ニュース
share:

BMWグループ 年次総会を開催 新型5シリーズに電気自動車仕様「i5」を導入


TEXT:岩尾 信哉
TAG:

世界規模の生産体制となる「ノイエ・クラッセ」

BMWが「ノイエ・クラッセ」と呼ぶ、電動化に対応した新世代プラットフォームについては、2年以内に詳細を明らかにするとしたうえで、少なくとも6モデルを発表する予定だ。

なお、今年9月にミュンヘンで開催される「IAAモビリティ2023」において、BMWグループは「ノイエ・クラッセ」について、新たな詳細を発表するとしている。

具体的には、新型SUVに加え、BMWは「現在の3シリーズのカテゴリーに属する」と表現するモデルの生産をスタートする。2025年第2四半期には、「ノイエ・クラッセ」専用に設立されるデブレツェン新工場(ハンガリー)での生産体制を整える。さらに2026年に主要工場であるドイツ・ミュンヘン工場での生産を開始するなど、世界的な生産ネットワークを構築するとしている。

 

最後に加えておくと、BMWグループは「iX5 Hydrogen」を公開するなど、水素を利用したFCEV(燃料電池車両)の開発も進めている。2020年代後半には駆動システムに占める水素燃料電池の割合が増加すると予想。持続可能な個々のモビリティのオプションとして、FCEVの技術開発を一貫して推進しており、市場の需要と条件次第では、2020年代後半に量産車製造の可能性もあると見ている。

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
BEV大国の中国で販売が失速! ここ数年でPHEVのシェアが伸びていた
中国市場でファーウェイのEVが爆発的人気! ライバルを凌ぐ激安っぷりと超豪華内装のAITO M9とは
more
ニュース
イケイケのBYDの次なる一手は認定中古車市場への進出! 「BYD CERTIFIED」開始でEV購入のハードルがダダ下がり
ホンダの「H」マークが様変わり! 新たなEVシリーズを2024年末以降に発売予定
小型化・充電時間短縮・コスト削減を可能にする! 日産が建設中の全固体電池パイロット生産ラインを公開
more
コラム
イケイケだったテスラに何があった? イーロンマスクが1.5万人規模のリストラを発表!
固体電池を早くも実用化! 中国のEVセダンは競争激化で「価格も航続距離も性能も」驚異的な世界に突入していた
日産が発表した中期経営戦略! 2026年に100万台の販売増加を打ち出した「The Arc」に立ちはだかるハードル
more
インタビュー
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
災害に強いクルマは「PHEV+SUV+4WD」! 特務機関NERVがアウトランダーPHEVを選ぶ当然の理由
more
試乗
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
誰もが感じる「ポルシェに乗っている」という感覚! ポルシェはBEVでもやっぱりスポーツカーだった
佐川急便とASFが共同開発した軽商用EV「ASF2.0」に乗った! 走りは要改善も将来性を感じる中身
more
イベント
中国市場のニーズに合わせて開発! 日産が北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカーを出展
レース前に特別に潜入! フォーミュラEに参戦する日産チームのテント内は驚きと発見が詰まっていた
日産がフォーミュラE「Tokyo E-Prix」開催前スペシャルイベントを開催! 六本木ヒルズアリーナに1夜限りのサーキットが出現
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択