#国土交通省
TEXT:福田 雅敏、ABT werke
国土交通省、道路上のEV充電器設置に関するガイドラインを公表……デイリーEVヘッドライン[2023.05.15]

道路へのEV用充電器設置の基準を明記 充電器設置の加速につながるか 【THE 視点】国土交通省道路局は5月12日、「電気自動車等用充電機器の道路上での設置に関するガイドライン」を公表した。 道路上に急速充電機器が設置される場合に、道路管理者が道路占用許可申請等の審査の参考とするために策定した。 本ガイドラインでは、電気自動車等用充電機器(充電機器)の道路区域内での設置のうち、一般交通に対する影響に留意が必要な車道に近接した場所に充電機器を設置する場合において、道路占用許可申請等を審査する際の参考とする事項などが明記されている。 設置にあたっては、自動車・自転車・歩行者等の安全かつ円滑な交通を確保することを前提とし、道路上の長時間の駐停車を避けるために急速充電機器を対象としている。 これまでも、横浜市などでは公道に急速充電器を設置して実証試験を行ってきたが、期間が限定されていた。今回のガイドラインの公表により、今後公道での急速充電器の設置が加速すると思われる。 海外では、既に公道のスペースを活用して、EV用充電器の設置が進んでいる国もある。ようやく日本も追いついた形だ。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★テスラ、「モデルS」「モデルX」を受注再開……2023年8月末に納車予定[詳細はこちら<click>] ★★ホンダ、SUVの新型EV「e:Ny1」を発表……2023年秋に欧州で発売[詳細はこちら<click>] ★★クプラ、新型EV「ラヴァル」を発表……都市型のコンパクトSUV、2025年から生産開始 ★日産、EV戦略のシニアディレクターを任命……女性のトリシャ・ユング氏が就任、インフィニティUSAのモデルライン・プライシング&インセンティブのディレクターを経験 ★BMW、「i7 M70 xDrive」がスクリーンデビュー……短編映画「The Calm」の劇中でアクションを披露、「第76回 カンヌ映画祭」で公開 ★経済産業省、レベル4の自動運転を国内初認可……福井県永平寺町にて実証実験、ヤマハの電動カートをベースに電磁誘導方式を採用 ★飛鳥交通、EVタクシーを180台導入……東京都多摩地区・神奈川地区・埼玉地区に配備、災害時には電源供給も視野 ★ボルボ、「EX90」の生産開始時期を調整……2024年上半期開始の予定 ★メルセデス・ベンツ、ドイツ・フランクフルトの清掃業者にEVトラックの収集車「eエコニック」を引き渡し……8台の契約中6台を納入、最大容量112kWhのバッテリーを3つ搭載 ★メルセデス・ベンツ、ドイツ・ボンの物流業者にEVトラック「eアクトロス」を納入……水冷のモーターを2基搭載、最高出力は400kW(544ps) ★メルセデス・ベンツ、ドイツ・ブレーメンの交通機関とEVの連接バス「eシターロ」を35台を納入契約……バッテリーの総容量は686kWh[詳細はこちら<click>] ★ホンハイ・テクノロジーズ、インフィニオン・テクノロジーズとEV開発で協業……台湾に開発センターを設立、炭化ケイ素(SiC)などの開発を加速 ★双日、ノルウェーのEVマルチ・ブランド・ディストリビューターへ出資参画……「ポンゴAS」の株式49%を取得 ★鉄道メーカーの総合車両製作所、EVの車両輸送用牽引車を2台導入……経年50年のディーゼル機関車を置き換え、新造列車出荷に使用

TAG: #THE視点 #充電インフラ #国土交通省
TEXT:福田 雅敏、ABT werke
EVカートを使用したレベル4の自動運転を認可……デイリーEVヘッドライン[2023.04.04]

国土交通省が国内で初めてレベル4を認可 2kmの区間を12km/hで走行 【THE 視点】国土交通省中部運輸局は、全国で初めて運転者を必要としない自動運転車(レベル4)を認可したと発表した。福井県永平寺町で移動サービスとして運行する車両について、道路運送車両法に基づき3月30日付けで全国初の認可となった。 この自動運転車両は運転者を必要としないが、走行エリアは限定される。自動運転を継続することが困難な状況(故障や天候の急変等)が生じた場合に安全に停止することが可能だ。 今回認可された車両は、ヤマハ発動機製の電動カートを国立研究開発法人産業技術総合研究所が改造し、自動運転機能を追加したもの。道路に敷設した電磁誘導線上を追従しながら12km/hで走行するが、限定領域内ということで今回の運行区間は約2kmにとどまる。 今後国内では、走行エリアが限定された自動運転シャトルバスなどが走り出す見通し。レベル4での運行状況を見ながら安全性を確認し、やがては場所・条件を問わずに、いつでもどこでも自動運転が可能でハンドルのない水準のレベル5「完全運転自動化」を目指すものと思われる。 海外では自動運転レベル4の車両が既に走っている国もあるので、ようやく日本もそれに追いついた感じだ。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★ヒョンデ、高性能EV「アイオニック5 N」の極寒テストを実施……ー30℃の北極でテスト、2023年7月デビュー予定[詳細はこちら<click>] ★★エネチェンジ、ルートインホテルにEV充電器を導入および更新……全国214店舗に最高出力6kWタイプの普通充電器「EV充電エネチェンジ」を設置 ★京急バス、小型電気バスを上大岡山地区(上大岡駅~大岡交番前・笹堀・岡村梅林入口・泉谷公園~岡村・泉谷循環)で運行……「BYD J6」を使用、六価クロム対策済み ★ウィル、成田空港第1・2ターミナル内で自動運転サービスを開始……1人乗りの電動パーソナルモビリティで計4台を稼働 ★日産、EVコンセプトモデル「マックスアウト」を中国で公開……「上海モーターショー2023」に出展[詳細はこちら<click>] ★トヨタとCJPT、タイでカーボンニュートラルを推進……タイのCharoen Pokphand Groupと基本合意しEVなどを提供へ ★GCストーリー、ソーラーカーポートの導入を法人向けに無償サポート……「ソーラーカーポートPPAモデル」を開始、EV用充電コンセントやV2Hの設置も相談可能

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