アウディ e-tron店の急速充電器は全国で102基に
アウディは、残り約7ヵ月となった本年だけで50ヵ所に充電器を設置するという高い目標を掲げており、来年以降も設置が順調に推移すればかなりの数の充電器が国内の旅館やホテルに行き渡ることとなる。もっとも、全旅連は旅館・ホテル約15,000軒(組合員数)により構成される日本最大級の宿泊施設組合だから、アウディだけで全施設に充電器を設置することは相当困難。なので、ぜひとも他メーカーの取り組みに加え、「2030年までに公共用の急速充電器3万基を含む充電インフラ15万基の設置」と発表している国のさらなる後押しも期待したい。
2033年以降は全モデルの販売を電気自動車とする目標を掲げ、既に国内だけで計8車種のEVを販売しているアウディ。そのEVシフトは緩むことなく、本年は全国の「アウディe-tron店」設置されている50基の50~90kW急速充電器を、より強力な150kW急速充電器に置き換えていくとのこと。
これによって、150kW急速充電器は全国合計で102基となり、ポルシェ ジャパン、フォルクスワーゲン ジャパンと共同で展開している国内最大級の急速充電ネットワークサービス「プレミアム チャージング アライアンス」も相まって、ユーザーの利便性はさらに高まる見通しだ。
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