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0シリーズは開発中止になってもホンダにはインサイトがある! EVのSUVで復活のインサイトってどんなクルマかライバルと比べてみた


TEXT:高橋 優 PHOTO:EV native/本田技研工業/TET編集部
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インサイトが今度はEVで復活!

ホンダがインサイトをEVとして復活させる方針を固めたことが判明しました。競合となるトヨタbZ4Xや日産リーフと比較して、どれほどのコスト競争力を実現しているのかをひと足早く分析します。

まず、ホンダはすでに「N-VAN e:」と「N-ONE e:」という2モデルのEVを国内で発売中です。他方で、ファーストカーとしても使用できるEVの需要が日本国内でも徐々に拡大しており、それらのEVは最大130万円のCEV補助金を適用できるため、2026年は更なる需要拡大が予測されています。ホンダも軽自動車以外のEVラインアップを拡充することに期待が集まっていました。

ホンダ・インサイト

そしてホンダは、インサイトの名を冠した新型EVを正式発表しました。これは中国国内のEV専用シリーズ「e:Nシリーズ」第2弾のリバッジモデルとなります。ホンダはすでにe:Nシリーズ第1弾を「e:Ny1」として欧州や東南アジアに投入しています。

今回のEVモデルとなる新型インサイトは、日本国内では3000台限定で発売する方針を表明しています。これは2027年度に国内発売がスタートするEV専用シリーズ「0(ゼロ)シリーズ」導入までの繋ぎという立ち位置でした。しかし、結局「0 SUV」の発売が中止されてしまったことで、この3000台限定という制約が維持されるのか、それとも発売中止を受けて制約を取り払うのかは不明です。一方で、「0 α」を販売する可能性はまだ残っているので、今後の発表に注目です。

Honda 0α

とはいえ、bZ4Xとリーフは月販1000台以上を軽く超えており、やはり目標販売台数が低いように感じます。

今回の新型インサイトは、3月中旬の段階でまだ車両性能がほとんど公開されていないものの、e:Nシリーズ第2弾がベースとなることからおおむね推測が可能です。まず車両サイズについては、全長4788mm、全幅1838mm、全高1570mm、ホイールベース2735mmのミッドサイズSUVセグメントに該当します。

バッテリーはCATL製68.8kWhの三元系、150kWモーターがフロントに搭載されるなど、パワートレインはe:Nシリーズ第1弾と共通化されています。航続距離はCLTC基準で545km、急速充電性能は最大78kWに対応する見込みです。

肝心の価格設定は、複数メディアが取材を元に「500万円から600万円の間」と説明していることから、おおむね550万円前後になるのではないかと推測できそうです。

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