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東京R&D、国産初のFCEVスポーツ・モデルの開発を発表……デイリーEVヘッドライン[2023.05.25]


TEXT:福田 雅敏、ABT werke
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「人とくるまのテクノロジー展」にて設計画像を公開
来年のプロトタイプ完成に大きく期待

【THE 視点】東京アールアンドデー(R&D)は5月24日、「人とくるまのテクノロジー展 2023」にて、FCEV(燃料電池車)スポーツ・コンセプトを発表した。

公表された諸元は、全長4,320mm×全幅1,800mm×全高1,180mm。重量は1,300kg。最高出力200kW(272ps)のモーターに、最高出力80kWのFC(燃料電池)スタックを組み合わせる。

現在も開発・設計を進めており、今後は実車の製作に向けたフェーズに移るという。開発が順調に進めば、来年のこの展示会にてプロトタイプがお披露目できる見込みとのこと。

東京アールアンドデーは、2000年にホンダのエンジンを積んだ「VEMAC」という2人乗りの軽量のスポーツカーを発表し、その後少量生産・販売した。

今回の展示会には、その「VEMAC RD200」をレストアし参考出品している。あれから20年以上経ち、次世代のスポーツカーとしてFCEVを選択した。

実車のFCEVスポーツ・コンセプトが発表されれば、国内初のFCEVスポーツ・モデルとなる。実車のお披露目を期待したい。
(福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー)

★★ケータハム、「EVセブン」を発表……往年のスタイルで電動化、最高出力179kW(243ps)詳細はこちら<click>

★★BMW、新型5シリーズ・セダンのEV「i5」を本国で発表……「eDrive40」と「M60 xDrive」を用意、「M60」の最高出力は442kW(601ps)詳細はこちら<click>

★★オペル、コンパクトEV「コルサ・エレクトリック」を発表……最高出力115kW(156ps)、「ボグゾール」ブランドにも導入

★★BMW、「i7 eDrive50」の登場を予告……「i7」の新バージョンで夏に登場予定、本国で自動認証の充電システムも稼働へ

★アイシン、EV用超効率モーターを開発……従来の電磁鋼板モーターと比較してロスを半減、3%の電費向上が可能

★モリタホールディングス、EVのゴミ収集車を発表……「三菱ふそう eキャンター」ベース、2023年度中に販売予定

★ユアスタンド、遠隔制御可能なEV用充電システムを開発……電力逼迫時に出力調整、充電器はウォールボックスの「パルサー・プラス」(最高出力8kW)

★ユアスタンド、「テスラ・モデル3」対応の充電器をニッパツパーキングシステムズの機械式駐車場に導入…… 専用アプリにて分単位の決済が可能

★スウェーデンのボートメーカーのカンデラ、水中翼船「C-8」ポールスター・エディションに「ポールスター2」のバッテリー・充電システムを搭載

★TDK、EV用ワイヤレス給電システムを「人とくるまのテクノロジー展」に出展……センターコンソールなどに搭載可能な薄さ0.76mmの無線給電用コイル

★ボルボ、新型EV「EX30」のCO2削減量が「XC40」より25%削減と公表……これまでの全モデルの中で最小排出量

※ 「人とくるまのテクノロジー展 2023 」……パシフィコ横浜(YOKOHAMA横浜市西区)にて5月24日(水)〜26日(金)に開催

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