試乗
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きっとロールス・ロイス「スペクター」を4ドアにしたら「i7 M70 xDrive」になる


TEXT:小川 フミオ
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ロールス・ロイスと並ぶ快適さ

はたして、前席と後席どちらにいても、乗り心地はすばらしい。今回の7シリーズは、個人的にはロールス・ロイスに比肩するような、路面のショックをほぼ感じない、快適な乗り味をもっていると思う。

M70も、ロールス・ロイスが肝煎りで開発したBEVのクーペ、「スペクター」との共通点を感じさせるような気がした。重厚だが、走りはむしろ軽快という、すばらしいエンジニアリングを、どちらのモデルも強く感じさせる。

私が乗った車両は、ボタンを押すことでドアの開閉が可能なオートマチックドアや、「エグゼクティブラウンジシート」という脚のせのオットマンが使える快適志向の装備がそなわっていた。

31.3インチのモニターが天井から展開する「リアシート・エンタテイメントエクスペリエンス」や、その装備をはじめシートポジションなど多くの機能を操作できるiPhone型の「BMWタッチコマンド」など、後席に陣取って遠出をするひとのための装備は豊富。

上記の装備は日本で使ったことはあるけれど、今回は運転席と助手席ばかりで、後席空間を楽しむ時間がなかったのが残念。i7の真価は、遠出をしてこそよりよくわかるのかもしれない。

ドライブレンジは570kmと発表されているので、じっさいはその7割ぐらいだとしても、400km近くは無充電で走れることになる。そんな旅がしたくなるモデルである。

 

BMW i7 M70 xDrive

全長:5,390mm
全幅:1,950mm
全高:1,545mm
ホイールベース:3,215mm
車両重量:2,760kg
乗車定員:5名
交流電力量消費率:212Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離:570km(WLTCモード)
フロントモーター最高出力:190kW(258ps)/8,000rpm
フロントモーター最大トルク:365Nm(37.2kgm)/0-5,000rpm
リヤモーター最高出力:360kW(489ps)/13,000rpm
リヤモーター最大トルク:650Nm(66.3kgm)/0-5,000rpm
システムトータル最高出力:485kW(659ps)
システムトータル最大トルク:1,015Nm(103.5kgm)
バッテリー総電力量:105.7kWh
モーター数:前1基、後1基
駆動方式:AWD(全輪駆動)
フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン式エアスプリング
リアサスペンション:マルチリンク式エアスプリング
フロントブレーキ:ベンチレーテッドディスク
リアブレーキ:ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ:前255/40R21、後285/35R21
最小回転半径:5.8m
荷室容量:500L
車両本体価格:2,198万円
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