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北米日産がEVのトレーラーを用いた新車輸送を実施……デイリーEVヘッドライン[2023.03.01]


TEXT:福田雅敏、ABT werke
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BEVの大型トレーラーで新車を輸送
米国初の取り組み

【THE 視点】日産は、北米において電気自動車(EV)のトレーラーを活用した新車の輸送を開始した。ロサンゼルス港(カリフォルニア州)から同地域内のディーラーに対して新車の輸送を試験的に行なっている。最初の輸送では「アリア」が運ばれたという。

大型EVトラックは、クラス8(15トン以上)に分類されるカテゴリーで、アメリカのEVトラックメーカーである「Nikola(ニコラ)」と老舗「Kenworth(ケンワース)」の車両が使用されている。

EVトラックなど商用車のEV化も進むアメリカだが、大型EVトラックを用いた新車の輸送では北米で初だという。

大型トラックを含め商用車は、その大きさやバッテリー搭載量が多いことから、充電インフラが課題となる。そのサポートは、日産の物流パートナーであるワレニウス・ウィルヘルムセン社が協力しているとのこと。

港湾の低炭素化も問題となっているなか、この取り組みはその問題解決にも貢献でき一石二鳥の成果が期待できるのではないだろうか。
(福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー)

★★ホンダ、リチウムイオン・バッテリー用リサイクル資源を北米で安定調達へ……バッテリーリサイクル企業の米アセンド・エレメンツと協業に合意

★BMW、燃料電池車(FCEV)の「iX5 Hydrogen(ハイドロゲン)」のパイロットモデルを発売……トヨタ製燃料電池(FC)システムを搭載

★ ホンダ、「大阪/東京/名古屋モーターサイクルショー2023」に電動スクーターを出展……コンセプトモデルの「EM1 e:」、バッテリー交換式「Honda Mobile Power Pack e:(モバイル・パワー・パック イー)」を採用した原付一種クラス

★鎌倉駅前に「電動トゥクトゥク」のレンタルステーション「えもび鎌倉」をオープン……スタートアップ企業「eMOBI(エモビ)」が展開、2023年夏までに20台を導入予定

★羽田空港で自動運転バス「ARMA(アルマ)」を長期運行中……自動運転バス企業BORDLY(ボードリー)などが実証中、複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(羽田・イノベーション・シティ)」と第3ターミナル間で3月31日まで

★MINI(ミニ)、特別モデル「MINI Cooper SE Resolute Edition(ミニ・クーパーSE・リゾルート・エディション)」を本国で発売……グリーンのボディカラーにボンネット・ストライプの採用など

★商用EVの普及を目指す一般社団法人「EV100ラストワンマイルを実現する会」が設立……商用EVのHW ELECTRO(HWエレクトロ)、花キューピットなど加盟

★パナソニック、グループ企業が展開する住宅「テクノストラクチャー」にV2H蓄電システム「eneplat(エネプラット)」仕様を追加

★豊田通商傘下のネクスティ・エレクトロニクス、電動車のリユースバッテリーを束ねた「大容量スイープ蓄電」システム向けの「基盤」を開発……リユースバッテリーの容量のばらつきを制御し各々を使い切るシステム

★コンチネンタルタイヤ、電気自動車(EV)に対応した「プレミアム・コンタクト7」を発売……コンフォートタイヤのフラッグシップ、重量のあるEVでも安全性と安定性を確保詳細はこちら<click>

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