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ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 設置とサポートを行う「パルコミュニケーションズ」に魅力を聞いた【後編】


TEXT:篠原知存 PHOTO:篠原知存
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MSIの普通充電器を実際に試して魅力を実感

日本市場に本格参入したエムエスアイコンピュータージャパン株式会社(MSI)とタッグを組んで、設置からサポートまでを担うのが電気設備のスペシャリスト、株式会社パルコミュニケーションズ(本社・新潟市)です。今回は、新潟営業所長の石澤卓さんに、プロの目で見てMSIの充電器は「ぶっちゃけどうなのか?」を聞いてきました。

パルコミュニケーションズは1996年に創業。ケーブルテレビの工事や電波障害解消業務から事業を拡大して、太陽光発電所の建設や運営、大容量蓄電池の販売なども含めて、電気通信の関連事業を幅広く展開しています。

パルコミュニケーションズ新潟営業所長の石澤卓さん

「ここ数年、EV市場が活性化してきたので、EV用充電器の設置工事などにも力を入れています。もともと電気工事が専門で、太陽光もやっていましたし、EV関連事業にもすんなり取り組むことができました。住宅用の200Vコンセントから経路充電用の急速充電器まで幅広く手掛けています」

「懐疑的でした(笑)」から始まった信頼

じつは石澤さんはクルマ業界出身。その後、電気工事のプロとして数々の充電設備を手がけてきました。EVについても充電器についても知り尽くしているスペシャリストといっていいでしょう。

「ディーラーさん、メーカーさんを含めて、EV用充電器のご用命をいただいくことは多いですね」

そんな石澤さんと、EV用普通充電器「EVシリーズ」をひっさげて日本市場に乗り込んできたMSIとの出会いは、2025年秋の展示会『スマートエネルギーWeek(千葉)』だったそうです。

「弊社の代表(五十嵐修社長)がひと目見て気に入ったのがきっかけです。これまでにも、普通充電器はかなりの数を取り扱ってきましたが、必ず自分たちで実際に試してから、お客さまにお勧めするようにしてきました。同じようにMSIの充電器も会社に設置して使ってみることにしたんです」

石澤さん、最初は「少し懐疑的だった」と笑って振り返ります。

「申し訳ないのですが、正直、充電業界では聞いたことがないメーカーでしたし……。でも、自分たちで使ってみたら『なるほど、これはいい!』と実感できましたね。これは売っていきたい、と思える商品でした」

「ありそうでなかった」が詰まっている

石澤さんが最初に気に入ったのは、充電状況が確認できるディスプレイとRFID認証だったそうです。

「いままでの普通充電器にはありそうでなかった機能なんです。法人や自治体では、フリートの充電をしっかり制御・管理する必要があります。また、一般のお客さまにも、安全や防犯のことを考えてほしいという人はいらっしゃいます。新潟だと戸建て住宅に施工することが多くなりますが、実際に提案してみると、認証カードがほしいというニーズは意外にあるんです」

「自分専用」で充電器を使える

RFIDと聞くと、まず課金を思い浮かべますが、それだけでなく「自分専用」「家族専用」であることの安心感も、ユーザーとしては魅力になるようです。それに、黒を基調にしたデザインも、MSIの充電器を選んだEVユーザーがよく口にする「気に入った理由」のひとつなのだとか。

「黒一色のスタイルがカッコいいといってくださるお客さまは多いですよ。見た目というのは意外に大きな魅力になりますね」

いわれてみればたしかに。EVライフは充電もまた楽しみのひとつ。毎日手にするガジェットであるなら、気に入ったデザインであってほしいですよね。ガレージであなたを待っている「黒いアイツ」……。いつものプロセスも、さらに楽しみになるかもしれません。

「EVシリーズ」はフロントパネルを交換してイメチェンすることも可能だそうです(追加料金が必要)。台湾の国立故宮博物院にはオリジナルモデルも設置されているのだとか。

国立故宮博物院オリジナルの充電器

「たとえば自動車メーカーさんと提携して、メーカーのロゴがついた充電器を販売するようなこともできるので、ご提案していきたいと思っています。あるいは、ファッションブランドとコラボ商品を作ったりするのもいいかもしれませんね」

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