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バイクのEV化に対する海外と日本の温度差、欧州のショーで年々敷地面積を拡大するEVバイク[EICMA(ミラノモーターサイクルショー)レポート:その4]


TEXT:小川 勤
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聞いたことのないメーカーは中国やアメリカのベンチャー系が大半

それにしてもEICMAには本当にたくさんの電動モビリティが展示してあった。やはり欧州ではこうしてEVに目を向けているというアピールはとても大切なのだ。ここではEICMAで見たEVバイクたちをお届けしよう。メーカー名の後にEVをつけて検索すると各メーカーのWEBにたどり着けるので、興味のある方はチェックしてみてはいかがだろう。

2022年までMotoEのサプライヤーを務めたイタリアのエネルジカ。アドベンチャーや白バイも展示していた。

https://energica-moto.com/

キックボードやキッズバイク、さらには本格的なバイクまで様々なラインナップも持っていたイタリアのベロシフェロ。webサイトも頑張って作り込んでいる。

https://www.velocifero.eu/

中国のLUQIは様々なスクーターを展示していた。すでに世界160ヵ国に輸出しているとのこと。

https://www.luqichina.com/

トライアンフがイギリス政府と開発を進めてきたTE1。市販化される日は来るのだろうか。

EICMA2022でいちばん完成度の高かったEVバイクは、ドゥカティのMotoEレーサー。ドゥカティは2023年からMotoEサプライヤーになっている。開幕は5月14日のフランスGPだ。その動向は別の機会にお届けできればと思う。

バイク以外にもデザイン的にはかなり新しさを感じさせるステーター(アメリカ)の電動キックボード。時速30マイル(48km/h)以上が可能とのこと。本国の動画では元気よく走っているシーンも見られる。

https://stator.com/

昔はバイクを生産していたイタリアのモトパリラ。こちらのブースではEV自転車を多数展示していた。自転車というにはかなりゴツく、バイクと自転車の中間的なモビリティの印象だ。

https://www.motoparilla.it/ebike/

それにしてもガソリンエンジンに親しんだ我々ライダーは、このEV化の流れをどのように受け入れていくのだろう。その答えは出ないし、想像もつかない。

ただ、今の若い世代はエンジン形式や排気量にそれほどこだわりを持っておらず、いずれエンジンとEVの垣根も消えるような気がしている。それにはやはりカタチやカーボンニュートラル化へのアピールだけではない、もっと趣味性の高いEVバイクが必要なのだと思う。

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