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ジャガーのEVが新車時の3分の1から5分の1で手に入る! 中古で激安の「I-PACE」は買いなのか?


TEXT:山本晋也 PHOTO:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
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新車価格1000万超ながら中古は300万というジャガーI-PACEは買いなのか?

いまや日本でもEVの選択肢は広がっていますが、ほんの6~7年前となる2020年以前はまったく状況が違っていました。国産では三菱アイミーブと日産リーフくらいしかラインアップされていませんでしたし、いまやプレミアムEVの中心となっているドイツ系ブランドも目立っていなかったのです。

その当時、ヨーロッパ系ブランドのEVとして注目を浴びていたのがジャガーI-PACE(アイペイス)でした。なにしろ、ほかに日本で購入できる輸入EVは、テスラとメルセデス・ベンツくらいだったのですから。

ジャガーI-PACEのフロントスタイリング

ジャガーブランド初のハイパフォーマンスEVとして、本国では2018年に生まれたI-PACE。当時にして総電力量90kWhという、現代の基準でも大きなバッテリーを搭載。全長は4.7m未満ながら、ホイールベースは2990mmと非常に長かったのは、バッテリーを収めるためでもありますが、現代的なEVらしいパッケージといえるものでした。

前後に搭載されたモーターによる四輪駆動となり、モーターの合計出力は400馬力、最大トルクは約700Nm。これは現在の基準でも十分なパフォーマンスをもっていると評価できるでしょう。ただし、一充電走行距離は438km(日本仕様)でした。

ジャガーI-PACEのプラットフォーム

ちなみにスバルから発売されたばかりのトレイルシーカーは、バッテリー総電力量74.7kWhで、一充電走行距離はAWDで690km。アウディQ6 e-tronは、バッテリー総電力量100kWhで、一充電走行距離は652kmとなっています。

I-PACEの航続性能は、当時としては十分と評価されていましたが、エネルギーマネージメントに優れた最近のEVと比べると、バッテリー総電力量のわりに短めに思えます。これは仕方ないことでしょう。現在のEV“新車”市場では競争力に欠けるのは否めません。

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