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フォードがドイツ・ケルンにEV専用工場を開設……2026年末までに年産200万台が目標


TEXT:TET 編集部
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新型エレクトリック・エクスプローラーを生産予定

ケルンで生産される最初の電気自動車は「エクスプローラー」であり、続いてスポーツクロスオーバーの車種が加わる見込みだ。

「ケルンEVセンターの開設は、欧州におけるクリーンな製造と電気自動車の新世代の幕開けです」と、フォード創業家出身で代表取締役会長を務めるビル・フォードは述べた。「この施設は今後、業界全体で最も効率的で環境に配慮した工場のひとつとなることでしょう。私たちの子供や孫のために、ゼロエミッションの未来に向けて働き続けることができ、感激しています」

ドイツ連邦首相のオラフ・ショルツは、「電気自動車センターは再出発を意味し、ケルンのフォード工場における同社の歴史上最大の投資となります。これはケルンにとって、ドイツの自動車産業にとって、e-モビリティにとって、そして新時代にとって、良いニュースです」と述べた。

フォードモデルeヨーロッパ総責任者のマーティン・サンダーは、ケルンEVセンターの特色をこのように述べる。「従来の自動車製造から電気自動車製造への切り替えを示す、自動車業界を代表するショーケースです。中核をなすのは、機械、車両、労働者をつなぐ先進的デジタル技術です。自己学習する機械、自律型輸送システム、ビッグデータ管理をリアルタイムで実装することにより、生産プロセスの効率を向上させ、高い品質を保証します。新しい認知・協働ロボットや拡張現実ソリューションが従業員をサポートし、効率性を高め、他の工場とデータ交換をしてリアルタイムで経験を共有することができます」

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