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ジャガーのEVが新車時の3分の1から5分の1で手に入る! 中古で激安の「I-PACE」は買いなのか?


TEXT:山本晋也 PHOTO:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
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新車価格1000万円超でも中古車価格は300万円前後で流通

しかしながら、I-PACEは、すでに終売しています。いま手に入れるには中古車を探すことになります。そして、ここからが本題。I-PACEの中古車相場は非常にこなれているのです。なにしろ新車価格は1000万円以上、最終モデルでは1600万円を超えていたI-PACEが、中古市場では走行5万km前後・300万円以下で流通しています。300万円で400馬力のジャガーEVが手に入るのならば“買い”じゃないか!  と感じる人もいるでしょう。

ジャガーI-PACEの走行シーン

筆者の個人的な印象をいえば、リヤをバッサリと切り落とした塊感のあるシルエットは、どこかアルファロメオSZを思わせるような色気があると好印象です。そこに、クーペ的なルーフラインや、ジャガーらしいフロントマスクを組み合わせたスタイリングは、古びていないと思いますし、前述したようにロングホイールベースのシルエットは、いかにもEVらしいものです。

そうはいっても、EVの技術が日進月歩であることを考えると、300万円のEVとして、あえてI-PACEを選ぶ必然性はないであろうとも思います。割安なEVとして評価するのは微妙だと感じるからです。同じ300万円の予算ならば、日産アリアの初期型(B6)といった選択肢もありますし、テスラ・モデル3であれば、もっと安価です。いずれも、I-PACEより流通している台数はケタ違いに多く、見つけやすくなっています。

日産アリアのフロントスタイリング

ただし、2020年以前のEVでありながらI-PACEの普通充電が6kW対応であることは評価できるポイントでしょう。

値落ち幅からすると、ジャガーI-PACEにお買い得感はありますが、300万円での中古EV選びとしてはド真んなかとはいえません。もちろん、ジャガーというブランドやI-PACEのスタイリング、そして300万円前後でプレミアムEVが手に入ることに魅力を感じるのであれば、そんなことは気にせず、手を出してほしいとは思います。

ジャガーI-PACEの走行シーン

もっとも、新車価格が高いクルマというのは、メンテナンスコストも高い傾向にありますから、その点はご注意を!

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