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国土交通省、道路上のEV充電器設置に関するガイドラインを公表……デイリーEVヘッドライン[2023.05.15]


TEXT:福田 雅敏、ABT werke
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道路へのEV用充電器設置の基準を明記
充電器設置の加速につながるか

【THE 視点】国土交通省道路局は5月12日、「電気自動車等用充電機器の道路上での設置に関するガイドライン」を公表した。

道路上に急速充電機器が設置される場合に、道路管理者が道路占用許可申請等の審査の参考とするために策定した。

本ガイドラインでは、電気自動車等用充電機器(充電機器)の道路区域内での設置のうち、一般交通に対する影響に留意が必要な車道に近接した場所に充電機器を設置する場合において、道路占用許可申請等を審査する際の参考とする事項などが明記されている。

設置にあたっては、自動車・自転車・歩行者等の安全かつ円滑な交通を確保することを前提とし、道路上の長時間の駐停車を避けるために急速充電機器を対象としている。

これまでも、横浜市などでは公道に急速充電器を設置して実証試験を行ってきたが、期間が限定されていた。今回のガイドラインの公表により、今後公道での急速充電器の設置が加速すると思われる。

海外では、既に公道のスペースを活用して、EV用充電器の設置が進んでいる国もある。ようやく日本も追いついた形だ。
(福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー)

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