いよいよ電気系の作業に着手!
「電気熊猫計画」とは、EVライフをもっと楽しくおいしくする「EVごはん」と、旧車のコンバージョンEVを手掛ける「アビゲイルモータース」が共同で進める往年のイタリアの名車「フィアット・パンダ(初代)」をEV(電気自動車)にコンバートするプロジェクトです。
今回は、第4回目(第3回目はコチラをご覧ください)として、「Step3:マネジメントシステムを購入。マニュアルを熟読する。一方でパンダのデータとモーターなど、パーツ類のデータを画面上でレイアウトしていく」前半をご紹介したいと思います。
その前に細かいことも
EVコンバートにおける電気系作業は、まさにメインとなる作業ですが、その前に細々とした作業を行います。
ベース車両のパンダ君は、まあ程度は悪くないですが、とはいえ30年近い前の旧車なので、あちこち錆が出てきています。せっかく未来に引き継ぐクルマですので、錆は止めておきたいということで錆を落として、錆止めを塗布。
見えなくなるところですが、きれいにしておきました。
バンパーも、ツヤがなくて白ボケしていたので、下地を作ってマットブラックで塗装。細かい傷は残りましたが、キレイになりました。
EVコンバートで最初に出てくるのがエンジン及びエンジンまわりのパーツ類です。
貴重な旧車パーツですので「産廃」で捨てるのはもったいないと思い、お声がけしたのが神奈川県で小型車大好きな“変態”自動車セレクトショップ「GATTINA」さん。
パンだのEVコンバートで出た「エンジンなどの関連パーツいりませんか?」とご相談したら「ぜひ!」ということで駆けつけてくれました。エンジンやらミッションやら、ガソリンタンクやら、なんとか積み込んで帰っていただきました!
どこかのパンダさんの窮地を救うことができれば嬉しいです!
バッテリー到着!
そんなことをしていると、中古の日産リーフのバッテリーパックをヤフオクでゲット。1日がかりでバラします。
バッテリーパックは全部で48個。ひとつひとつが重量物で重い! とはいえ落とすと大変なので丁寧に扱う必要ありなので気を抜けません。
※低圧電気取扱作業者の資格を持つアビゲイルモータース代表飯田さんの指導のもと、私(石井)は周辺の片づけを中心に行っております。
さらに電気の世界へ
ということで、ここからどんどんと「電気」の世界に入っていきます。次回はStep3:マネジメントシステムを購入。マニュアルを熟読する。後編となります。引き続きよろしくお願いいたします。
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