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ダッジ初のEVピックアップ「ラム1500REV」発表……デイリーEVヘッドライン[2023.02.13]


TEXT:TET 編集部
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正式画像初公開、2024年市販化を目指す

【THE 視点】ステランティスは2月9日、「ラム1500レボリューションBEVコンセプト」の市販名を「ラム1500REV」に決定したと発表した。

同車は今年1月に開催した「CES 2023」で初公開されたもの。発表当初はコンセプトモデル扱いだったが、この度正式に車名を発表し2024年の北米市販化に向かう。生産は来年開始し、実車は今後数月以内に公開するという。

「ラム1500レボリューションEVコンセプト」時点での車両の詳細は、ステランティスが持つ4つの電動プラットフォームのうちの「STLAフレーム」をベースとし、駆動方式は前後にそれぞれモーターを含むモジュールを配置した4WDを採用。目標航続距離は800kmで、充電はDC800Vで最高出力350kWの急速充電に対応し、約10分で航続距離160km分の電力を充電できるという。その他詳細は、本原稿執筆後の現地時間12日中に発表するとしているが、コンセプトモデルのスペックで開発されていると考えられる。

ラムトラックは、アメリカで最も受賞歴のあるピックアップトラックなだけにEVも期待できる。先日の「THE 視点」でも触れたが、アメリカでピックアップは、地域によっては一家に1台あることもある。そのため市場も大きく魅力的なモデルであり続けることが重要。

日本でもトヨタのピックアップ「ハイラックス」がヒットしているというが、競合車がないという事実もある。ピックアップの選択肢が少ない日本に、是非「ラム1500REV」を導入してほしいものである。
(福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー)

★★ダッジ、マッスルEV「チャージャー・デイトナSRTコンセプト」を3月20日開催のイベント「ラスト・コール」(米ラスベガス)に出展

★★ボルグワーナー、独大手自動車メーカーに高電圧バッテリー冷却システムを提供……円筒型バッテリーセル間にアルミプレートを挟み込んだシステム

★ロールス・ロイス、ブランド初のEV「スペクター」のテストが終盤へ……全行程250万km中200万kmを終了、現在は南アフリカにて高温テストを実行中詳細はこちら<click>

★ステランティス、「ジープ・アベンジャー」の生産をポーランドのティヒ工場で開始詳細はこちら<click>

★フォーミュラE第4戦ハイデラバード(インド)、サッシャ・フェネストラズ選手(日産)がクラッシュに巻き込まれ表彰台を逃すも12位完走……フェネストラズ選手は4番手スタート、優勝はジャン・エリック・ヴェルニュ選手(DSペンスキー)

★関東電化工業、メキシケム社に「六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)」(リチウムイオン二次電池電解液の原料)の製造技術をライセンス供与

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