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大きく傾けても倒れない!?バック走行も可能な「特定原付」、ホンダからスピンアウトした「ストリーモ」を試乗体験


TEXT:桃田 健史 PHOTO:桃田 健史
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安定した操縦安定性を実感

記者会見の後、特定原付モデルの「S01JT」に試乗した。

まず、停止した状態でとても安定していることに驚く。

ハンドルがまっすぐな状態で停止していて、両足が機体に乗っている状態でもフラフラしない。停止したままハンドルを左右に大きく切った状態でも、機体自体が大きく傾くといった感じではない。だから、両足を機体に載せたまま、安心して立っていることができる。

次に走行シーンだが、走行モードは3つある。

「歩行者と同等の扱い」として、一部の歩道が走行可能は「P」モードでは、道路交通法上の特定特定原付の最高速度である6km/hにセットされる。

Pモードで走っていても、停止状態で感じたのと同じようにとても安定感がある。

そのまま、特設された路面のギャップの乗り越えを試すと、様々な形状の路面でもフロントおよびリアの二輪が上手く衝撃を吸収し、機体の姿勢が安定する。

また、「1」モードでは最高12km/h、また「2」では最高20km/hに設定できる。

「2」モードで坂道走行を試したが、登坂性能は十分に高い。また、坂道発進も可能だ。

二次抽選予約は7月上旬

今回試乗した特定原付モデル「SO1JT」の価格は税込30万円。また、原付一種の「SO1JG」が税込30万5,000円。

7月上旬から二次抽選予約を始め、デリバリーは2023年9月以降に順次行う予定だ。限定数は「SO1JT」が250台、また「SO1JG」が50台とした。

当面は、個人向けや事業者向けの売切り型販売となる。

また、シェアリングサービスについては、ストリーモ自社で行うことは想定しておらず、シェアリングサービス事業者への販売になることが考えられる。

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