コラム
share:

フェラーリ SF90 XXは公道もサーキットも走れるスペチアーレ。跳ね馬の最新PHEVを徹底解説


TEXT:小川フミオ PHOTO:Ferrari S.p.A.
TAG:

フェラーリ SF90 XX ストラダーレのコクピット

フィオラノのラップタイムを0.25秒短縮

「e(イー)マネッティーノ」と呼ばれるハンドルのスポークに備わったドライブモードセレクターも、クルマのキャラクターを大きく左右するそうだ。

「eDrive」は前輪をモーターで駆動するだけのピュアEVモード。「ハイブリッド」ではエンジンが作動するが、可能な限りバッテリーから使う。「パフォーマンス」はつねにエンジン優先。さらに「レース」がある。

じつはもうひとつ、SF90 XXでは「クオリファイング」なるモードも選択できるようになっている。こちらは最大限のパワーを引き出すモードだ。

クオリファイングモードでは、今回初搭載という「エクストラブースト」機能が使用できる。クオリファイ(スタート順位を決めるためのタイムアタック)の名のとおり、サーキットでの周回タイム短縮をめざすモードだ。

作動させるのはコーナーの出口。アクセルペダルを強く踏み込むと、一瞬トルクが増し積みされる。

フェラーリ SF90 XXのメーターディスプレイ

バッテリーがフル充電状態だと30回、エクストラブースト機能を使えるという。ブレーキングやアクセルの戻しで回生がより多く(より長く)行なえるコースだとより恩恵に浴しやすい、とエンジニアリング統括のフルジェンツィ氏は言う。

フェラーリのテストドライバーであり開発責任者であるラファエレ・デ・シモーネ氏も、記者発表の場に姿を見せ、「フィオラノ(のテストコースの周回)でコンマ25秒短縮できました」と語った。

Vol. 3へ続く

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
リーフのバッテリーパックをバラして積むって意外に大変! 初代フィアット・パンダのEV化に挑戦してみた【その5】
「58協定」未加入国のクルマを日本で売るのは難しい! なのに未加入のアメリカや中国のクルマが日本で売られるカラクリとは
20万円も高かったのに20万円安くしか売れない! EVの将来はリセールバリューの向上努力にアリ!!
more
ニュース
ついに「コルベットがEV」に!? 2種類のコンセプトカーでシボレーが未来のハイパフォーマンスカー像を描く
ホンダが2026年に発売予定の新型EVは「アシモ」も搭載! アキュラRSXプロトタイプを米国・モントレーで初披露
ファッション&アウトドア好きにも刺さるEV! ヒョンデ「インスタークロス」が先行予約開始でいまなら秋キャンプにも間に合う
more
コラム
新型日産リーフはアメリカで激安EVになる! ただし日本での価格は「安くない」可能性も!!
ホンダのEVは「Honda e」からじゃないんだぜ! かつて販売したフィットEVを覚えているか?
事故ると燃えるイメージのあるEV! 衝突安全性能はエンジン車とは違うもの?
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
【試乗】5台の輸入EVに一気乗り! エンジン車に勝るとも劣らない「個性」が爆発していた
【試乗】CR-Vに中身を乗っけただけのプロトなのにもう凄い! ホンダの次世代BEV「0シリーズ」に期待しかない
more
イベント
公道レース「フォーミュラE東京」が帰って来る! チケットを持っていなくとも無料で1日遊び尽くせる2日間
災害に備えて未来を楽しむ! 「AWAJI EV MEET 2025」の参加はまだまだ受付中
災害時にも活躍できるEVの可能性を淡路島で体験! 「AWAJI EV MEET 2025 from OUTDOOR FEELS」開催決定
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択