの維持に貢献するだろう。

テスラ独自の充電システム「スーパーチャージャー」も加速中

テスラのスーパーチャージャーは、わずか数十分で充電が完了し、旅行や移動中に充電で停車する回数や時間を最小限に抑えるために戦略的に配置されている。

現在、日本で展開されているあらゆる充電技術よりも高性能で、V3スーパーチャージャーは最大250kWの出力により約15分で最大275km走行分を充電することができる。

スーパーチャージャーネットワークは、北米、ヨーロッパ、そしてアジア太平洋地域の主要なルートを繋ぎ、合計で45,000基以上が設置されている。日本国内では先月、新たに9箇所がオープンし、現在は79箇所390基以上のスーパーチャージャーが稼働している。

さらに北米では、フォードに続きGMやボルボもテスラ規格である「NACS」の採用を決定した。このテスラ規格は普通充電と急速充電の両方に対応しており、今後さらなる拡大も見込まれる。

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