ニュース
share:

新型Jeep Avenger(ジープ・アベンジャー)、ステランティスのティヒ工場で生産開始


TEXT:烏山 大輔
TAG:

「2023年欧州カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した「新型Jeep Avenger (ジープ・アベンジャー)」がポーランドのティヒ工場で2月6日より生産開始された。同車は、ジープ・ブランド初のバッテリー電気自動車(BEV)だ。

ヨーロッパに適したコンパクトサイズでBEVラインナップの先陣を切る。ゼロエミッション SUV の世界的リーダーを目指すジープのグローバル電動化戦略における重要なモデルとなる。

ジープのICEと同じように、路面状況によって走行モードを選択できるSelec-Terrain(セレクテレイン)とヒルディセントコントロールを標準装備。アプローチアングル、デパーチャーアングル、地上高とも、このセグメントとしては余裕がある水準だ。

パワートレインは、最高出力115kW(156ps)、最大トルク260Nmの新型電気モーターと54kWhの新型バッテリーパックを組み合わせた新世代の400ボルト電動システムを搭載している。

2022年のパリ・モーターショーで公開されたジープ・アベンジャーは、2022年12月1日のファーストエディション、2023年1月11日のフルラインナップの受注開始後、10,000台以上を受注した。専門家からの高い評価を、欧州でのこの販売実績が裏付けている。

もし日本に導入されれば、BMW「iX1」やBYD「ATTO 3」、ヒョンデ「IONIQ 5」に加え、DSオートモビル「DS 3 CROSSBACK E-TENSE」、プジョー「e-2008」とコンパクトBEV対決が繰り広げられるかもしれない。

TAG:

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
more
ニュース
ホンダの電動ロボット芝刈機/草刈機「ミーモ」シリーズが大幅改良! 国内で年間500台のセールスを目指す
ホンダCR-Vが帰ってきた! 新型燃料電池車「CR-V e:FCEV」が登場
「ノート オーラ NISMO」がマイナーチェンジ! 初の4WDモデル「NISMO tuned e-POWER 4WD」が登場
more
コラム
電動化の失速どころかEV&PHEVがバカ売れ! テスラもドイツ御三家も押し出す中国メーカーの勢い
日本での走行テストを確認! 中国BYDの新たな刺客「Sea Lion 07」の驚異の性能
日本のEVシフトは2024年に入り低迷気味! 軽のサクラ&eKを除けば海外勢の健闘が目立つ
more
インタビュー
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
災害に強いクルマは「PHEV+SUV+4WD」! 特務機関NERVがアウトランダーPHEVを選ぶ当然の理由
more
試乗
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
誰もが感じる「ポルシェに乗っている」という感覚! ポルシェはBEVでもやっぱりスポーツカーだった
佐川急便とASFが共同開発した軽商用EV「ASF2.0」に乗った! 走りは要改善も将来性を感じる中身
more
イベント
中国市場のニーズに合わせて開発! 日産が北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカーを出展
レース前に特別に潜入! フォーミュラEに参戦する日産チームのテント内は驚きと発見が詰まっていた
日産がフォーミュラE「Tokyo E-Prix」開催前スペシャルイベントを開催! 六本木ヒルズアリーナに1夜限りのサーキットが出現
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択