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ランチア、本格的なブランド再生に向け、名門復活の狼煙を上げる


TEXT:曽宮 岳大
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アルピーヌA110に対抗するスポーツクーペの登場に期待

ちなみにランチアは、2022年の11月に「Pu+Ra Zero」と呼ばれるデザインスタディを公開している。それはランチアデザインの今後の方向性を示すものと説明されたが、そのデザインスタディにはタイヤすらついておらず、ニューモデルのデザインを具体的に示すものではなかった。

ただ、その時点でランチアがステランティス・グループの中でプレミアムブランドの役割を担うことが明らかにされ、それにふさわしいデザインや品質、ヘリテージを有するブランドとして成長していくことを予感させた。

ランチアは母体がFCAからステランティスへと変わり、プラットフォームを始めとする自動車製造に欠かせない主要コンポーネントを、より豊富なリソースから得ることが可能になった。このことは、ランチアのようなニッチなブランドにとって、EVを含むニューモデルを作りやすい環境になったことを意味する。

その一方で、同じブランド内にもアルファロメオやDSといったプレミアムブランドが存在している。そうした中で他ブランドとの差別化をユーザーが納得するかたちで示すとなると、やはりそこにはランチアブランドにふさわしいデザインや、過去のヘリテージにちなんだストーリーといった付加価値が必要になるだろう。例えば、「ストラトス」が復活すれば……。そんな期待も膨らんでくる。

フランスの名門アルピーヌからは次期A110のEV版が登場する。ランチアにはそれに対抗できるだけのブランド力やヘリテージがある……と、クルマ好きならそう信じるだろう。4月15日に姿を見せるランチアの新型コンセプトカーに期待したい。

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