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TEXT:TET 編集部
イオンモールの駐車場で合法的にタイムアタック! 柏の「インディカート」に電動カートが登場

スピード制御機能で子どもや初心者も安心 サーキットというと騒音や土地取得の問題から、どうしても郊外に建てられがちだ。しかし、インディアナカートジャパンが運営する「インディカート」は、そんな常識を覆し、千葉県のイオンモール柏の6階屋内駐車場を使って「街なかのサーキット」を実現させている。 オープンしたのは2023年7月で、広大なショッピングモールという特性を活かして環境問題をクリアしつつ、遊休区画を使用することで施設の有効活用にもつなげている。一般的な駐車場内は徐行が求められるし、タイヤのスキール音を豪快に鳴らしてコーナリングするなんてご法度だ。しかし、ここはカート専用区画として使用していることから、合法的に思う存分駐車場内を疾走することができる。 イオンモール柏の買い物客はもちろんのこと、団体による貸切イベントや個人レジャーでの利用など、屋内駐車場だから天候を気にすることもなくカートを心底楽しめるとあって人気の施設となっている。 そんなインディカートに電動カートが2024年7月6日から登場することとなった。使用するマシンはトライバルが取り扱うSegway-Ninebotブランドの「Ninebot Gokart PRO(ナインボット ゴーカートプロ)」だ。 インディカートで現在使用しているエンジンカートは、車体に取り付けられたセンサーとコース監視用のWifiがリンクし、スピードが出過ぎないように制御する機能を有している。今回導入される電動カートでも同様の仕組みが搭載され、子ども向けの8km/hから最高速度37km/hまで、搭乗者のレベルに合わせて4段階のスピード設定が可能だという。したがって、カート未経験者や子ども連れでも安心してカートを楽しめるというわけだ。 電動カート「Ninebot Gokart PRO」は、インディカートで使用中のエンジンカートに比べると車体がコンパクトなため、コーナリングは小まわりの利いた独特なフィーリングが得られるという。また、エンジンカートも引き続き営業中だから、両車の走行フィールを比較試乗するというマニアックな楽しみ方もできる。 また、先ほどのスピード制御機能だけでなく、小さな子どもでも電動カートが楽しめるようにキッズ専用コースも設置されている。年齢に関係なくイオンモール柏で友人たちと買い物や食事のついでにタイムアタックしてみたり、母と娘がショッピングしている間に父と息子はカートへ、なんていう時間の使い方も可能だ。もちろんカートを体験するにあたって必要となるヘルメットやキッズ用のプロテクター類は、店舗で貸し出しているから手ぶらで訪れても問題ない。 屋内駐車場の柱をぬって駆け抜けるコースは1周約250m。1回4分間のタイムアタック走行が土日祝日は1700円、平日なら1600円で楽しめる。一度体験して虜になったら、割引率の大きい複数回分の走行券を買って走り込んでみるのがおすすめだ。 ぜひ、エンジン車とEVの違いをインディカートで体験してもらいたい。

TAG: #EVカート #イオンモール #モータースポーツ #レジャー施設
TEXT:TET 編集部
落ち着きと品を兼ね備えた特別仕様車! 「DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE」発売

「Esprit de Voyage」シリーズの最後を飾る一台 2024年6月13日、ステランティスジャパンはDSオートモビルが展開するフラッグシップセダン「DS 9」の特別仕様車、「DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE」を発売。メーカー希望小売価格は、税込み892万円だ。 オートクチュールの息吹を吹き込む「DS COLLECTION」。そのテーマである「Esprit de Voyage」シリーズは、落ち着きと品を備えた室内空間、細部まで吟味された特別な意匠により、乗り手を「心に響く旅(Esprit de Voyage)」へ誘うことを意識してデザインされたモデルだ。 シリーズ第一弾は2023年7月発表のDS 4およびDS 7、第二弾は2024年2月発表のDS 3。そして最後を飾るのがDS 9である。 「DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE」の最大の特徴は、ドアを開けた瞬間に広がる特別仕様車ならではのパールグレーのナッパーレザーインテリア。光をふんだんに取り込むスライディングガラスルーフやぺブルグレー・ルーフライニングとともに、華やかながらも落ち着きのある空間を演出する。 また、パリから広がる旅路を表現したエンボス加飾がセンターコンソールリッドに施され、特別なクルマに触れる喜びを提供。 エクステリアには、レーザーエッチング加工を施した「Esprit de Voyage」の意匠をまとうドアミラーを装備。ボディカラーは落ち着きと優雅な印象を併せ持つ、クリスタルパールだ。 パワートレインは、GPF(ガソリン・パーティキュレート・フィルター)の性能向上及び、ソフトウェアの改良を図り、EV航続距離が65kmから78km、ハイブリッド燃料消費率が16.0km/Lに伸びた。環境性能割、グリーン化特例、エコカー減税、及びCEV補助金の対象となる。 安全、快適面では、DS 9に標準設定のナイトビジョンを装備することで、夜間や暗闇での視界補助を行う。夜間走行で前方を赤外線カメラ監視し、その映像をインストルメントパネルに投影することでドライバーに注意を促し、安全な旅をサポート。 「DSアクティブスキャンサスペンション」は、カメラで前方の路面状況を読み取りサスペンションを制御することで、浮遊したまま移動するかのような乗り心地を実現する。 「DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE」をはじめ、全DSブランドモデルには対話型生成AI音声アシスタントChatGPT機能を標準搭載。ChatGPT機能により、訪れた先の土地や歴史に関する豆知識を教えてくれる、何気なく浮かんだ疑問に答えてくれるなど、より楽しく快適なドライブを実現する。

TAG: #DS 9 #DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE
TEXT:TET 編集部
日産「ノートオーラ」が大胆イメチェン! 新フロントデザインのインパクトがデカすぎた

外観の変化に目が行きがちだが中身もしっかり 日産のプレミアムコンパクトカー「ノートオーラ」が新たなフロントフェイスを身にまとい、2024年6月13日から発売が開始された。 「ノートオーラ」は、シリーズハイブリッド式の第2世代「e-POWER」によるスムースな加速や、なめらかな減速制御、優れた静粛性などが、幅広い層から支持を得ている。今回のマイナーチェンジでは、フロントデザインを一新するとともに、機能や使い勝手の向上が図られている。 日産の創業90周年を記念したモデル「90th Anniversary」は、マイナーチェンジ車をベースに、引き続き、しっとりとした肌触りと包まれる心地よさや優れた耐久性を実現する日産独自開発のシート素材 「テーラーフィット™」や、 カッパーストライプの入ったブラックドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールを装備するなど、より一層上質さが感じられる仕様になっている。 日産を象徴付けるフロントグリルのデジタルVモーションは新世代のものに移行した。日本の伝統工芸を感じさせるデザインのグリルをヘッドランプ下までワイドに広げ、クルマの存在感を引き立たせる。ヘッドランプ下にはボディカラーと同色、またはダークメタルグレーのアクセントが施され、先進感を演出している。また、ウイング形状のフロント・リヤバンパーは、e-POWERの俊敏な走りを表現しているという。 ホイールも一新され、新デザインの17インチホイールは、見る角度や光の加減で印象を変化させるモダンで先進感のあるデザインが採用された。このデザインは性能面にも寄与し、ボディサイドの風の流れをスムースにして高い空力性能を確保するとともに、ホイールの軽量化も実現している。 インテリアでは、「ワイマラナー」と呼ばれるグレイッシュブラウンの色合いが特徴の大型狩猟犬をモチーフにしたという内装色が新たに追加された。モデル名「オーラ(AURA)」のアルファベット“A”をモチーフにしたモノグラム柄のジャガード織物と合皮のコンビネーションに、ブルーグリーンのステッチを施したシート地を採用し、高級感ある風合いを演出している。 また、内装色「ブラック」においても、新たな色味の木目調フィニッシャーを採用し、あわせてインストルメントパネル、アームレスト、ドアトリムクロスを落ち着きのある色味に変更している。 ボディカラーは、プレミアム感とドイツの深い森を疾走するイメージでデザインしたとされる新色「フォレストグリーン」にスーパーブラックを掛け合わせた2トーンをはじめ、5種類の2トーンカラーと8種類のモノトーンカラーが設定された。 機能面でもプレミアム性を高める改良が施され、全車に運転席パワーシートが標準装備されるようになった。リフターやリクライニングの調整幅を広げることで、より多くのユーザーが最適なドライビングポジションを得られるようになったという。 ほかにも、グローブボックスの容量拡大と内部仕切りの形状変更、後席のUSB電源ソケットにタイプCを採用し、夜間でも差し込み位置がわかるようにリングライトが追加されるなど、使い勝手の向上が図られている。 なお、今回のマイナーチェンジでは、パワートレインを含む走行に関わる機能や性能に関しては変更されていない模様だ。 「AUTECH」もマイナーチェンジ版で登場 今回のマイナーチェンジを機に、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)の手により開発されたカスタムカー「AUTECH(オーテック)」が新たに設定された。 また、助手席回転シートを装備したモデルもベース車のマイナーチェンジに合わせて、改良が施された。 「AUTECH」のエクステリアは、「AUTECH」ブランド車に共通してみられるドットパターンのフロントグリルや、低重心とワイドスタンスにスポーティさを演出するメタル調フィニッシュの専用パーツ、ダーク金属調塗装で仕上げられたスポークフォルムの専用アルミホイールなどが採用されている。 また、「AUTECH」ブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の海にインスパイアされたデザインとして、海を進むボートの後方に生じる波のパターン「航跡波」をモチーフとした模様を取り入れた専用シグネチャーLEDも装備し、アイコニックカラーのブルーと相まって「AUTECH」ブランドらしい個性やプレミアム感を際立たせている。 インテリアは全体をブラック基調でコーディネートし、上質な本革で仕立てたシートをはじめ、ステアリング、インストパネル、アームレストなどにブルーステッチが施されている。さらに、鮮やかな木目が特徴的な高級材、紫檀(シタン)の柄に、光を受けるとさりげなくブルーに光るダークグレーを施した専用フィニッシャーを、インストパネルの一部やコンソールに採用。上質な素材とこだわりのディティール表現により、より一層エレガントな空間の演出がなされている。 ボディカラーは、「AUTECH」専用カラーとしてオーロラフレアブルーパールにスーパーブラックのルーフを組み合わせた2トーンカラーを設定したほか、全8色のカラーバリエーションが展開される。 なお、走りの性能を高めた「ノート オーラ NISMO」に関しては、少しタイミングをずらし7月に別途発表されるということだ。 e-POWERとプレミアム性を兼ね備え、登場するや瞬く間に人気車種となったノート オーラ。今回のマイナーチェンジで一層魅力を増すとともに、個性的なフロントフェイスは街中でも輝きを放つことだろう。新型ノート オーラは全国希望小売価格2,779,700円(税込み)からだ。

TAG: #e-POWER #ノート オーラ #マイナーチェンジ
TEXT:TET 編集部
ホンダから軽商用EV「N-VAN e:」が登場! 一充電走行距離は245km

4つのタイプをラインアップ ホンダは新型軽商用EV「N-VAN e:(エヌバン イー)」を、2024年10月10日(木)に発売すると発表した。 「N-VAN e:」はガソリンモデル「N-VAN」をベースとした軽商用EV。フラットで低い床と高い天井がもたらす広い荷室空間、助手席側のセンターピラーをなくした大開口部などはそのままに、給電機能や静粛性など、EVならではの価値を付加。 大容量バッテリーの採用、電動アクスルの小型化、高電圧部品の集中配置による部品専有スペースの最小化などにより、商用ユースに求められる実用航続距離と大容量の荷室空間の両立を目指した。 おもな商用ユースのひとつである配送業務にも十分対応する一充電走行距離として、WLTCモードで245kmを実現したほか、充電時間は普通充電(6.0kW出力)で約4.5時間、急速充電(50kW)で約30分。高温や低温によるバッテリーの性能低下を抑制するバッテリー冷却・加温システムも採用し、冬季における充電時間の短縮と航続距離の向上にはとくに効果を発揮する。 安全面についても先進の安全運転支援機能のほか、軽商用バンとして初めてサイドカーテンエアバッグを運転席と助手席に標準装備。また軽自動車として初めて衝突事故での二次被害を軽減する技術、衝突後ブレーキシステムを採用。 さらに、ホンダの会員制サポートサービス「Honda Total Care(ホンダ トータル ケア)」のIDを取得することで、設定時間に合わせて車内の温度を調整する「お出かけ前タイマー設定」、バッテリーの充電時間帯を曜日単位で設定できる「充電待機時間設定」、充電時の電流量の最大値が設定できる「最大電流量設定」、充電量の上限を80~100%の間で設定できる「最大充電量設定」、Honda Power Supply Connector(パワーサプライコネクタ―)などのAC外部給電器を使用して電化製品を使用した際、設定した残充電量になると自動で給電を停止する「外部給電下限SOC設定」を無料で利用できる。スマートフォンアプリからリモート操作することが可能だ。 4席のシートを配置したスタンダードタイプ「e: L4」、「e: L4」をベースに趣味やレジャーシーンになじむスタイリングを採用した「e: FUN」、運転席の1席のみを設定し商用ユースのための機能性を追求した「e: G」、運転席と運転席側後席の2席を用意した前後タンデム仕様の「e: L2」の全4タイプをラインアップ。 なお「e: G」と「e: L2」は本田技研工業 法人営業部および新車オンラインストア「Honda ON」での販売限定で、リース契約のみでの取り扱いとなる。 税込みメーカー希望小売価格は「e: L4」が269万9400〜280万9400円、「e: FUN」が291万9400円、「e: G」が243万9800〜254万9800円、「e: L2」が254万9800〜265万9800円だ。

TAG: #N-VAN e: #軽商用EV
TEXT:TET 編集部
メルセデス・ベンツ「EQB」が新たなエクステリアデザインに生まれ変わった! マイナーチェンジで充電走行距離も557kmにアップ

7人乗りジャストサイズSUVが全方位に磨きをかけて登場 メルセデス・ベンツのEVコンパクトSUVで7人乗り3列シートを備える「EQB」が、主にバッテリーまわりの変更による一充電走行距離の伸長と、エクステリアデザインをブラッシュアップして、6月13日から予約注文受付を開始した。 EQBは、全長4685mm、全幅1835mm、全高1705mm(いずれもEQB 250+の値)と日本の道路環境下において取りまわしのしやすいサイズでありながら、2830mmと長いホイールベースを活かした最大7名の乗車や積載性の高さなど、日常の使い勝手も両立させた電気自動車となっている。そして、これまでのメルセデス・ベンツの特長である安全性、操縦安定性、快適性、利便性、品質などを高いレベルでバランスさせているのが特徴だ。 そんなEQBは、EQB 250+は6月13日から、EQB 350 4MATICは7月下旬ごろから納車が開始される予定だ。 両グレードには駆動方式の違いによるパワートレインの構成や最高出力にも違いが生まれている。 EQB 250+はフロントアクスルに交流同期電動機が搭載され前輪を駆動する。最高出力は190馬力(140kW)で最大トルクは385N・mを発揮し、十分な加速力を持ちながら、内燃機関の自動車から乗り換えても違和感を感じないスムーズな制御を行っているという。車体へのモーターの搭載方法を工夫し、モーターからの振動や騒音が車内に伝わらないよう配慮し、静粛性も高めている。 一方のEQB 350 4MATICは、フロントアクスルに交流誘導電動機を1基、リヤアクスルに交流同期電動機を1基搭載して四輪を駆動する。最高出力は292馬力(215kW)で最大トルクは520N・m(いずれも欧州仕様参考値)を発揮し、前後アクスル間のパワーバランスを走行状況に応じて毎秒100回の頻度で高度に調整する。メインはリヤの電気モーターだが、高負荷がかかる場面などではフロントの電気モーターをサポートとして使うことで電力量消費率を最適化する。それと同時に、フロントアクスルの誘導モーターの部分負荷域における引きずり損失を最小限に抑えることを基本思想としている。 EQBの高電圧バッテリーはリチウムイオン電池を採用しており、前後アクスル間のフロア部に搭載されている。EQB 250+のバッテリー容量は70.5kWh、WLTCモードの一充電走行距離は557kmとなる。なお、充電に関しては、6.0kWまでの交流普通充電と100kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応している

TAG: #EQB #メルセデス・ベンツ
TEXT:TET 編集部
ついにヒョンデ 「アイオニック 5 N」発売開始! さらに”ドリキン土屋”監修のチューニングパーツも開発

Nブランド初のEV上陸 2023年7月に世界最大のモータースポーツの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でワールドプレミアされ、以後、欧米では数々の権威あるコンテストでトロフィを獲得。日本ではラリージャパンの会場で初披露され、東京オートサロンではカスタマイズが施されたモデルが展示されるなど、じっくり存在をアピールしてきたヒョンデのアイオニック 5 N。 それが「ついに」と言っていいのか「ようやく」と言っていいのか、2024年6月5日15時から日本でも販売開始となった。「1000万円よりは全然安いはず」と漏れ伝わってきていた情報のとおり、車両価格は消費税込み858万円。モノグレードでの展開となる。 ヒョンデ・アイオニック 5 Nというクルマがどのようなものか、いまさら説明するまでもないと思うが、一応さらりと説明すると、ヒョンデの走りを象徴するブランド「N」としては初めてとなる高性能EVであり、コーナリング性能、サーキットを本気で走れる能力、日常もドライビングを楽しめる、Nの3大要素を兼ね備えたハイパフォーマンスEVだ。 高性能四輪駆動システムをベースに、84.0kWhの高出力バッテリーとハイパフォーマンスEVのために開発された熱管理システムなど、さまざまな専用技術が盛り込まれ、650馬力のシステム最高出力で0-100km加速を3.4秒でこなす身体能力を手に入れている。 開発にあたっては、徹底的にニュルブルクリンクをはじめとしたフィールドで走り込みを行い、クルマ全体の作り込みはもちろんのこと、とくにブレーキにはかなりの労力をかけたといわれている。なんせ車両重量は2210㎏にも達するのだから、この重量に打ち勝つための運動性能を手に入れるには、強靭なブレーキで姿勢をコントロールしなければならず、開発は困難を極めたと想像できる。このあたりの詳しいことは、ヒョンデのホームページにも詳しく記載があるので、アイオニック 5 Nに少しでも興味のある方は一度ご覧いただきたい。 なお、日本で発売したアイオニック 5 Nの車両スペックは下の画像の通りだ。

TAG: #IONIQ 5 N #アイオニック5 N #ヒョンデ
TEXT:斎藤 充生
現役SF/GTドライバーに注目のF1育成ドライバーも参戦決定! 2024全日本カート選手権EV部門のドラフト会議が開催

いよいよ開幕の2024全日本カート選手権EV部門 6月15日(土)・16日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで2024年シーズンの開幕を迎えた全日本カート選手権EV部門。それに先立ち、5月30日には東京都のシティーカート東京ベイで、チーム参戦体制の発表と一風変わった選手の最終選考会が行われた。 別の記事でも取り上げている通り、今シーズンの全日本カート選手権EV部門は、テスト的な位置づけであった過去2シーズンを経て、年間5レースから成る初の本格的なシーズンへと変貌した。開幕戦と第2戦はスポーツランドSUGO、残りの3戦はシティーカート東京ベイでの開催だ。 全車がトムス製作によるEVカート「TOM’S EVK22」を使用するワンメイクレースで、各チームに供給されるマシンは、「トムスセンターコントロール型メンテナンス」と呼ばれる方式で製作元のトムスがメンテ・管理を行い、メカニックを務めマシンのコンディションが一定に保たれる。 そのマシンを使用して参戦するチームは全6チーム。1チームあたり2台参戦するため、毎レース12台による戦いとなる。全5レース中、獲得ポイントの多い4レース分の合計ポイントでチャンピオンシップを争う有効ポイント制度が採用されている。各大会の優勝者には、トムスが実施しているフォーミュラカレッジ初級コース参加権、年間王者には若手の登竜門として行われているFIA-F4のルーキーテスト参加権利が授与される。この辺りはシリーズが目指す若手育成を意識した賞典の設定だ。 参戦チームと選抜選手 チームの内訳は以下のとおり。国内四輪レースのトップカテゴリー「スーパーフォーミュラ」と「スーパーGT」に参戦するチームや、女性のためのワンメイクレースとして人気の「KYOJO CUP」参戦チームなど、顔ぶれは豪華だ。チーム代表にも鈴木亜久里氏、舘 信秀氏、近藤真彦氏などのビッグネームが揃う。 CVSTOS×AGURI EV Kart Racing Team 代表:鈴木亜久里 REALIZE KONDO EV Kart Racing Team 代表:近藤真彦 ANEST IWATA EV KartRacing Team 代表:武田克己 HIGHSPEED Étoile Racing EV Kart Team 代表:中川隆太郎 KNC EV Kart Racing Team 代表:子安英樹 TOM’S EV Kart Racing Team 代表:舘 信秀 一方で、それらチームの所属選手はどうかというと、四輪モータースポーツ好きではあるが、カートまではフォローしきれていない筆者が見ても、魅力のあるラインアップが完成したと感じるレベルだ。 全日本カート選手権EV部門では、事前オーディションを経て最終選考に残った12名のドライバーがドラフト会議にかけられ、所属チームが決定する仕組みを今シーズンから採用した。ただし、各チームは所属選手2名のうち1名だけ「選抜選手」としてドラフト外からも起用することができるため、最終選考の12名がいずれかのチームから必ずレースに出場することが確約されているわけではないことも興味深いし、選抜選手として誰を起用してくるのかも興味の対象となる。 選抜選手を用意してきたのは4チーム。鈴木亜久里氏が率いるCVSTOS×AGURI EV Kart Racing Teamは、スーパーGTでも鈴木氏が代表を務めるARTAから参戦している佐藤蓮選手を起用。今シーズンから最高峰GT500クラスに参戦し、第3戦鈴鹿では早くも3位表彰台を獲得。全日本スーパーフォーミュラ選手権では中嶋 悟氏が率いるPONOS NAKAJIMA Racingから3シーズン目を戦っているところだ。カートに関しても全日本カート選手権OKクラスを2年連続で制するなど、非常に能力の高い選手と言える。 近藤真彦氏が代表を務めるREALIZE KONDO […]

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TEXT:TET 編集部
2030年に保有全車のZEV化を目指すMKタクシーに新車種追加! 9車種目のZEVはコレだ!

MK全体ではすでに184台ものZEVを保有 「MKタクシー」の愛称で知られる京都に本社を構えるタクシー会社大手のエムケイ(以下、MK)は、国が進める二酸化炭素排出ゼロに向けた取り組みとして、積極的に自社のタクシー・ハイヤーの全車ZEV(ゼロエミッション・ビークル)化を進めている企業だ。 2024年3月には、京都でエネオスホールディングスとアメリカのample社と共同でバッテリー交換式ステーションを開設し、バッテリー交換用に改造された日産リーフを用いて実証実験を開始するなど、環境対策への取り組みはZEV車両の導入だけに留まらない。 2024年5月末時点でMKグループ全体のタクシー・ハイヤー保有台数は842台。そのうちZEV車両は184台で全体の約22%に達する。 すでにMKグループ全体では、2022年2月をもってLPガスを燃料としたタクシー専用車の運行を終了しており、現在はハイブリッド車と低燃費ガソリン車、それにZEVで構成している。保有するZEVのメーカーと車種は、日産のリーフ、サクラ、アリア、ヒョンデのアイオニック5とコナ、BMWのi7とiX、それにトヨタのクラウンセダンFCEVの計8車種だ。 MKグループは、2030年までに保有するタクシーとハイヤーの全車ZEV化を目標として掲げている。そこまでの中間目標として、2025年に保有車両のZEV率を30%まで引き上げようとしている。すでに約22%までZEV化が進んでいるので、あながち無理な数字ではないように思える一方で、車種ラインアップを拡充しながらZEV率を向上させているのは興味深い動きだ。 LPガスないしはガソリンエンジン車が全盛であった頃のタクシー業界は、タクシー専用車だったこともありトヨタのクラウンコンフォートとクラウンセダン、日産のセドリック、クルーに集約され、バリエーションの乏しさを感じたものだ。しかし、ここにきてタクシー各社がZEV化に向けさまざまな車種を手探り的に運用を始めたことで、結果的にバリエーション豊かなタクシーが路上を走り始めていることは、クルマ趣味的な目線で言えば「今日はどんなタクシーに乗れるのかな?」というおもしろ味が生まれてきて好ましい傾向だ。 ZEVの9車種目はドイツの…… そのようななか、2024年6月5日からMKタクシーにとって9車種目となるZEV車両が導入された。それがメルセデス・ベンツのEQEだ。メルセデス・ベンツの中堅サイズに位置するセダンのEQEは、流麗なシルエットのボディを持ちながら、EV専用プラットフォーム「EVA2」を用いることで車内空間を広く保ち、快適な居住スペースを確保している。タクシー運用にあたっても、620kmある航続可能距離ならば、途中で充電することなく終日営業が可能になるとMKは発表している。 今回発表された運用エリアは、京都駅八条口、大久保のりば、祇園サンキンのりばなど、京都府内のMK専用のりばを起点としたエリアだ。初乗り運賃は1kmごと500円、以降279mごとに100円が加算されるのは通常のタクシーと変わらないが、車種を指定した場合には別途2000円の車種指定料金が発生する。なお、貸切にも対応しており、最初の1時間が1万6750円、以降30分ごとに2950円が加算される料金設定だ。EQEを貸し切って優雅に寺社巡りなんていうのも粋かもしれない。 電気自動車ならではの静粛性と、EQEならではの快適空間、さらに接客サービスの面で高い評価を受けるMKタクシーの組み合わせで、京都観光をより楽しんでみてはいかがだろうか。

TAG: #EQE #MKタクシー #ゼロエミッション #タクシー #メルセデス・ベンツ
TEXT:TET 編集部
ドライブモードにゴーカートモードを用意! MINIの新しい電気自動車「ACEMAN(エースマン)」が登場

新世代MINIの第三弾! 2024年6月6日、BMWは電気自動車専用のクロスオーバーモデル「MINI ACEMAN(ミニ・エースマン)」の販売を開始した。納車は2024年第四四半期以降を予定している。 新型MINI ACEMANはMINI COOPERと同様、プレミアムスモールコンパクトセグメントに位置付けられる。 ボディサイズは全長4080mm、全幅1755mm、全高1515mm、ホイールベース2605mm。ラゲッジ・スペースは最大1005リッターまで拡張可能で、広い車内空間を実現している。 グレードは「MINI ACEMAN E」と「MINI ACEMAN SE」の2種類を用意。 「MINI ACEMAN E」は最高出力135kW、最大トルク290Nmを発揮する電気モーターを前輪に搭載。リチウムイオン電池のバッテリー容量は126.0Ah/42.5kWhを確保し、一充電での走行可能距離は310kmだ。「MINI ACEMAN SE」は最高出力160kW、最大トルク330Nmを発揮する電気モーターを前輪に搭載。リチウムイオン電池のバッテリー容量は126.0Ah/42.5kWhで、一充電での走行可能距離は406kmだ。 新型MINI ACEMANはゴーカートフィーリングを感じさせるシャシーシステムを採用し、アクセルペダルの踏み込みに対する電気モーターの反応を高めている。同時に乗り心地においても高い完成度を誇っており、乗員に快適なドライビングを提供する。 また、MINIエクスペリエンスモードにより、コンフォートなドライビングを可能とするコアモード、スポーティなゴーカートモード、高効率なグリーンモードの3つから、選択することが可能だ。 エクステリアはMINIのDNAを継承しつつ、新世代モデルであることを象徴するミニマルな新しいデザインを採用。まったく新しくデザインされたLEDヘッドライトや、複雑な八角形のフロントグリルが目を惹く。 重要なものだけを残したシンプルなデザインも特徴的だ。ボンネットスクープ、サイドスカットル、ロッドアンテナ等を廃止し、フラッシュドアハンドルおよびフィンアンテナを採用。 さらに、3種類からカスタマイズ可能なLEDシグニチャーライトやWelcome/Good-byeライトの採用など、新世代に相応しいMINIらしいギミックを導入している。 広々としたインテリアには、完全なデジタル化が施されている。ステアリングホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要なすべての情報は前方のヘッドアップディスプレイおよび円形有機ELセンターディスプレイに映し出される。 最先端の有機ELテクノロジーが採用された大型の円形有機ELセンターディスプレイには直径240mmの高品質ガラスが使用され、最適化された高感度タッチ機能を装備。スマートフォンを操作するような直感的な操作ができ、メインメニューでは各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作する。メーターパネルとしての機能はもちろん、AR機能付きナビゲーションシステム、メディア、電話、エアコンディショナー、各種設定など、すべての操作を円形有機ELディスプレイに一括。 全車標準装備のMINIエクスペリエンス・モードでは、インテリアの雰囲気を一変させることが可能だ。ダッシュボード上に最大8パターンの光のグラフィックを投影させることで、光のパターンとアンビエント・イルミネーション、そして新たに作られたMINIドライビングサウンドによりインテリア全体の印象が変化する。 先進安全機能についてもレーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)、レーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、レーンキーピングアシスト、クロストラフィックウォーニング(リヤ)機能などを標準装備している。「MINI ACEMAN SE」は、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)も装備。 また、標準装備となるパーキングアシスタントには、鮮明な画像により車両のまわりの状況が確認できるサラウンドビュー機能、並列および縦列駐車を容易にするパーキングアシスト機能、ペダル踏み間違い急発進抑制機能に加え、車両が時速約35km以下で直前に前進したルートを最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバースアシスト機能が採用されている。 AI技術を活用することで音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる最新機能、インテリジェント・パーソナル・アシスタントも採用。いままでの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にするほか、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。 「Hey MINI(ヘイ・ミニ)」と呼びかけるか、ステアリングホイールのトークボタンを押すことで、インテリジェントパーソナルアシスタントが起動し、ナビゲーション、電話、ラジオ、空調管理など、主要な機能を操作することが可能となり、音声操作によるコミュニケーションは、円型有機ELセンター・ディスプレイ上にグラフィック、テキスト、アバターからなるアニメーションの形で表示される。 価格は「MINI ACEMAN E」が税込み491万円、「MINI ACEMAN SE」が556万円。

TAG: #ACEMAN #輸入車
TEXT:TET 編集部
ボルボがアメリカで「EX90」の生産を開始! デリバリーは2024年の後半から

航続距離は最大600km ボルボは米国サウスカロライナ州チャールストン郊外にある工場で、「EX90」の生産を開始した。なおデリバリーは2024年後半に米国で開始する予定だという。 EX90はEVのフラッグシップSUV。7人乗り仕様で、航続距離は最大600kmだ。 次世代のパッシブおよびアクティブセーフティ技術と幅広いセンサー群から情報を得たソフトウェアによって、これまででもっとも安全なボルボ車となるよう設計されている。 また、強力なコアシステムが搭載されており、ソフトウェアアップデートによって常に進化。アップデートはAIやリアルタイムに収集したデータに基づいて、ボルボのソフトウェア・エンジニアによって提供される。 チャールストン工場は2018年夏にオープン。ボルボの米国初の製造工場だ。現在、EX90とS60セダンを生産しており、年間最大15万台の生産能力を有する。 近年、ボルボはチャールストン工場に大規模な投資を行い、車体工場と塗装工場は大幅に刷新・拡張され、最新のバッテリーパック生産ラインも導入した。 ボルボ・カーズのCEO、Jim Rowanは「EVのボルボEX90は、ボルボにとって安全性、サステナビリティ、人間中心のテクノロジーの面でまさに新時代の幕開けとなる一台です。EX90は、米国で生産され、サウスカロライナ州や米国市場に対する私たちの長期的なコミットメントを表しています」と述べた。

TAG: #EX90 #SUV
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VOL.15
本当に日本はEVで「立ち遅れた」のか:知って役立つEV知識・基礎の基礎/御堀 直嗣 第15回

ジャパン・モビリティ・ショー開催でにわかに沸き立つ日本のEVマーケット。しかし現実の販売状況は日本において大きく立ち遅れている。技術では先導してきたはずの日本メーカーは、なぜEVで世界をリードできていないのか。この分野のベテランジャーナリストである御堀 直嗣が解説する。 日本の低いEV市場占有率 日本は、世界に先駆けて電気自動車(EV)の市販に踏み切った。2009年に三菱自動車工業が、軽自動車EVの「i-MiEV」を法人向けにリース販売しはじめ、翌10年には一般消費者向けへの販売も開始した。同年には、日産自動車も小型EVの「リーフ」を発売した。この2社によって、EVの量産市販が実現し、ことにリーフは海外への販売も行われ、「i-MiEV」はフランスの当時PSA社にOEM供給された。リーフの販売は世界で累計65万台に達し、その他EVを含めると、日産は世界で100万台のEV販売の実績を持つ。そのうち、日本国内は累計23万台である。 ちなみに、米国テスラは2022年では年間で約130万台、中国のBYDは同年に約90万台規模へ成長している。 同時にまた、世界共通の充電規格であるCHAdeMO(チャデモ)も準備され、リーフが販売される世界の各地域にCHAdeMO充電器の設置が動き出した。 それらを背景に、経済産業省は2012年度補正予算で1,005億円の補助金を計上し、全国に約10万基の充電器を整備するとした。この補助金は全額支給でないため、トヨタ/日産/ホンダ/三菱自の4社が資金を拠出し、補助金で賄いきれない残額を補填することに合意した。 しかし、現在の充電器の数は、急速充電と普通充電を合わせて約2万基である。 国内の新車販売において、EVが占める割合は1%以下という状況が長く続いた。昨2022年、「日産サクラ」と「三菱eKクロスEV」が発売となり、1年で5万台以上を販売することで2%ほどの占有率になろうかという状況にある。 一方、世界全体では、EVの市場占有率が13%になる。米国は5.8%、欧州は12%、中国は21%となっており、日本がいかに低水準であるかがみえてくる。 日本でEV普及が進まなかった理由 EVの先駆者であった日本が、なぜ欧米や中国の後塵を拝するようになったのか。 最大の要因は、せっかく1,005億円という充電基盤整備に対する経済産業省の支援があったにもかかわらず、急速充電器の整備にばかり世間の目が行き、EV利用の基本である基礎充電、すなわち自宅での普通充電(200V)の重要性が広がらなかったからである。ことに、マンションなど集合住宅の駐車場と、月極駐車場への普通充電設置がほぼできなかったことが原因であった。 EVの充電は、普通充電で8~10時間、あるいはそれ以上かかるとされ、これが単純にガソリンスタンドでの給油時間と比較されて、使い勝手が悪いとさまざまな媒体を通じて流布された。いまでもそうした論調が消えていない。しかし、自宅で普通充電できれば、寝ている間に満充電になるので、翌朝出かけるときは満充電で出発できる。 戸建て住宅に住む人はそれができた。ところが、戸建て住宅でも自宅に車庫がなく月極駐車場を利用する人は、近隣の急速充電器を利用しなければならなくなった。 集合住宅に住む人は、敷地内に駐車場が併設されていても、管理組合の同意が得られず普通充電ができない状態に陥った。無知がもたらした悲劇だ。EVを買う意思があっても、手に入れにくい状況があった。 集合住宅の管理組合で賛同が得られない最大の理由は、幹事がEV時代を予測できず、また自分には関係ないとして無視され続けたことにある。設置の経費は、ことに当初は補助金と自動車メーカー4社による補填があったので、ほぼゼロであった。現在でも、施工業者が残金を負担するなどのやりくりで、集合住宅側の負担が軽く済む仕組みが出てきている。それでもなお、管理組合で合意を得るのが難しい状況は払拭できていない。 基礎充電の普及を目指す業者の間でも、さらに難しいとされるのが月極駐車場への普通充電の設置だ。月極駐車場を管理する不動産業者の理解を得にくいという。

VOL.1
リッター200円にもう限界……給油の“枷”をぶっちぎれ!【モデルサードインパクト vol.1】

ガソリン高い、燃費も悪い、限界だ! かつてないほどの猛暑に喘いだであろう今夏。「もういいよ」「もう下がってくれ」と、気温に対して誰もが感じていたと思うが、自動車ユーザーはガソリン価格に対しても同じことを思っていたのではないだろうか。 リッターあたり170円、180円、190円、そして200円の大台を突破……給油をするたびに、誰もが憂鬱な気分になったはずだ。小生はドイツの某オープンスポーツカーに乗っているのだが、リッターあたり平均10kmでハイオク仕様。愛車にガソリンを入れるたび、顔が青ざめていた。 「高額給油という枷から解放されたい……」 EVの購入を決意した所感である。クルマを走らせることは、本来喜びのはず。給油のたびに落ち込むのは本望ではない。 小生は、THE EV TIMES(TET)の編集スタッフを務めています。この9月、「テスラ・モデル3・パフォーマンス」を購入しました。新たな愛車と共に進むEVライフを「モデル・サードインパクト」と銘打ち、連載で紹介していこうと思います。 EVは便利だと実感した「日産リーフ」 小生が初めて体験したEVは「日産リーフ」(2代目)である。遡ること2017年、「リーフ」が2代目になった頃、日産が全国で試乗キャラバンを開催し、小生はその試乗アテンダントを担当していた。そこで「リーフ」を存分に運転することができたのだ。 それゆえ、EVの利便性の高さを実感することになった。スポーツモデル顔負けの力強くスムーズな加速にまず驚いたのだが、給油という枷から外れて自由に走り回れることが大変な魅力に感じた。アイドリング状態でエアコンを入れっぱなしでもガソリン代を気にせずに済む。車内でPCを開けば、そのままオフィスになる。車の用途が無限大に広がると感じた。 充電時間も特別長いとは感じなかった。充電残量が50%くらいになったら、急速充電を使用してあっという間に80%まで回復できる。ちなみに100%まで充電した場合、280kmを走れる表示が出ていたと記憶している(当時は寒い季節で暖房を使用した)。ちょっとした遠出も十分に対応可能。「EVなんて不便」という印象は全く抱かなかった。そこで薄々と「将来はEVもアリだな」と思ったのだ。

VOL.20
VW「ID.4」オーナーはアウトバーンを時速何キロで走る? [ID.4をチャージせよ!:その20]

9月上旬、スイスで開催された「ID.TREFFEN」(ID.ミーティング)を取材した際に、参加していた「ID.4」オーナーに、そのクルマを選んだ理由などを聞きました。 フォルクスワーゲン一筋 鮮やかな“キングズレッドメタリック”のID.4で登場したのは、ドイツのハノーファーからはるばるスイスに駆けつけたデュブラック・マルクスさん。「フォルクスワーゲンT3」のTシャツを着ているくらいですから、かなりのフォルクスワーゲン好きと見ましたが、予想は的中! 「18歳で免許を取ってからこれまで30年間、フォルクスワーゲンしか買ったことがないんですよ」という、まさにフォルクスワーゲン一筋の御仁でした。 彼の愛車はID.4のなかでももっともハイパフォーマンスな「ID.4 GTX」。日本未導入のこのグレードは、2モーターの4WD仕様で、最高出力220kW(299PS)を発揮するというスポーツモデル。こんなクルマに乗れるなんて、なんともうらやましいかぎりです。 そんなマルクスさんにID.4 GTXを購入した理由を尋ねると、「これからはEVの時代だと思ったので!」と明確な答えが返ってきました。とはいえ、ID.ファミリーのトップバッターである「ID.3」が登場した時点ではすぐに動き出すことはありませんでした。「1年半くらい前にID.4 GTXを試乗する機会があって、踏んだ瞬間から力強くダッシュするID.4 GTXのパンチ力にすっかり惚れ込んでしまい、即決でしたよ(笑)」。

VOL.14
欧州メーカーはなぜ電気自動車に走ったのか?:知って役立つEV知識・基礎の基礎/御堀 直嗣 第14回

EVの知識を、最新情報から「いまさらこんなこと聞いていいの?」というベーシックな疑問まで、ベテラン・ジャーナリストが答えていく連載。今回は欧州メーカーの特集です。 日本市場参入が遅かった欧州製EV 日本市場では、欧州からの電気自動車(EV)攻勢が活発に見える。ドイツの「BMW i3」が発売されたのは2013年秋で、日本市場へは2014年春に導入された。 日本の自動車メーカーがEVを市販したのは、2009年の「三菱i-MiEV」の法人向けリースが最初で、翌2010年には「i-MiEV」も一般消費者への販売を開始し、同年に「日産リーフ」が発売された。「i3」の発売は、それより数年後になってからのことだ。 ほかに、フォルクスワーゲン(VW)は、「up!」と「ゴルフ」のエンジン車をEVに改造した「e-up!」と「e-ゴルフ」を2015年から日本で発売すると2014年に発表した。だが、急速充電システムのCHAdeMOとの整合性をとることができず、断念している。その後、VWは「e-ゴルフ」を2017年秋に販売を開始した。EV専用車種となる「ID.4」を日本に導入したのは、2022年のことだ。フランスのプジョーが、「e-208」を日本で発売したのは2020年である。 以上のように、欧州全体としては、EVへの関心が高まってきたのは比較的最近のことといえる。 くじかれたディーゼル重視路線 欧州は、クルマの環境対策として、自動車メーカーごとの二酸化炭素(CO2)排出量規制を中心に動いてきた。そして2021年から、1km走行当たりの排出量を企業平均で95gとする対処方法を考えてきた。EU規制は、販売する車種ごとのCO2排出量を問うのではなく、販売するすべての車種の平均値で95gを下回らなければならないという厳しさだ。 対策の基本となったのは、ディーゼルターボ・エンジンを使った排気量の削減と、出力の低下を補う過給器との組み合わせを主体としつつ、ハイブリッドによるさらなる燃費の向上である。 既存のディーゼルターボ・エンジンをできるだけ活用しようとする考えは、欧州メーカーが補機用バッテリーの電圧を世界的な12ボルトから、36ボルトや48ボルトに変更することによるマイルドハイブリッド化に注目してきた様子からもうかがえる。 ところが、2015年にVWが米国市場でディーゼル車の排出ガス規制を偽装していたことが明らかにされた。公的機関での測定では規制値を満たすものの、実走行で急加速などした際に基準を上回る有害物質が排出され、それによって力強い加速を得られるようにした制御が発覚したのである。その影響は、VW車だけでなく、アウディなどVWグループ内に広く影響を及ぼした。

VOL.3
ボルボは新型EVの「EX30」でインテリアに新たな価値を与え、空間を最大限、利用する!

ボルボはEX30の室内で多くの新たなチャレンジを行なっていると謳う。その詳細を小川フミオ氏が訊いていく。連載1回目はこちら、2回目はこちら。 冷たさの排除し素材を“素直”に使う EX30のインテリアが、他車と決定的に違うのは、金属的な表面処理がほとんど見当たらないこと。それは意図的にそうしたのだと、インテリアデザインを統括するリサ・リーブス氏は言う。 「心したのは、冷たさの排除です。使う素材はオネスト、つまり木に見えるものは木であり、また同時に、リサイクル素材を人間にやさしいかたちで使用しました」 インテリアは「ブリーズ」(やさしい風)をはじめ「ミスト」(もや)、「パイン」(松)それに「インディゴ」と4種類(日本はそのうち「ブリーズ」と「ミスト」を導入)。 「ブリーズを例にとると、デザインインスピレーションはサマーデイズ。シート表皮の素材はピクセルニットとノルディコ、ダッシュボードの飾り材はパーティクル、そして空気吹き出し口のカラーはブルーです」 リーブス氏は説明してくれる。 「ピクセルニットはPETボトルをリサイクルしたもの。それを3Dニッティング(立体編み)プロセスでシート用素材にしています。組み合わせるノルディコは、PETボトルなどのリサイクル素材、北欧で計画的に伐採された木から採取された素材、リサイクルされたワインコルクなどで作られたテキスタイルです」 ダッシュボード用のパーティクルは、窓枠やシャッターを中心に工業廃棄物であるプラスチックを粉砕したものだし、フロアマットは漁網をリサイクルしたという。 「リサイクル材とともに、インテリアは雰囲気を統一したので、私たちは“ルーム”という名を与えています。インディゴの場合、デザインインスピレーションは”夜のはじまり”で、デニムをリサイクルしたときに余る糸を使った素材をシート表皮に使っています」 シートじたいは「スニーカーにインスパイアされた形状」(メイヤー氏)だそうだ。

VOL.2
ボルボの新型電気自動車「EX30」にはスターウォーズのデザインが取り入れられている!?

エンジンの回転の盛り上がりには、時に人間的な表現が用いられる。しかしBEV(バッテリー電気自動車)はエンジンもなく無音なため、より無機質な、機械的な印象が強くなる。ボルボはそんなBEVに人間的な要素を入れたと主張する。連載1回目はこちら。 どことなく楽しい感じの表情 ボルボEX30は、いってみれば、二面性のあるモデルだ。ひとつは、地球環境保全(サステナビリティ)を重視したコンセプト。もうひとつは、大トルクの電気モーターの特性を活かしたスポーツ性。 デザイナーは「いずれにしても、BEVと一目でわかってもらうデザインが重要と考えました」(エクステリアデザイン統括のTジョン・メイヤー氏)と言う。 「もちろん、昨今ではICE(エンジン車)かBEVか、デザインをするときあえて差別化をしないのが世界的な流れです。ただし、私たちとしては、スカンジナビアデザインの原則を守りつつデザインしました」 メイヤー氏の言葉を借りて、この場合のスカンジナビアデザインの肝要を説明すると「形態は機能に従う」となる。 「そこで、上部に開口部とグリルはもたせないようにしようと。ただし(インバーターなどのために)空気を採り入れる必要はあるので、下にインレットは設けています」 ボルボ車のデザインアイディンティティである「トール(神の)ハンマー」なる形状のヘッドランプも採用。ただし、カバーで覆った一体型でなく、四角いLEDのマトリックスが独立しているような形状があたらしい。 「そうやって出来上がったのがこのデザインです。顔になっていて、そこには眼があって、鼻があって、口があるんです。どことなく楽しいかんじで、これまで以上に人間的な表情を実現しました」 暴力的でもなければ、ロボット的でもない。メイヤー氏はそこを強調した。

VOL.1
ボルボの新型電気自動車「EX30」は、相反する2面性を合わせ持つ文武両道なクルマ

ボルボの新たなBEV(バッテリー電気自動車)として、ついに10月2日から「サブスク」モデルの申し込みが始まるEX30。この「ボルボ史上最小のBEV」はどのように開発されたのか。ミラノで行われたワールドプレミアに参加した小川フミオ氏が関係者の声とともに振り返る。 スカンディナビアン+デジタル 2023年6月に登場したEX30は、コアコンピューティングテクノロジーを大胆に採用する、ボルボの新世代BEV。 内容にとどまらず、同時に、デザイン面でもさまざまな大胆な試みがなされているのも特徴だ。 いってみれば、伝統的ともいえるスカンディナビアンテイストに、デジタライゼーションの融合。 「私たちのデザイン的価値のすべてを小さなフォーマットで具現」したモデルと、ボルボ・カーズはプレスリリース内で謳う。 「非常に電気自動車的なデザインで(中略)閉じられたシールド(フロントグリルの開口部のこと)とデジタル表現を用いたトールハンマーヘッドライト」がフロント部の特徴とされる。 さらに新世代BEVとしてボルボが狙ったものはなんだろう。ミラノでの発表会において出合った担当デザイナー(たち)に、デザインの見どころと背景にあるコンセプトを取材した。

VOL.5
「BMW iX xDrive50」の高速電費は我慢不要! ロングドライブにうってつけのEV

[THE EV TIMES流・電費ガチ計測] THE EV TIMES(TET)流電費計測の5回目を、8月に「BMW iX xDrive50」で実施した。車高の高いSUVにもかかわらず、高速巡航時に電費が低下しにくいのが特徴だ。その詳細をお伝えする。 ※計測方法などについてはこちら、試乗記はこちらをご覧ください。 100km/h巡航でどんどん行こう iX xDrive50のカタログに記載された「一充電走行距離」は650km(WLTC)で、電池容量は111.5kWhだ。650kmを実現するには、電費が5.83km/kWh(以後、目標電費)を上回る必要がある。 各区間の計測結果は下記表の通り。5.83km/kWhを上回った場合、赤字にしている。 これまでのTETによる電費計測で初めてA区間の往路と平均で目標電費を超えた。A区間のように標高差が少ない場所では同じ状況になり得る、つまり100km/h巡航で一充電走行距離の650km近くを走破できる可能性がある。   100km/h巡航でも600kmは走れそう 各巡航速度の平均電費は下表の通りだ。「航続可能距離」は電費にバッテリー総容量をかけたもの、「一充電走行距離との比率」は650kmに対して、どれほど良いのか、悪いかだ。 iXのエクステリアは、大きなキドニーグリルが特徴的だ。ざっくり言えば全長5m、全幅2m、全高1.7m、車重2.5トンの堂々としたボディだが、Cd値が0.25と優れている。 100km/h巡航におけるiXの電費は、5.71km/kWhであった。絶対的な数値としては決して高くないが、一充電走行距離との比率を計算すると98%と、これまでにTETが計測したデータの中で最高の結果を記録した。120km/h巡航でもこの数字は78%であった。 つまり、iXは高速巡航でも電費の低下が少ないEVだといえる。 ちなみに、過去に計測したメルセデス「EQE 350+」は、この100km/h巡航時の比率が90%だった。EQEはセダンボディで背が低く、Cd値0.22で、高速巡航には有利であることを考えても、iXの98%という数字の凄さが分かる。 この結果は、空力性能の良好さと高効率なパワートレインの賜物ではないかと思う。BMWが「テクノロジー・フラッグシップ」「次世代を見据え、長距離走行が可能な革新的な次世代電気自動車」と謳っているだけのことはある。これらの記録を塗り替えるクルマが現れるのか、今後の計測が楽しみだ。   各巡航速度ごとの比率は以下の通り。80km/hから100km/hに速度を上げると21%電費が悪くなる。120km/hから80km/hに下げると1.6倍の航続距離の伸長が期待できる。

VOL.19
ぐっとパワフルな2024年モデルのフォルクスワーゲン「ID.4」をミュンヘンで緊急試乗! [ID.4をチャージせよ!:その19]

コンパクトSUVタイプの電気自動車「ID.4」が2024年モデルにアップデート。この最新版をドイツ・ミュンヘンでさっそく試乗しました。 モーターのパワーは60kW増し 「ID.4」が2024年モデルにアップデートし、コックピットのデザインが様変わりしたことは、前回のコラムで述べました。さらに今回の仕様変更では、走りにかかわる部分にも手が加えられています。 一番の変更が、新開発のモーターが搭載されたこと。フォルクスワーゲンでは、ID.ファミリーのプレミアムセダンである「ID.7」に、新たに開発した「APP550」型の電気モーターを採用しました。最高出力は210kW(286PS)と実にパワフルです。これが2024年モデルの「ID.4プロ」にも搭載されることになりました。これまでの「ID.4プロ」の最高出力が150kWですので、出力は60kW、4割増しという計算。最大トルクも従来の310Nmから545Nmとなり、こちらは75%の大幅アップです。 バッテリー容量は77kWhで変更はありませんが、2024年モデルからはバッテリーの“プレコンディショニング機能”を搭載し、冬の寒い時期、充電前にバッテリー温度を高めておくことで充電量の低下を抑えることができます。これはうれしい! 他にも、可変ダンピングシステムのDCC(ダイナミックシャシーコントロール)の改良なども行われ、果たしてどんな走りを見せてくれるのか、興味津々です。 早く乗ってみたいなぁ……と思っていたら、なんとうれしいことに、発表されたばかりの2024年式ID.4 プロ・パフォーマンスを、ドイツ・ミュンヘンで試乗するチャンスに恵まれました。試乗時間は約20分と超ショートですが、わが愛車のID.4 プロ・ローンチエディションと比較するには十分な時間です。

VOL.18
ミュンヘンで「ID.4」の2024年モデルに遭遇! [ID.4をチャージせよ!:その18]

ミュンヘンモーターショー(IAA)のメイン会場近くで、フォルクスワーゲンがメディア向けイベントを開催。そこで、2024年モデルの「ID.4」に遭遇しました。 見た目は同じ イベントスペースのパーキングに待機していたのは、“コスタアズールメタリック”のボディが爽やかな「ID.4 プロ・パフォーマンス」。日本のラインアップにはないボディカラーに目を奪われますが、エクステリアデザインはこれまでと同じで、私の愛車の「ID.4 プロ・ローンチエディション」との違いは1インチアップの21インチホイールが装着されていることくらいです。 ところが運転席に座ると、コックピットの眺めに違和感が! マイナーチェンジでもないのに、コックピットのデザインが私のID.4 プロ・ローンチエディションと大きく変わっていました。 ご存じのとおり、フォルクスワーゲンなど多くの輸入ブランドでは“イヤーモデル制”を採用していて、毎年のように細かい仕様変更を実施。エクステリアデザインは一緒でもパワートレインや装備が変わるというのはよくあること。この2024年モデルでは、インテリアのデザインまで様変わりしていたのです。 真っ先に気づいたのが、ダッシュボード中央にあるタッチパネルがリニューアルされていること。2022年モデルのID.4 プロ・ローンチエディションでは12インチのタッチパネルが搭載されていますが、この2024年モデルでは12.9インチにサイズアップが図られたのに加えて、デザインも一新され、明らかに使い勝手が向上していました。

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