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リッター200円にもう限界……給油の“枷”をぶっちぎれ!【モデルサードインパクト vol.1】


TEXT:ABT werke PHOTO:ABT werke
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「後輪駆動で腰低」という欲を捨てられない

前輪駆動を採用している「日産リーフ」(photo=日産自動車)

「ボルボEX30」は後輪駆動ベースだが、SUVスタイルである(photo=ボルボ)

先にも言ったようにガソリン代の高騰を受け、ぶつくさと文句を垂れながら給油を続けるくらいなら、「めんどくせぇ、EV買っちまえ!」と決意した。

ただ、「なんでもいいからEV」とは踏ん切れなかった。理由は単純で、小生は後輪駆動のスポーツ車を好んでいるからだ。「リーフ」は前輪駆動だ。愛車にするなら、「踏んで曲げる」という後輪駆動特有の感覚を持つクルマじゃないとイヤなのだ。

さらに言えば腰が低いクルマが良い。昨今はインバータ/ギアボックス/モーターが一体となったコンパクトな「E-アクスル」の台頭により後輪駆動のEVが増えているが、どれも“腰高”のSUVなのだ。「頭文字D」と「グランツーリスモ」で人格を形成したことで不治の“スポーツカー・シンドローム”に侵されている小生は、どうしても選択ができない。

自分が好むEVが出るまでお預けするか……。そんな時、「テスラってどうなんだろう」とふと思った。そして東京に出かけた際、ふとテスラのショールームに立ち寄ったのだ。

新宿のショールームに展示してあった旧型「テスラ・モデル3」(photo=ABT werke)

<続く>

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